ゼオン・ベル（金色のガッシュ!!）の徹底解説・考察まとめ
ゼオン・ベルとは、漫画『金色のガッシュ!!』、およびアニメ『金色のガッシュベル!!』に登場するキャラクターで、1000年に1度、人間界で開催される「魔界の王を決める戦い」に参加した100人の魔物の子の1人である。主人公ガッシュ・ベルと瓜二つの容姿をしており、人間界に来たばかりのガッシュから魔界時代の記憶を奪った張本人で、強い憎しみを抱いている。強力な電撃の術を扱い、その実力を知る他の魔物からは「雷帝ゼオン」と呼ばれ、恐れられるほどの圧倒的な強さを持つ。
ソルド・ザケルガ
雷で形成された巨大な剣で敵を攻撃する術。ゼオンの身体能力や技量も合わさり、接近戦で強力な威力を発揮し、肉体強化の術である「ラウザルク」を発動したガッシュが防御した状態でも大ダメージを受けるほど。ゼオンの才能によって独自に作り出された術であり、ザケルやザケルガと違い、ガッシュには使用不可能となっている。
ガンレイズ・ザケル
雷の紋章がある8つの太鼓状の物体を出現させ、電撃の弾を前方に連射する術。発動中も自在に動き回ることが可能。
レード・ディラス・ザケルガ
電撃を帯びたノコギリ状の巨大なヨーヨーを出現させて攻撃する術。ゼオンの意思で自在に操作することが可能で、ガッシュの「バオウ・クロウ・ディスグルグ」と激突し、打ち破った。
ラージア・ザケル
広範囲に電撃を放つ術。床に向かって放ったり、ゼオン自身が空中で回転することで全方位に攻撃することもできる。
ジガディラス・ウル・ザケルガ
厳しい修行の果てに編み出されたゼオンの最大攻撃術。腹部が巨大な砲台となっている雷神を召喚し、砲口を囲む雷の紋章が5つ発光した後、収束された電撃を極大レーザーとして放つ。電撃が発射されている最中は「ZIGAAAA（ジイガアアアア）」と独特な奇声を発する。発射持続時間は術を発動する際に必要とするパートナーの心の力に依存され、心の力が切れると術は消滅する。威力、射程範囲共に非常に高く、清麿によれば広大な空間であるファウードのコントロールルームを全て雷で埋め尽くすことができるほどの攻撃範囲を持つ。また、覚醒したことで本来の力を取り戻したバオウ・ザケルガを1度は打ち破り、2回目の勝負でもデュフォーの憎しみを心の力に上乗せすることによって、完全に制御されたバオウすら押し返せるほどの威力を発揮した。ゼオン曰く「破壊の雷神」と呼べる自身の力の象徴で、ソルド・ザケルガと同様、彼の才能によって独自に作り出された術である。
ラウザルク
身体能力を一時的に強化する術。ガッシュも同じ術を持っており、ゼオンは作中で使用していないが、設定上では使用することができる。
ザグルゼム
当たった物体や場所に電気を蓄積させる小さな電気球を放つ術。蓄積された箇所に電撃系の術をぶつけると、威力が強化されるほか、別の箇所に蓄積された電気に連鎖誘導する。ガッシュも同じ術を持っており、こちらもラウザルクと同様、設定上はゼオンも使用できるが作中では未登場。
能力
記憶操作
対象の頭部に手をかざすことで、相手の記憶への干渉や、自身の記憶を他者に映像として見せる能力。作中ではこの能力によりガッシュから魔界時代の記憶を全て奪い、自分が何者なのかも分からない状態にした。奪った記憶は対象に返却することや、生まれたばかりの幼い赤子の頃の記憶も引き出し、映像として見ることができるよう調整することも可能。また、自身の記憶の奥深くまで探り、映像として思い出すこともできる。
瞬間移動
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目次 - Contents
- ゼオン・ベルの概要
- ゼオン・ベルのプロフィール・人物像
- ゼオン・ベルの呪文・能力
- 術
- ザケル
- ザケルガ
- テオザケル
- ジャウロ・ザケルガ
- バルギルド・ザケルガ
- ソルド・ザケルガ
- ガンレイズ・ザケル
- レード・ディラス・ザケルガ
- ラージア・ザケル
- ジガディラス・ウル・ザケルガ
- ラウザルク
- ザグルゼム
- 能力
- 記憶操作
- 瞬間移動
- 傀儡召喚
- 魔法のマント
- ゼオン・ベルの来歴・活躍
- 魔界時代
- 邂逅編
- ファウード編
- ゼオン・ベルの関連人物・キャラクター
- デュフォー
- ガッシュ・ベル
- ダウワン・ベル
- ゼオン・ベルの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- リオウを圧倒するゼオン
- 「ロデュウの今の一撃を、『よけてはいかん』と思ったまでだ。」
- ガッシュとゼオンの和解
- ゼオン・ベルの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 原作とアニメ版で異なるゼオンの結末
- 鰹節を削るゼオン
- 過保護となったゼオン