排気ガスサークル(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『排気ガスサークル』とは、DONZUによって製作され、2013年5月から2022年12月にかけて配信されたアドベンチャーフリーゲーム。「夢の先へと案内してくれる列車」が停まると噂される駅のホームから、白黒の世界に迷い込んでしまった主人公が、襲いくる敵や数多の陰謀に巻き込まれながらも、懸命に自分と向き合っていく物語。伏線の張り巡らされた完成度の高いストーリーと、個性的なキャラクターが生み出す独特の世界観が高い人気を誇った。

連想ゲームがゲーム名の由来

設定ができてからしばらくの間お蔵入りになっていたが、制作陣が数年後に改めて案を練った時に「形にしなければ怨念のようにつきまとうな」と思ったことがきっかけになっている。設定を連想ゲームのようにして出し合ったことから「『排ガス』ゲームにしよう」と本格的に企画された。

公式が1周以上のプレイ推奨

全てのエンディングを見ていても、サブ会話などを見逃すと繋がらない伏線もあるため、公式も1周以上プレイを勧めていた。

小説では兄が主人公

小説の表紙

ゲームの前日譚である小説『排気ガスサークル Another Day』では、兄が主人公になっている。兄は猫のノーチェの殺害したことをきっかけに投身自殺をしたが、気づくと白黒の世界に来ていた。そこで出会った影と少女・シスとともに元の世界に帰ろうと冒険する。しかし、最後は兄にとっての恐怖の対象である両親のような怨霊(ヒヨスの主)に体を食われ、イーアとブロスの2人に分裂した。そして、ゲーム本編につながる。

korutata
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