排気ガスサークル(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『排気ガスサークル』とは、DONZUによって製作され、2013年5月から2022年12月にかけて配信されたアドベンチャーフリーゲーム。「夢の先へと案内してくれる列車」が停まると噂される駅のホームから、白黒の世界に迷い込んでしまった主人公が、襲いくる敵や数多の陰謀に巻き込まれながらも、懸命に自分と向き合っていく物語。伏線の張り巡らされた完成度の高いストーリーと、個性的なキャラクターが生み出す独特の世界観が高い人気を誇った。

左がグリーン

属性:楽

面倒見の良い副リーダー。口元が縦格子のガスマスクを被っている。個性的なメンバーが多いMAG団を見事にまとめているが、レッドによく振り回されている。

化け物に襲撃された後、レッドとともに主人公にマスクを託して消滅した。他のメンバーと融合し、ヒーローという1つの存在になる。

ブルー

右がブルー

属性:哀

MAG団の参謀。口元にバツ模様が描かれたガスマスクを被っている。冷徹だが仲間思い。責任感が強く、多数の犠牲を払って集めた屑の欠片では主を創れないとわかり、犠牲者の墓碑を建てた。暴走しがちなレッドにヤキを入れ、しばらく怯えられる。

化け物に襲撃された時、集めた屑の欠片と自分自身を引き換えに、仲間を守って食われた。主人公が化け物を倒した後、ブルーのマスクを回収してレッドに届けている。最後はレッドらとともにヒーローという新しい存在に生まれ変わった。

ワッピ

左がワッピ

属性:喜

幹部の1人。口元が横格子のガスマスクを被っている。イエローかピンクかは不明。健気な後輩タイプで、メンバーをサポートしている。サポート力は高い。公式によると女の子。

レッドらとともに主人公にマスクを差し出して、1つの存在であるヒーローに生まれ変わった。

イーア

属性:無

MAG団の一員で、葬儀屋との取引や屑狩りを担当している。大きな目のようなものが2つついた仮面を被っている。ブラック担当。「仲間は利用し合うものだ」というドライな性格で、多方面から怪しまれている。

猫の様な男と協力して白い男・ブロスを追っていた。実は、ヒヨスの主に食われて屑化した主人公の兄であり、残った口と耳を仮面で具現化して存在している。その際に、残りの部分がブロスとして分かれてしまっていた。

レッドらとともに、主人公に仮面を差し出して消滅した。主人公が解放されたトゥルーエンドでは、別れ際に生前の兄の姿に戻り「さようなら」と微笑んでいる。

ヒーロー

レッド、グリーン、ブルー、ワッピが合わさった存在。体は1つだが、それぞれの意識が生きているようで、中から4人の声がする。しばらく経てば、4人が混ざり合うという。

ヒーラー

左がヒーラー

MAG団に所属する女性。治療を専門に働いている。慈悲深い性格だったが、ヒヨスに食われてから暴走してしまった。

主人公やレッドらに敗れて正気を取り戻すが、足にまとわりついた屑たちのせいで、世界が崩壊し始めても逃げられなかった。それでもヒーラーを連れて帰ろうとするレッドを押しのけて、主人公らを避難させる。

ヒヨス派

ヒヨス

属性:不明

箱に閉じ込められていたヒヨスの主。口だけがある顔に、細長い体をしている。悪戯好きで残忍な性格。この世界の主をめぐる争いに関わるため、主人公に自分の鍵を開けさせて箱から脱出し、戦闘になった。主人公の影を縛ることができる特殊な能力を持っている。倒すと、主人公が最初の駅で落としたメモ紙に姿を変えた。

主人公の兄を食らった張本人。

スキア

左がスキア

属性:楽

MAG団の情報部員を名乗って主人公に近づいた男。正体はヒヨスであり、スキアという名の団員はすでにヒヨスに食われてこの世にいない。ヘンベインに協力するふりをして邪魔していたが、うまくかわされてしまったらしい。主人公らの想いが勝つのか、ヘンベインの想いが勝つのかが気になり、首を突っ込んできた。

化け物を葬儀屋に手引きした張本人である。しかし、完全に敵というわけでもなく、ヘンベインのことを教えたり、主人公に乗車権を手渡したりしている。

笑う女

korutata
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