globe(グローブ)の徹底解説まとめ

globe(グローブ)とは、1995年8月にエイベックスからデビューした日本の3人組音楽ユニット。メンバーはサウンド面すべてを担当する小室哲哉とボーカル担当のKEIKO、ラップ担当のマーク・パンサー。デビューシングル『Feel Like dance』からヒット曲を連発し、4thシングル『DEPARTURES』が228万枚のダブルミリオンを達成。1stアルバム『globe』は出荷枚数455万枚を記録し、当時の日本記録を樹立。

『FACE』

1. FACE (Straight Run)
2. FACE (TRISTESSE DE L'AMOUR MIX)
3. FACE (INSTRUMENTAL)

1997年1月15日発売の8thシングル。フジテレビ系ドラマ『彼女たちの結婚』の主題歌である。 前作『Can't Stop Fallin' in Love』に続き2曲連続のミリオンセラーを達成した。オリコンランキング1位、売上枚数は132.3万枚で、globeでは『DEPARTURES』に次ぐ2番目の売り上げ。

『FACES PLACES』

1. FACES PLACES (Straight Run)
2. FACES PLACES (DR. DISTORTO'S MIX)
3. FACES PLACES (INSTRUMENTAL)

1997年3月5日発売の9thシングル。トリプルミリオンとなった2ndアルバム『FACES PLACES』の先行シングルとして発売された。小室が作曲した曲の中で最もキーの高い曲であり、裏声を一切使用しない地声でのKEIKOの限界域を用いているため、本人も体調が万全な状態でなければ歌えないという。歌詞中に出てくる年号(1970年、1981年、1984年、1994年、1997年)について、小室は2015年にTwitterで「全部僕の大事な年号」と発言している。オリコンランキングは3位。

『Anytime smokin' cigarette』

1. Anytime smokin' cigarette (Straight Run)
2. Anytime smokin' cigarette (BLACK LUNG MIX)
3. Anytime smokin' cigarette (INSTRUMENTAL)

1997年4月9日発売の10thシングル。アルバム『FACES PLACES』からのシングルカット。「喫煙者をモチーフにすると不良的な要素を排除しようと考えるが、逆に『ヒール』『ダークサイド』を描いた曲である」、「既に発売したアルバムからのシングルカットというのがアメリカのBillboard Hot 100を意識したアプローチである」と音楽関係者からは斬新さを評価された曲。オリコンランキングは6位。

『Wanderin' Destiny』

1. Wanderin' Destiny (Straight Run)
2. Wanderin' Destiny ("BOOM THE BASS" MIX)
3. Wanderin' Destiny (INSTRUMENTAL)

1997年10月15日発売の11thシングル。タイトルの意味は「さまよえる運命」で、一緒になりたくてもなれない男女をうたった曲である。当時、小室とエイベックスが対立して内部分裂状態だったため、きちんとしたPVは制作されず、テレビでのプロモーション活動も行われなかった。しかしオリコンランキング2位で、87.6万枚を売り上げる6番目の記録となった。

『Love again』

1. Love again (Straight Run)
2. Love again (xa Mix)
3. Love again (INSTRUMENTAL)

1998年3月31日発売の12thシングル。ミリオンセラーとなった3rdアルバム『Love again』と同日発売する。ダンスミュージックらしさがあり、シンセサイザーを使って疾走感あふれるサウンドがglobeの初期路線を感じさせる。2002年から2003年にかけて、TBS系列で放送されていたバラエティ番組『学校へ行こう!』の「B-RAPハイスクール」というコーナーに出演していた「軟式globe」という2人組がこの曲の替え歌である「I'm Fallin' DNA」という曲を披露した。オリコンランキングは9位。

『wanna Be A Dreammaker』

1. wanna Be A Dreammaker (Straight Run)
2. wanna Be A Dreammaker (Sigmund Freud Mix)
3. wanna Be A Dreammaker (Instrumental)

1998年9月2日発売の13thシングル。
BRAND NEW globe 4 SINGLES(4枚連続発売)の第1弾として発売。歌詞は「お姉さん的な先輩として、指針を示す」「今の学校生活・就職活動・職場・家庭からの逃避行」「逃げたい気分になった時の対処法」「自分の夢をもって『Dream maker』になりたいという強い意志の大切さ」を表現した。BRAND NEW globe 4 SINGLESの4曲は一貫して「悪夢」をテーマにしたプロモーションビデオが制作された。
オリコンランキング1位、そしてこの曲で第40回日本レコード大賞で初の大賞を受賞し、第49回NHK紅白歌合戦に2回目の出場を果たす。

『Sa Yo Na Ra』

1. Sa Yo Na Ra (Straight Run)
2. Sa Yo Na Ra (BUZZ mix)
3. Sa Yo Na Ra (TV mix)

1998年9月23日発売の14thシングル。BRAND NEW globe 4 SINGLES(4枚連続発売)の第2弾として発売。表記は英字であるが、globe初の日本語タイトルがついた。歌詞は「別れたからって、ずっと引きずることはない。別れは出会いと一緒で、終わりが始まり」「大人の女性の可愛い所を描く。人生の前半はきれいだったり格好良かったりするのもいいけど、年を重ねるに連れて、可愛くキュートになっていくのが大切だと気づく感じで」をテーマにして表現した。オリコンランキングは1位。

『sweet heart』

1. sweet heart (Straight Run)
2. sweet heart (LA Intensive Remix)
3. sweet heart (Instrumental)

1998年9月30日発売の15thシングル。BRAND NEW globe 4 SINGLES(4枚連続発売)の第3弾として発売。KEIKOとマークはドラムンベースとポピュラー音楽が交互に行き交う構成をどう歌い上げるかに悩んだ。最終的に「何かを口ずさむくらいのノリで、感情面はあまり考えずに淡々と歌おう」と決め、小室もその出来を褒めて、マークはその評価に救われたと言われている。オリコンランキングは1位。

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