ジャパニーズロックの救世主!ircleの魅力【ライブ好きは必見】
中学時代に同級生で結成され、精力的なライブ活動で着実に実力をつけてきたギターロックバンド、ircle。まっすぐな歌詞と歌声、衝動的かつ美しいメロディは、音楽シーンで見事な存在感を放っています。昨年のフルアルバムに続き、今年10月にニューアルバムをリリースする、ircleの魅力をまとめました。
J-ROCK好きは聴くべし!ライブを観るべし!ircleというバンド
ircleとは,円(circle)のもつ完全の象徴という意味合いを、 その頭文字であるCをはずし、型を崩すことによって「今ある世界に新しい風穴をあける」という思いをこめて作った造語である。 4人それぞれ様々な音楽のバックグラウンドをもち、それを「ircle」という一つの形にまとめあげ、ジャンルの垣根を越えていく楽曲、そして人間味溢れる熱いライブでオーディエンスを魅了する。
出典: www.ircle.jp
ircle(アークル)
左から、河内健悟(Vo,Gt)、伊井宏介(Ba,Cho)、仲道良(Gt,Cho)、ショウダケイト(Dr)
2001年大分にて結成、全員が中学の同級生。2009年にCDデビュー。
2009年のCDデビュー後、現在に至るまで毎年CDをリリース。2010年に上京し、活動の拠点を東京へと移す。
2014年、バンド初のフルアルバム「iしかないとか」をリリース。あわせて初の東名阪福でのワンマンライブを行う。
まだ若いながらもかなりキャリアの長いバンドです。
生粋のライブバンド!
ショウダ:僕らは高校のときからもともとたくさんライブをするバンドだったので、高校3年の冬には車の免許を取って、大学に入る前の春休みにはツアーもしていたので、福岡に拠点を移してからはもう当たり前のように夏休みとかツアーしていました。
出典: www.jungle.ne.jp
当時からGENERAL HEAD MOUNTAINのほか、同世代であるSHANKや、TOTALFAT、グッドモーニングアメリカなど、
実力派のバンドとの関わりを持っていたようです。2014年、24歳にして結成10周年を迎えた彼らのキャリアは早いうちから始まっていました。
●上京してから現在まではどんな感じだったんですか?
仲道:上京してからの最初の1年間が本当に過酷でした。前の事務所を辞めるタイミングでもあったし。
ショウダ:ツアーとかでライブ10連チャンとかあったし、それ明けのレコーディングとかしてたし。
河内:死ぬかと思ったね。
伊井:8日間で9本やったりもしました。
出典: www.jungle.ne.jp
九州時代から上京しても大変な数のライブを行い、着実にファンを増やしていきました。
現在でも全国のライブハウスを駆け巡り、素敵な音楽を届けてくれています。
バッキバキのギターロックとまっすぐな歌詞、歌声は必聴!
まっすぐ心に突き刺さる歌声と、強固かつ伸びやかなメロディ。
歌、演奏だけでなく、そのパフォーマンスにも注目です。
●歌詞について訊きたいんですが、河内くんはどの曲も感情をどこかで爆発させているじゃないですか。普通に歌わないというか。
伊井:そうですね。
●歌詞にも少し出ているんですけど、想像するに、河内くんは感情というものの良さと悪さ、その両方に思い入れが強いんじゃないかなと思ったんです。“感情に振り回される”ということと“感情を無くしたくない”という2つのベクトルが混在している歌というか。
河内:もうずっと感情に振り回されてます。
一同:アハハハハ(爆笑)。
出典: www.jungle.ne.jp
ここでは数曲しか紹介できませんが、彼らの素晴らしさは伝わっているでしょうか?
演奏やパフォーマンスはもちろん、フロントマンである河内の書く人間味あふれる感情むき出しの歌詞も、ircleの魅力の一つ。
共感できるのはもちろんですが、誰もが持つ感情の暗い部分も明るい部分も全て代弁してくれているような気がします。
ircleの、どこかに泥臭さを含みながらも、熱くて、美しいギターロック。
心に直接訴えるようなその歌詞とボーカル、河内の叫びのような歌声は、一度聞いたら心を掴まれてしまいます。
さて、ライブへ行こう!
── この作品をリリースして、新しい展望や目標などはありますか?
河内:リリース前ですからね。妙な期待はせずに着実に毎回のライブのクオリティを上げていきたいですね。
(2013年、「さよならリリー」のリリース時)
出典: rooftop.cc
まだまだ貪欲にライブの質を追求しているようです!
何度も言いますが、彼らの真骨頂はライブ。
曲が素晴らしいのはもちろんですが、ircleというバンドが作り出すライブの空気感と唯一無二のステージパフォーマンスはライブでしか感じることができません。
そんなircle、今年もアルバム出します!
2015年10月7日リリース「我輩は人間で r」。もちろん全国ツアーも決定しています。