ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss（ときメモGS2）のネタバレ解説・考察まとめ

アルバイト先の花屋で出会うのは、羽ヶ崎学園のOBである真咲元春（まさき もとはる）である。彼は主人公とは入れ違いで卒業しており、高校生活は重なっていない。アルバイト先での仕事の話や高校生活について語り合う中で、二人は徐々に仲を深めていく。
真咲はどこか高校生活に未練があるようであり、主人公に対して高校生活を満喫して、良い思い出をたくさん作ったほうが良いとアドバイスをする。主人公の高校生活を見守る中で、二人の間にはお互いに好意を抱いているかのような雰囲気が生まれるが、それを言葉にすることはできない。
真咲は自分の気持ちに蓋をしようとし、主人公には王子様のような存在が現れるかもしれないと突き放すようなことを告げる。しかし、気持ちを抑えきることはできず、主人公の高校卒業を待って、ついに自分の想いをストレートに伝える。こうして二人は両思いとなる。

赤城一雪ルート

赤城一雪（あかぎ かずゆき）は『ときめきメモリアル Girl’s Side 2nd Kiss』に登場する隠しキャラクターで、主人公と同級生である。
同じ市内にあるはばたき学園に通い、生徒会に所属している。物静かで頭が良さそうな印象を持つが、どこか近寄りがたい雰囲気をまとっている。
赤城とは、主人公が2年生のある雨の日、偶然雨宿りをした場所で出会うことから始まる。その後、街や学校で何度か顔を合わせるものの、自己紹介をする機会や連絡先を交換するきっかけはなかなか訪れない。それでも偶然の再会を重ねるうちに、自然と言葉を交わすようになり、少しずつ距離を縮めていく。
ある日、赤城からコンサートへの誘いを受け、主人公は初めて一緒に出かけることに心が湧き立つ。会場ではトラブルも発生するが赤城のクラスメイトとも偶然出会い、彼が「ユキ」と呼ばれていることを知る。その親しげな呼び方に主人公は小さな嫉妬と戸惑いを覚える。
それでも、ふたりは時間を重ねるごとに言葉にはしない想いを育み、互いの距離を縮めていく。
そして卒業式の日、ほかのキャラクターとは異なり、バスを間違えた先にあった絵本に出てきそうでステンドグラスが素敵な教会で再会し静かな空間の中で互いの想いをまっすぐに確かめ合う。
その後、ふたりは同じ一流大学に進学し、新しい未来を共に歩み始める。

真嶋太郎ルート

真嶋太郎（まじま たろう）は1年目の卒業式で出会う先輩。人当たりが良く物腰が柔らかで、一部の女子生徒から絶大な人気を誇っている。初対面でも歯が浮くようなセリフを平然と口にし、恋人を作ってはすぐに別れることを繰り返している。
主人公は真嶋に一目惚れし、仲良くなろうと近づくが、常に他の女性の影が見え隠れするうえ、真嶋自身も遊びでしか恋愛をしないため、主人公は歯がゆい思いをすることになる。
しかし、真嶋は本気で好きになった相手に離れられることを恐れ、恋愛をゲームのように扱うことで自分を守っていた。主人公もまた、そのような態度で相手にされているかどうかも分からない状態が続くが、真嶋が高校を卒業した後も関わりを持ち続け、思いを伝え続ける。
真嶋は徐々に自身の弱さと向き合い、主人公への好意を自覚するに至る。そして、周りの女性関係を整理し、ようやく主人公に対する本当の気持ちを示す。両思いとなった主人公は、真嶋と同じ大学へ進学し、キャンパスライフを共に過ごすことになる。

古森拓ルート

古森拓（こもり たく）は高校生活の途中で、主人公のクラスに転校してくる同級生である。無口で無表情なおとなしい性格で、あまり登校せず主人公が毎朝迎えに行き帰りにプリント類を届けるようになる。
自分に自信のない古森に寄り添うことで、次第に心を開き学校にも来るようになる。古森がクラスに馴染めるようになると、クラスメイトから遊びに誘われ主人公と一緒に帰るか迷う場面があると主人公は少しさみしい思いも感じつつ友達ができたことを喜び笑顔で送り出す。お互い気になりつつも直接言葉にしないまま卒業式を迎え、古森から告白され両思いとなる。

『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』（ときメモGS2）のゲームシステム

ゲームの概要

主人公は私立羽ヶ崎学園（通称：はね学）の生徒として3年間の高校生活を送り、卒業式の日に男性キャラクターから告白され恋を実らせることが目的である。前作のシステムやイベントを数多く引き継いでおり舞台は前作と同じはばたき市である。

私の部屋

自分の部屋は、ゲーム開始時に4つのテイストから部屋を選択することができ選択した部屋のテイストで出現する女友達が決まる。また、部屋では勉強や運動のほか女の子と遊ぶ「行動コマンド」、休日にだけ選べおでかけやデートができる「休日コマンド」、街の情報やEメールのチェックのほか服を着替えることができる「情報コマンド」をそれぞれ選んで自分の行動を決めることができる。これらの行動によって自分の能力（パラメータ）を上げることができる。

EVS機能

EVS(Emotional Voice System)は、キャラクターに名前を呼んでもらえるシステム。

おしゃれ

休日のおでかけで、ショッピングに出かけ洋服や小物を購入する事ができる。お目当ての男の子の趣味に合わせたコーディネートを心がけることで、良い印象を与えることができる。

デート

相手が喜びそうな場所を選んでデートをし、当日の会話がはずむと両思いへの可能性が高まる。

ストレス

平日、休日の行動を実行すると「ストレス」のパラメータが上がる。数値が高いまま放置すると病気になり行動することができなくなるため、「ストレス」のパラメータが高くなったら休養を取って数値を下げる必要がある。

友達のライバル宣言

ストーリーが進んでいくと女友達が「恋のライバル」になることもある。選択肢によって、誤解を解いて友情をとるか、ライバル宣言をして恋愛をとるか選ぶことができる。

ショッピング

休日にでかけて、洋服やアクセサリーを購入することができる。場所は複数ありゲームが進むにつれて新しく開店することもある。相手の好みにあわせた洋服やアクセサリーを身に着けてデートに行くことで好感度が変わってくる。