フランダースの犬（世界名作劇場）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.10.28

『フランダースの犬』とは、1975年1月5日からフジテレビ系で放送されたテレビアニメ。イギリスの作家が書いた小説が原作で、『世界名作劇場』の1作目である。両親を亡くして祖父と2人暮らししている少年のネロは、乱暴な飼い主にこき使われている老犬のパトラッシュを保護する。そしてパトラッシュや祖父、ガールフレンドのアロアと貧しくも楽しく過ごしていたネロに様々な試練が訪れるというストーリー。本作は最高視聴率30.1%を記録し、ラストシーンは後世に語り継がれる名場面となっている。

ネロが住む村の人たち

ヘルモンド

CV：中村武己

牛を飼っている農夫である。昔は村1番の力持ちで、牛の扱いに慣れている。初めはジェハンに牛乳運びを任せており、ネロたちにも優しく接していたが、生活が苦しいことを理由にセルジオと取引してネロの牛乳運びを断る。その後、ネロに放火犯の疑いがかかるようになると彼に冷たく接するようになった。

セルジオ

CV：矢田耕司

ヌレットが引っ越した後、ネロの家に引っ越してきた人物。アントワープに出店する野菜の商人で、村人に野菜を安く売ってもらう代わりに、牛乳運びを無料で行い始めた。

パトラッシュ以外の動物

クロ

ヌレットが飼っているアヒルである。甘えん坊のいたずら好きで、勝手に柵を飛び出してはヌレットの手を焼かせており、パトラッシュにもちょっかいを出していた。1度ヌレットがきつく叱った際に家出して行方不明になり、森の中でネロに発見されたが、川で溺れてしまいパトラッシュに救出された。これ以降、パトラッシュと仲良くなる。ヌレットが引っ越す際にネロに引き渡されたが、ネロの言うことは大人しく聞いていた。その後、ジョルジュがいなくなって寂しくなったポールが弟代わりに引き取ることとなった。