太陽の黙示録(かわぐちかいじ)のネタバレ解説・考察まとめ

『太陽の黙示録』とは2002年よりかわぐちかいじが『ビッグコミック』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。西暦2002年の8月、マグニチュード8.8の大地震が日本を襲う。大地は東西に分裂し壊滅的な打撃を受けた日本は、やむなくアメリカと中国の南北分断統治を受け入れる。それから15年後、南北に分裂した日本は、それぞれの国の下で復興をしていた。だが、アメリカと中国の影響力が強く、かつての日本は失われてしまう。その中で日本人は様々な問題に苦悩しながらも、日本再興の為に力を尽くしていく。

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CV:竹田雅則
張の幼い頃からの弟分の男性。かつて張と共に慕っていた女性を日本人に殺され、日本人に対して強い復讐心を抱く。

六海幇の支持により、報酬目当てに日本人の母子を殺害した。犯行後、舷一郎と張に説得されて改心し、自首する。その後、日本人避難民の大行進にも参加した。

楊(ヤン)

CV:大塚明夫
六海幇幹部の男性で、通称「人切り楊」と呼ばれている。張の兄貴分であるものの、その非道なやり方に反感を抱かれており、次第に対立していった。

台湾反日派政治家の意向により、日本人避難民排斥を企てる。そして京明に日本人の母子殺しを実行させた。その事を知った張と死闘を繰り広げた末に追い詰められるが見逃され、彼の心意気に押されて降参する。

黄(ファン)

CV:島香裕
台湾マフィア「六海幇」会長を務める男性。

台北を中心とした組織を牛耳り、裏で反日派政治家と繋がりを持つ。彼等の意向により日本人母子の殺人教唆や日本人避難民排斥運動を先導した。

日本人避難民キャンプ

尾津(おづ)

CV:佐々木梅治
在台湾日本人キャンプの避難民グループのリーダーを務める男性。台湾人から迫害を受けながらも、台湾社会との融和の為に奔走する人格者である。舷一郎達と共に、対立していた黒藤のテロを止めようするが、射殺された。

美代(みよ)

台湾避難民グループの日本人女性。息子の勇介と共に買い物に出かけた際、日本人である事を理由に迫害を受ける。しかしその場に居合わせた舷一郎の取りなしにより、白菜を買う事が出来た。その夜、六海幇の依頼を受けた京明によって母子共々殺害されてしまう。

この事がきっかけとなり、避難民グループ内で暴動が起きかけ、武力放棄の遠因となった。

勇介(ゆうすけ)

美代の息子であり、幼い子供。母共々、京明に殺された。

黒藤(くろふじ)

CV:咲野俊介
在台湾日本人過激派グループを率いる男性。被災して台湾日本人避難民キャンプで生活していたが、武力によって日本を取り戻し、南北統一を企てる。台湾社会との融和を図ろうとする尾津達避難民キャンプの面々とは対立した。台湾の反日派グループと利害関係が一致し、裏で密かに手を組む。そして台湾のテレビ局を占領しようとするものの、国防軍の特殊部隊と戦闘になり、仲間と共に戦死した。だが死の直前、舷一郎に反日派グループと接触した証拠を渡す。この証拠が決め手となり、後に反日派グループは壊滅する事となった。

かつてジャーナリストとして中東紛争地域で取材を行う。そこでパレスチナ難民を目の当たりにし、祖国を失う事の悲惨さを知る。震災後、日本人避難民がパレスチナ難民と同じ境遇である事を悟り、武力蜂起を決意する。

田中(たなか)

黒藤率いる過激派グループの一員。だがその正体は尾津達避難民グループの1人であり、スパイとして潜入していた。黒藤のアジトや動向を尾津に報告していたが、黒藤に正体を見破られて殺害される。それでも生前に、黒藤達の攻撃目標を舷一郎達へ伝えた。

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