ゼオン・ベル(金色のガッシュ!!)の徹底解説・考察まとめ

ゼオン・ベルとは、漫画『金色のガッシュ!!』、およびアニメ『金色のガッシュベル!!』に登場するキャラクターで、1000年に1度、人間界で開催される「魔界の王を決める戦い」に参加した100人の魔物の子の1人である。主人公ガッシュ・ベルと瓜二つの容姿をしており、人間界に来たばかりのガッシュから魔界時代の記憶を奪った張本人で、強い憎しみを抱いている。強力な電撃の術を扱い、その実力を知る他の魔物からは「雷帝ゼオン」と呼ばれ、恐れられるほどの圧倒的な強さを持つ。

イメージした任意の場所に、自身と彼に触れている対象者を転移することができる。移動を開始するまでに数秒の溜めを必要とするが、数千キロ離れた場所まで移動することを可能としている。なお、習得には最低4年掛かるほどの特別なトレーニングを必要としている。

傀儡召喚

自身の髪の毛から言語を発する傀儡を召喚し、使役する能力。その他、メッセージを記した手紙に変えるなど、応用的な使い方もできる。

魔法のマント

ゼオンが身に纏っているマント。盾として使用することを可能としており、ガッシュのテオザケルが直撃しても傷1つ付かないほどの高い防御力を誇る。また、伸縮自在に伸ばすことで、物理攻撃を行うことや、空を飛ぶこともできる。なお、ガッシュも同様のマントを着ているが、ファウード編が終了するまでは使い方を知らずにいた。

ゼオン・ベルの来歴・活躍

魔界時代

魔界の王ダウワンの息子としてゼオンは、他の魔物の子のように遊ぶことも許されず、物心ついた頃から虐待同然と呼べるほどの厳しい英才教育を受けさせられていた。訓練自体は辛い日々でも自分の力が強くなることを実感していたため耐えることができていたが、乳母から双子の弟ガッシュがいることを聞いていたゼオンは、弟が物心つく前に王宮を離れ、民間の学校に通いながら平和に遊び続ける生活を送っていると知る。そして父の最大の術であり前回の魔界の王を決める戦いに勝利をもたらした「バオウ・ザケルガ」をガッシュに継がせたことに疑問を抱き、「何故自分には厳しい訓練と教育の日々だけを与え、ガッシュにはバオウという大きな力と自由を与えるのか」と問いただすが、「バオウは恐ろしい力でありゼオンには扱えない」と一方的に切り捨てる。それどころかガッシュの存在に触れたことで激昂した父はゼオンに雷を浴びせ、「ガッシュの話はするな」と激怒しながら、より過酷な訓練を与えることを告げた。

憎しみを募らせながらも、血の滲むような努力の末、見事次の魔界の王を決める戦いへ参加する100人の魔物の子として選ばれたゼオンだったが、魔界の王の候補者の中にはガッシュの名前があった。「バオウ以外は何の取り柄も無く落ちこぼれのガッシュが、死に物狂いで王を決める戦いに参加できた自分と同等の権利を得た」と考えたゼオンは、父やガッシュに激しい憎悪を抱き、自分と同じ苦しみをガッシュに与え、バオウごと消すことを決意するのだった。

邂逅編

人間界の北極に降り立ったゼオンは、パートナーとなる人間デュフォーと出会った後、イギリスの森でまだパートナーと出会っていないガッシュを発見。ゼオンのことを知らないガッシュは、独りでいた寂しさから友達になってほしいと近づくが、一方的にガッシュを恨んでいたゼオンは、強い憎しみと怒りを込めた言葉をぶつけながら拒絶。ザケルの一撃でガッシュを瀕死に追い込み、そのまま彼の本を燃やしてトドメを刺そうとするが、直前で思いとどまる。このまま魔界に帰すよりも「自分が何者なのかも分からず、訳も分からないまま人間界で他の魔物に襲われ続ける苦しみ」を与えることを思いつき、ガッシュの魔界時代の記憶を奪い、放置した。

しばらくして、ガッシュや清麿と戦ったロップス&アポロのペアは、オランダでゼオンと遭遇し、彼をガッシュと見間違えて声をかける。ガッシュ達と引き分けたという彼らのことを弱すぎると嘲笑ったゼオンは、無益な戦いを避けようとするアポロを引き留めてそのまま戦闘を始める。ガッシュ達との戦闘で高い実力を見せたロップス&アポロを初級術のザケルのみで完封し、一方的に倒すという圧倒的な強さを見せた。

ファウード編

魔導巨兵ファウードと呼ばれる超巨大な魔物が人間界に出現したことを知り、その力を手に入れるべく行動を開始する。ファウードの正体を探っていた清麿達に傀儡を送り、情報を意図的に流すことで彼らを誘導し、自身はその存在を知られずファウードの仕組みを探し出す。ファウードを操ることができるのはコントロールキーである「鍵たる石」を持つ魔物のみであることを知ったゼオンは、ファウード復活直後、鍵たる石を持つリオウとファウードの中枢部であるコントロールルームで接触する。自身の気配に気づかないままコントロールルームに導いたリオウに用済みと告げ、遊びながら彼を一方的に叩き潰したゼオンは、鍵たる石を強奪し、ファウードの新たな主となった。その後はリオウの手下となっていた魔物達にファウードの力を分け与える「ゴデュファ」の契約を交わさせて支配下に置き、リオウが清麿への怒りから彼の住む日本をファウードによって破壊するという目的を、ガッシュを苦しめるという目的に変えて、侵攻を開始する。

ガッシュ一行がコントロールルームに辿り着いた際は、配下となったロデュウとジェデュンにガッシュ達をコントロールルーム内の柱に閉じ込めるよう命令し、ファウードによって日本が破壊される惨劇と人間達の恐怖の悲鳴を聞かせようとする。しかし、ガッシュ一行が全滅寸前になったタイミングで、意識不明の重体となっていた清麿が駆け付けて形勢は逆転し、ロデュウとジェデュンが倒されたことで、遂にガッシュと清麿との直接対決が始まる。清麿は瀕死の重体から蘇ったことで獲得したあらゆる疑問に対する答えを出す能力「アンサー・トーカー(答えを出す者)」を駆使してガッシュに指示を出し、圧倒的な戦闘力を持つゼオンに食らいつくが、彼のパートナーであり、清麿と同じくアンサー・トーカーの能力を持つデュフォーがゼオンに指示を出し始めたことでガッシュ達は徐々に追い詰められていく。戦いの最中、ゼオンはガッシュに自分達が双子の兄弟であることや、父が現在の魔界の王であることを語り、彼にバオウを使うよう焚きつける。戦いに勝つために、ガッシュ達はバオウを発動させ、対するゼオンも自身の最大の術である「ジガディラス・ウル・ザケルガ」で迎え撃つ。しかし、リオウとの戦いで覚醒したバオウは、強大な力によって敵も味方も術者すらも喰らいつくす恐ろしい術だった。ガッシュの身体はどんどん黒く染まり、身体が喰いつくされていた。その光景を目の当たりにし、自分でも使いこなせないことを本能で感じ取ったゼオンは、父が言っていた「バオウは恐ろしい術であり、ゼオンには使いこなせない」という言葉が真実であったことを知る。更に、バオウとジガディラスの激突によって、ゼオンの脳内に自分達が生まれて間もない頃の魔界時代のガッシュの記憶が流れる。

生まれたばかりのガッシュは、父や母の元を離れ、王城から民間の町に移された。その理由は、父の身体に宿るバオウをガッシュの身体の中に受け継がせたことである。双子の兄であるゼオンは、父の心の修羅な部分を多く受け継ぎ、憎しみや怒りを持ちやすい子であるため、彼にバオウを継がせるとたちまち悪い心を支配され、その全てを喰われてしまう。そのような修羅の面を受け継がなかったガッシュはバオウを目覚めさせない可能性を持っていたが、バオウの真の恐ろしさに気づかない者達が、無理矢理その力を目覚めさせようとすることを阻止するために、父はガッシュを生まれなかったことにしてバオウの存在を隠すことを決断した。年老いた父ではバオウは手に負える術では無く、ガッシュかゼオンのどちらかに眠らせなければ魔界の全てを滅ぼしかねない存在となっていたため、2人や魔界の全てを守るためにガッシュに辛い宿命を背負わせるという苦渋の決断をしていたのが、父の真実であった。そして、民間の町でユノという里親の元で暮らしていたガッシュだったが、その環境は酷く、まともな食事も与えられず日常的に殴られたり、家事を強いられるなどの虐待を受けて育てられていた。やがて、ユノが自分の本当の母親では無いことに気づいたガッシュは、彼女に本当の両親のことを問うが、「そんなものお前にはいない」と言われ絶望する。徐々に痩せこけていき、心身ともに衰弱し続けていたガッシュだったが、ある日の夜、口止め料と養育費を払いに来た王宮の使いとユノの会話から、自分には王族である本当の両親がいて自分を心配していること、欲しいと思っていた兄がいることを知る。自分が独りぼっちでは無かったことを知ったガッシュは生きる希望を取り戻し、いつか両親や兄と一緒に暮らすことを夢見て暮らし続けるようになった。

バオウの真の姿やガッシュの過去、父の真意を知ったゼオンは己の憎しみを根底から覆され動揺し、制御不能状態となっていたバオウは一瞬の隙によって生まれた弱所をデュフォーに突かれたことで破られる。倒れるガッシュの姿を見て、ゼオンは恨み続けたガッシュもバオウも自身の力で打ち倒し、己は間違っていないと無理矢理言い聞かせるが、ガッシュにトドメを刺す寸前に乱入したチェリッシュや、自分に反旗を翻したロデュウらが必死の行動や散り際を見せたことで、徐々に自分の中の何かが変わり始めていることに気づく。

そして、ガッシュのために必死に戦う彼の仲間達であるティオ・キャンチョメ、ウマゴンの姿を目の当たりにし、ゼオンはガッシュが起き上がるのを待ち、2度目のバオウとジガディラスによる正々堂々とした最後の勝負を望む。ゼオンの言葉に応えるようにガッシュは2度目のバオウを放ち、ゼオンもまた戦いに終止符を打つためにジガディラスをぶつけ、両者の最後の激突が始まる。途中、バオウによって再度喰われかけたガッシュは、清麿の助力を受けて完全にバオウを制御することに成功するが、対するゼオンはデュフォーとともに自分達の憎しみをジガディラスの力に乗せたことで優位に立つ。しかし清麿や仲間達の支えを借りながら、自分達の憎しみを真正面から受け止めて涙を流すガッシュの姿を見て、デュフォーはいつの間にか自分でも涙を流していた。バオウに押し負けそうになった際、涙を流すデュフォーの姿を見たゼオンは、穏やかな笑みを浮かべながら自分達の敗北を悟り、彼をマントで守りながら迫りくるバオウの直撃を受けた。意識を取り戻したゼオンは、自分の本が燃え始めていることを確認すると、ガッシュから奪った魔界時代の記憶を返し、自身の過ちを謝罪する。憎しみに囚われることの虚しさに気づき、そんな自分に打ち勝ったガッシュによって、父や弟を恨むことは無くなったゼオンは、涙ながらに「家族一緒に暮らせるのだ」とガッシュが告げたことで、遂に和解を果たした。その直後、バオウとジガディラスの激突の余波によって鍵たる石が砕け散ったことで、ファウードの行動は制御不能な状態となってしまう。ファウードを倒すために、ゼオンは父が使っていた頃の究極の強さを持ったバオウに近付けるよう自身の雷の力をガッシュに託し、一度きりの極大バオウの発動を可能とした。また、髪の毛を手紙に変えてガッシュが着ているマントの使い方や今後の戦いに関するメッセージを渡し、ファウードを止めた後に読むよう伝える。最後はガッシュに王になるよう言い残し、デュフォーにはこれまで過ごした時間が楽しかったこと、生き続けてほしいことを伝える。デュフォーが生きることを約束すると、ゼオンは涙を流し、満足した笑みを浮かべながら魔界へと帰っていくのだった。

ゼオン・ベルの関連人物・キャラクター

デュフォー

CV:緑川光
ゼオンの本の持ち主。寡黙かつ冷静沈着な性格で常に無表情な少年。非常に優れた頭脳の持ち主で、相手を確実に倒す判断力と戦闘センスがあり、ガッシュや清麿と引き分けたロップスとアポロのペアを圧倒した。この時、アポロはデュフォーに対して「どんな恐怖がこようと揺るがない心」と「冷徹な仮面の下に強大な憎しみを隠している」ことを感じ取っている。「お前、頭が悪いな」が口癖で、本人に悪気が無い場合でも口にすることが多々ある。「どうすれば攻撃を避けれるのか」、「どうすれば攻撃を当てられるか」など、あらゆる疑問や問題に対する最適な「答え」が瞬時に出せる能力「アンサー・トーカー(答えを出す者)」の持ち主。幼少期からこの能力を持ち、扱うための訓練を受けていたため、死を乗り越えたことで同じ能力を手に入れた清麿よりも優れた答えを出すことを可能とし、パートナーであるゼオンの実力を最大限まで引き出すことができる。

幼い頃、金欲しさのために母親によって、アンサー・トーカーの能力を持つデュフォーに目を付けた研究者に1万ドルで売り飛ばされ、北極の研究施設で戦争や人殺しのための道具や兵器を作るための答えを出すよう協力させられ続けていた。数年にわたり、非人道的な実験材料として扱われた後、最終的にその能力を恐れた研究者によって施設ごと爆破され殺されかける。アンサー・トーカーの能力をもってしても生存は絶望的な状況となっていたところを、人間界に現れたゼオンと出会い命を救われたことで、彼の本の持ち主として王を決める戦いに参加することとなる。過去の出来事が原因となったためか、生に対する執着心を失っており、自分を含めて人間は特別に大事にされる命ではなく、いつ死んでもいいものと考えている。そのため、ファウードの力で日本を壊そうとするゼオンを止めてほしいと説得する清麿の言葉にも耳を傾けなかった。また、過去に対する強い憎しみを思い起こすことで、短時間で心の力を完全に回復させたり、術の威力を引き上げることができる。

ファウード編における2度目のバオウとジガディラスのぶつかり合いにて、自分の持てる全ての憎しみと怒りを受け止めて悲しみの涙を流すガッシュの姿を見て、無意識に涙を流しながら「答え」の出ない何かを感じ取る。戦いに敗れ、魔界に帰る前のゼオンから「生きてくれ」と言われ、流した涙の答えを探すことを約束した後、暴走するファウードから脱出できるようガッシュ達に強力した。

ガッシュ・ベル

CV:大谷育江(1話 - 140話)、吉田小南美(141話 - 最終話)
漫画『金色のガッシュ!!』、およびアニメ『金色のガッシュベル!!』の主人公。ゼオンの双子の弟で、彼と同じく魔界の王を決める戦いに参加する100人の魔物の子の1人。好奇心旺盛かつ天真爛漫な明るい性格で、大切な者のためならどんな相手にも立ち向かう強い正義感と優しさを持ち合わせている。一人称は「私」で、「ウヌウ」「お主」「~のだ」といった貴族のような言葉遣いで話す。人間界に来たばかりの頃、イギリスの森でゼオンの襲撃に遭い、魔界時代の記憶を奪われたことで、当初は自分が魔物であることを知らずにいた。魔界では落ちこぼれ扱いされていたため、多くの魔物から真っ先に倒せる存在として狙われていたが、戦いたくないのに無理やり戦いに参加させられていた魔物の子・コルルとの出会いをきっかけに「やさしい王様」を目指すことを決意し、パートナーである清麿とともに数々の魔物との出会いや戦い、時には友情を育みながら心身ともに成長していく。

生まれて間もなく、父であり現魔界の王であるダウワン・ベルの最強の術であるバオウを受け継いだが、その強大な力が悪用されることを防ぐため、身分を隠されユノという里親のもとに預けられた。しかし物心ついた頃から、ユノから殴られたり、家事を強制させられるなどの虐待を受けるようになり、3歳の頃、彼女から自分に本当の家族はいないと言われたことで、徐々に痩せこけていくほど絶望する。だがある日、真夜中にガッシュの養育費と口止め料を渡しに来た王宮の使いとユノの会話を偶然聞いた際、自分には王族である本当の両親がいていつも心配してくれていること、欲しかった兄もいることを知り希望を取り戻す。以降、王である両親が自分に気づきやすくなるよう貴族口調で話すようになり、いつか両親や兄と一緒に暮らすことを夢見て生活を送るようになる。

ゼオンからは、厳しい教育と訓練の日々しかない自分とは異なり、バオウという大きな力と自由を与えられ、せっかく受け継いだバオウをロクに扱えないまま落ちこぼれとなっていたにもかかわらず、苦しい特訓を経て王を決める戦いに参加できた自分と同等の権利を得たと誤解されたことで強い憎しみを抱かれていた。だがファウード編でバオウと激突した際、ガッシュの魔界時代の記憶を垣間見たことで、バオウがガッシュに受け継がれた本当の理由と、彼も過酷な環境の中で、両親や自分を心の支えにして生活を送っていたことを知り、和解を果たした。

renote.net

ダウワン・ベル

KTYc7
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@KTYc7

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