globe(グローブ)の徹底解説まとめ

globe(グローブ)とは、1995年8月にエイベックスからデビューした日本の3人組音楽ユニット。メンバーはサウンド面すべてを担当する小室哲哉とボーカル担当のKEIKO、ラップ担当のマーク・パンサー。デビューシングル『Feel Like dance』からヒット曲を連発し、4thシングル『DEPARTURES』が228万枚のダブルミリオンを達成。1stアルバム『globe』は出荷枚数455万枚を記録し、当時の日本記録を樹立。

『Perfume of love』

1. Perfume of love (Straight Run)
2. Perfume of love (Aromatic mix)
3. Perfume of love (TV Mix)

1998年10月7日発売の16thシングル。
BRAND NEW globe 4 SINGLES(4枚連続発売)の第4弾として発売。曲のタイトルはマークが付けた。「Perfume」は「香水」ではなく「余韻」という意味を込めて付けて、「愛の余韻」というイメージを持たせた。小室は「そういうことがわかるようになってきたかな」とマークのセンスを褒めた。
1998年10月26日付オリコンランキングで、「wanna Be A Dreammaker」(10位)「Sa Yo Na Ra」(7位)「sweet heart」(8位)「Perfume of love」(3位)がランクイン。初の4曲同時トップ10入りを達成した。しかし本曲のみ1位を逃し、最高2位となっている。

『MISS YOUR BODY』

1. MISS YOUR BODY (Studio tracks)
2. MISS YOUR BODY (Live tracks)
3. MISS YOUR BODY (Radio Edit)

1999年3月25日発売の17thシングル。アルバムの先行シングルということもあって売上を大幅に減らした。しかしそれ以外の要因として、唐突な路線変更で、Hip Hop調を取り入れたことでKEIKOのパワフルなボーカルが全く出てこず低音が多い構成となったことが挙げられている。オリコンランキングは6位。

『still growin' up』

1. still growin' up (Single Edit)
2. MISS YOUR BODY (tan line mix)
3. still growin' up (Just Backtracks)

1999年9月8日発売の18thシングル。ダブルミリオンとなった5thアルバム兼1stベストアルバム『CRUISE RECORD 1995-2000』の先行シングルであり、R&Bに寄せ過ぎて暗かった前作と比べると、ポップで明るく耳に残る。カップリングには前シングル『MISS YOUR BODY』のリミックスが収録されている。オリコンランキングは4位。

『biting her nails』

1. biting her nails
2. SHOCK INSIDE MY BRAIN (ten pound mix)
3. biting her nails (down to the bone mix)
4. biting her nails (instrumental)

1999年12月15日発売の19thシングル。ベストアルバムからのシングルカット。ベストアルバムが売れていたのとシングルカットということで売上は低迷した。しかもバージョンはアルバム収録のものと同じである。サウンドはR&Bテイスト漂うものだが「MISS YOUR BODY」とは全く違う路線。デビュー以来、シングルはオリコンランキング10位以内にランクインしていたが、本曲は初めて10位を下回る結果となった。オリコンランキングは13位。

『Throwin'down in the double 0 / globe featuring TK』

1. Throwin'down in the double 0 (lunar mix)
2. Throwin'down in the double 0 (Lethal dose remix)
3. Throwin'down in the double 0 (construction mix)

2000年3月29日発売で小室哲哉がglobe featuring TK名義で発表したシングル。globeのソロプロジェクトで小室哲哉による曲であり、ボーカルが入らないインストゥルメンタル作品となっている。後のトランス路線にも繋がるような展開の激しいリズムを重視した曲調。オリコンランキングは10位。

『THE MAIN LORD / globe featuring MARC』

1. THE MAIN LORD (original mix)
2. THE MAIN LORD (fatbeat remix)
3. THE MAIN LORD (Dave Ford mix)

2000年3月29日発売でマーク・パンサーがglobe featuring MARC名義で発表したシングル。globeのソロプロジェクトでマーク自身が作詞を担当している。globeではラップを担当しているのでHip Hop調になるかと思いきやプログレッシブ・ロックのようなロックさが入っていて、後のトランス路線を示したような曲。オリコンランキングは15位。

『on the way to YOU / globe featuring KEIKO』

1. on the way to YOU (original mix)
2. on the way to YOU (acoustic mix)
3. on the way to YOU (instrumental)

2000年3月29日発売でKEIKOがglobe featuring KEIKO名義で発表したシングル。globeのソロプロジェクトでKEIKO自身が作詞を担当している。タイトルは「on the way to YOU」だが歌詞にはそれは登場せず、「I'm on the way to myself」 という歌詞で、目的地が大きく異なっている。「今は、本当の自分にたどり着くまでの途上。母性で包み込みたい『あなた』に向かうことが、すなわち『自分自身』に向かっていくと言いたい」というKEIKOの意図が反映されている。オリコンランキングは5位。

『とにかく無性に…』

1. とにかく無性に… (Straight Run)
2. とにかく無性に… (TK remix)
3. とにかく無性に… (Web addict remix)
4. とにかく無性に… (Accapella)

2000年6月14日発売の20thシングル。globeが英字以外のタイトルをつけるのは、この曲が初めて。曲調はこれまでのglobeにない感じで、タイトルの表記通り「浮いた曲」となっている。オリコンランキングは4位。

tw-7613164209
tw-7613164209
@tw-7613164209

目次 - Contents