スガ シカオ(Shikao Suga)の徹底解説まとめ

スガ シカオ(Shikao Suga)とは1997年にデビューしたシンガーソングライターである。自身の曲以外にも多くのアーティストに楽曲提供も行っており、「SMAP」の「夜空ノムコウ」では作詞を担当している。また代表曲にはNHK番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』のテーマソング「Progress」等がある。
深い歌詞と多様な音楽ジャンルを融合させた独自のスタイルで、90年代後半から活躍し続けている。

2001年8月1日発売

1. 8月のセレナーデ
2. ONLY YOU
3. 8月のセレナーデ(Backing Track)

「8月のセレナーデ」も夏の曲だが、夏だから明るく弾けるという発想ではなく、敢えて切なさや虚しさ、恋愛においての人間のずるさを表現した曲である。間奏ではジャジーなピアノソロが流れており、大人の色気が漂う一曲となっている。

『青空/Cloudy』

2002年1月17日発売

1. 青空
2. Cloudy
3. 青空 〜film track〜
4. Orange 〜Cloudy words remix〜

1曲目は映画『仄暗い水の底から』の主題歌であり、スガ シカオが脚本を読み込んで作った曲。2曲目は彼が『情熱大陸』に出演した際にラストシーンで弾き語りをしていた曲である。この曲もラジオ局とタイアップしていたクリスマスソングであった。別れてしまった男女2人がクリスマスを迎えるたびに揺れる感情を描いたスガ シカオらしいクリスマスソングである。

『アシンメトリー』

2002年5月29日発売

1. アシンメトリー
2. 深呼吸
3. アシンメトリー(Backing Track)

1曲目はフジテレビ系ドラマ『整形美人』の主題歌であった。ちょっとけだるい感じのアダルトな雰囲気を持った曲である。2曲目はユースケサンタマリアとの共演したCMソング。ともにミディアムナンバーだが、ほんの少しのテイストの違いで暗と明を組み込んだシングルとなっている。

『サヨナラ/気まぐれ』

2003年2月26日発売

1. サヨナラ
2. 気まぐれ
3. サヨナラ(Backing Track)

父親や友人との死別を経験したやるせなさを胸に、山奥の別荘でひとり音楽と向き合ったリアルな感情を表現した1枚。1曲目は彼が打ち込みで製作した曲で、ムーディーなワウギターをファンキーなリズムトラックに乗せ、大切な人との別れをせつなく歌った曲。2曲目は憂うつな日々をひっそり過ごす気だるさをアコースティックなサウンドで表現している。

『秘密』

2004年05月12日発売

1. 秘密
2. 黒いシミ
3. やつらの足音のバラード

1曲目は打ち込みによるアグレッシヴなドラムにスガ シカオのハスキーな歌声が艶っぽく響く曲である。秘密を共有する駆け引き、執着心とエゴ、壊れそうな心を永遠に守るという強い思いが混ざった曲となっている。3曲目には昭和のアニメ『はじめ人間ギャートルズ』のエンディングテーマだったかまやつひろしの曲をカバーした「やつらの足音のバラード」が収録されている。

『クライマックス』

2004年08月25日発売

1. クライマックス
2. アーケード
3. エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ

「クライマックス」もスガ シカオ流サマー・ソングとなっている。重厚なシンセベースのビート感と明るく抜けたホーンサウンドが印象的なアップビートな曲。前回シングル同様にフェイバリットソングシリーズとして「ホール&オーツ」の名曲「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」のカバーが収録されている。

『光の川』

2004年10月27日発売

1. 光の川
2. (JUST LIKE)STARTING OVER
3. ヒットチャートをかけぬけろ(Live Version)
4. あだゆめ(Live Version)

1曲目はスガ シカオの唯一無二な歌声と彼が作り出す哀愁漂うメロディラインが際立つミディアムナンバーである。カップリングには好評のフェイバリットソングシリーズの第3弾として、ジョンレノンの名曲「スターティングオーバー」のカバーが収録されている。

『奇跡/夏陰/サナギ』

2005年08月10日発売

1. 奇跡
2. 夏陰~なつかげ~
3. サナギ~theme from xxxHOLiC the movie~

1曲目は『2005年甲子園大会』テーマソングであり、スガ シカオならではの歌声とメロディが魅力的な応援ソングに仕上がっている。直球ではない彼独特のひねりがありつつ、夏を感じさせるさわやかな楽曲となっている。2曲目はシンプルなアコースティックサウンドでしっとりと聴かせる楽曲。3曲目は失恋を歌った曲で、こちらは毒々しくもクセになるスガ シカオワールドが味わえる曲となっている。

『19才』

sakakio1
sakakio1
@sakakio1

目次 - Contents