ポルノグラファー/インディゴの気分/續・ポルノグラファー プレイバックのネタバレ解説・考察まとめ

『ポルノグラファー』『インディゴの気分』『續・ポルノグラファー プレイバック』とは、丸木戸マキによるボーイズラブ漫画、およびそれを原作としたメディアミックス作品群。シリーズを通して少ない話数で構成されているが、余韻に重きを置いた繊細で耽美な世界が多くの支持を集める。それぞれの作品が実写ドラマ化・実写映画化され、原作コミックと実写版双方に熱烈なファンを産み出した。初心な男子大学生と官能小説家の純愛を通し、作家としての創造性と挫折を表現した物語としても非常に高い評価を獲得している。

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木島理生「君って実は、スゴくまともな奴なんだよな。だから僕みたいに、好き勝手生きているアホウを見ると、時々羨ましく見えてるのかもしれないけど、まともってつまり、周りの人間に優しい、ってことさ」

蒲生田の葬儀で、「自分と一緒にいると苦しいんだろう」と尋ねてきた城戸に対し、木島は「君って実は、スゴくまともな奴なんだよな。だから僕みたいに、好き勝手生きているアホウを見ると、時々羨ましく見えてるのかもしれないけど、まともってつまり、周りの人間に優しい、ってことさ」という言葉を投げかけた。
急な思い付きや不誠実な行いで木島を振り回し、失望もさせた城戸。しかし、木島はしっかりと彼の本質を見抜き、その上で想いを寄せていたことを告げている。

『續・ポルノグラファー プレイバック』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

明実春子「タフになるのよ、大切な人がいるのなら。」

自信のなさゆえに、「久住にはもっと相応しい人がいる」「自分は特定の人と関係性を築くことができない」という趣旨の発言をした木島に対して、春子は自身の過去の恋愛について語り、「タフになるのよ、大切な人がいるのなら。」という言葉を投げかけた。
経験に裏打ちされた春子の言葉は木島の胸を打ち、彼は勇気を振り絞って久住を追う選択をすることになる。

『ポルノグラファー』『インディゴの気分』『續・ポルノグラファー プレイバック』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

実在の小説家を土台にして作られた木島理生の人物像

原作『ポルノグラファー』の作者である丸木戸マキは、インタビューで、主人公の木島理生 の人物像について「実在の小説家のイメージが一部ベースになっている」と明かしている。
具体的な人物名を出しているわけではないものの、丸木戸はその作家の「少し陰のある人物像の文学系の小説家」「人付き合いが不器用」「自己評価が低い」といったイメージを参考にしたと述べている。
また、木島の持つ設定である、「売れない文学志向の作家」「生活のために官能小説を書く」という構図は、昭和から平成にかけての日本文学界に多く存在した、純文学志向なのに生活のために大衆小説を書く作家像を参考にしているという説も上がっている。

『ポルノグラファー』の主題歌・挿入歌

主題歌:鬼塚ちひろ「Twilight Dreams」

シンガーソングライターの鬼束ちひろが15年ぶりにドラマ主題歌を担当。物語のほろ苦い叙情を引き立てる楽曲となっている。

『ポルノグラファー~インディゴの気分~』の主題歌・挿入歌

主題歌:鬼束ちひろ「End of the world」

前作『ポルノグラファー』に引き続き、鬼束ちひろが主題歌を続投。本作のために書き下ろされ、ドラマの世界とリンクした美しい世界観の楽曲として話題となった。

『續・ポルノグラファー プレイバック』の主題歌・挿入歌

主題歌:鬼束ちひろ「スロウダンス」

ドラマ版同様、鬼束ちひろが主題歌を担当。本作のために書き下ろした楽曲で、愛する人を不器用かつ一途に愛する心情を美しく綴っている。

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