排気ガスサークル(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『排気ガスサークル』とは、DONZUによって製作され、2013年5月から2022年12月にかけて配信されたアドベンチャーフリーゲーム。「夢の先へと案内してくれる列車」が停まると噂される駅のホームから、白黒の世界に迷い込んでしまった主人公が、襲いくる敵や数多の陰謀に巻き込まれながらも、懸命に自分と向き合っていく物語。伏線の張り巡らされた完成度の高いストーリーと、個性的なキャラクターが生み出す独特の世界観が高い人気を誇った。

白黒の世界で屑が存在するために必要なものであり、人である主人公が顔を隠すためにも必須。塊に乗るための乗車権にもなる。

乗車権

塊に乗って移動するために必要なもの。基本的には仮面のことを指している。「乗車券」ではない。

白黒の世界では様々な鍵が登場する。鍵師が作り出した仮面や、影との問答が鍵になっていることもある。

『排気ガスサークル』の用語

世界

主人公が迷い込んだ白黒の世界で、ゲームのメインとなる場所。以前は賑やかで色もあったが、世界を統べていた主がいなくなったことで崩壊し始め、混沌とした状況になっている。

主人公が来た時点でほとんどが崩壊していた。ヘンベインが世界を消していると言われていたが、実際には以前の主(過去の主人公)の意志で消えていっていた。主人公が自身を受け入れたことで、新たな世界が生まれた。

世界を統べていた者。世界のルールを決める権限を持っている。以前の主は突然姿を消したため、白黒になった世界は崩壊し続けていた。そのため、住人たちは新たな主を作り出し、世界を操作してもらおうとしていた。

舞台となった白黒の世界のかつての主は過去の主人公である。兄の死を受けて主人公に消滅願望が生まれ、そのせいで世界は崩壊していた。物語の最後に主人公が自分自身を許して受け入れたため、新たな世界が生まれた。

葬儀屋

葬儀屋の拠点

屑を埋葬し浄化する結社。現在は主を呼ぶ儀式のために、欠片を集めているので埋葬は一時的に中断している。葬儀屋のメンバーは屑ではないため仮面は必要ない。

基本的には主人公の味方で、乗車権や助言をくれる。ノーチェやリヒトに至っては最後まで戦いに同行してくれた。

MAG団

MAG団のアジト

世界の失われた主を創るため、葬儀屋と協力して屑の欠片をあるめている集団。所属しているメンバーも屑である。行き場のない屑も保護しており、保護エリアという管理区域がある。

この世界に迷い込んだ主人公も受け入れてくれた。リーダーのレッドたちの見た目も関係してか、全体的に戦隊ヒーローのような組織になっている。

ヒヨス派

敵味方関係なく襲う習性がある集団。世界の崩壊の原因とも言われている。ヒヨスが食ったエリアは森となり、そこにいる屑たちは取り込まれてしまう。基本的に森以外には出現しない。

ヒヨスの毒気にやられた影や屑は、瞳孔が開いて錯乱する症状が現れる。この毒気で狂った存在がヒヨスとなり、周囲の屑らを襲い始める。

塊の中

白黒の世界を走る電車の呼び名。この世界の主な移動になっており、決まった駅同士を繋いでいる。乗り降りには乗車権が必要。

ヒヨスや影などを潜んでいる危険な場所だが、世界の大半を占めている。ヘンベインの歌によって消えたエリアは森に姿を変えている。

ゲームでは森を探索する場面が多く描かれている。

『排気ガスサークル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

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