ircle(アークル)とは2001年に大分県で結成された4人組ロックバンドである。キャッチコピーは「ジャパニーズロックの救世主」。バンド名は完全性の象徴である「circle」から「C」を取り、型を壊し新風を吹き込む意志を込めた造語である。泥臭くも美しいギターロックと、フロントマン河内の感情を剥き出しにした叫びのような歌声、人間味溢れる歌詞が最大の特徴だ。阿吽の呼吸から放たれる熱量の高いライブは、聴く者の心の暗部と光を代弁し、ジャンルを超えて多くの人々を魅了している。
ircle(アークル)の概要
ircle(アークル)とは、2001年に大分県別府市で結成された日本の4人組ロックバンドである。メンバーは河内健悟(Vo, Gt)、仲道良(Gt, Cho)、伊井宏介(Ba, Cho)、ショウダケイト(Dr)の4人。中学時代に同級生同士で結成した。「ジャパニーズロックの救世主」というキャッチコピーを掲げており、人間の感情を剥き出しにした熱量の高いライブパフォーマンスで知られている。
バンド名は「円(circle)」が持つ完全性の象徴から頭文字の「C」を取り去った造語であり、既存の型を壊し「今ある世界に新しい風穴をあける」という強い意志が込められている。2009年にCDデビューを果たし、翌2010年には活動の拠点を東京へ移した。2014年には初のフルアルバム『iしかないとか』を発表し、主要都市でのワンマンツアーを成功させるなど、着実にその支持を拡大。中学時代からの長い歳月を経て培われた阿吽の呼吸から生み出される、衝動的かつ美しいメロディと真っ直ぐな歌詞は、ジャンルの垣根を超えて多くのオーディエンスを魅了する。
卓越した演奏やライブパフォーマンスはもちろん、フロントマンである河内が綴る、人間味に溢れた感情剥き出しの歌詞もircleの大きな魅力の一つだ。それは単なる共感を越え、誰もが抱える感情の暗部も光も、そのすべてを代弁しているかのように響く。
ircleの音楽には、どこか泥臭さを漂わせながらも、熱く美しいギターロックの神髄がある。心に直接訴えかける歌詞とボーカル、そして河内の叫びにも似た歌声は、一度耳にすれば瞬時にその心を掴んで離さない。
ircle(アークル)の活動経歴
前身となるSKIN-HEADzの結成
2001年、大分県別府市立山の手中学校の同級生であった河内、仲道、伊井、ショウダの4名により、文化祭出演を契機としてロックバンド「SKIN-HEADz」が結成された。当初はBUMP OF CHICKENなどのコピーを中心に活動していたが、翌年にはオリジナル楽曲の制作に着手する。
2004年には初のデモCD『コルト』を発売。河内の父が運転する車で広島へ向かうなど、九州圏外へも積極的に活動の場を広げ始めた。
高校時代から精力的にライブ活動を行うバンドであり、高校3年の冬に運転免許を取得すると、大学入学前の春休みには早くもツアーを敢行している。その後、福岡に拠点を移してからも、長期休暇を利用したツアー活動は彼らにとって当然の習慣となっていた。
当時から、地元の大先輩であるGENERAL HEAD MOUNTAINをはじめ、同世代のSHANK、さらにはTOTALFATやグッドモーニングアメリカといった実力派バンドとも深く関わり、その交流の中でライブバンドとしての地力を蓄えていった。
改名とインディーズデビュー
2013年、フジロックフェスティバルのルーキーステージにて
大学進学に伴い拠点を福岡へ移すと、2006年の「TEENS' MUSIC FESTIVAL」九州予選で優勝し、全国大会進出を果たす。2009年には、バンド名を「SKIN-HEADz」から現在の**「ircle」**へと改名。デビューe.p.『未来』は地元大分や福岡のタワーレコードでインディーチャート1位を記録し、大分T.O.P.Sでの初ワンマンライブを成功させた。
2010年には活動の拠点を東京へと移すが、上京直後の1年間は極めて過酷な環境であったという。当時の事務所を離れる過渡期にありながら、8日間で9本のライブをこなす強行軍や、ライブ10連戦直後のレコーディングなど、心身ともに限界に近いスケジュールを戦い抜いた。河内が「死ぬかと思った」と振り返るほどの怒涛の日々を経て、年間約100本という驚異的なペースでライブを重ねることで、ライブバンドとしての強固な実力を蓄えていった。
2013年には「FUJI ROCK FESTIVAL'13 ROOKIE A GO-GO」への出演を果たし、翌2014年には初のフルアルバム『i しかないとか』をリリース。東名阪福でのワンマンツアーを成功させ、全国的な知名度を確固たるものとした。
2015年、自らのアイデンティティを掲げた自主企画「HUMANisM(ヒューマニズム)」を立ち上げる。2017年にはSIX LOUNGEとのスプリット盤『地獄盤』をリリースした。2019年には『Cosmic City』の発売とともに多くの楽曲をサブスクリプション解禁し、より幅広い層へ音楽を届け始めた。
結成20周年
結成20周年を目前にした2020年、5年ぶりのフルアルバム『こころの℃』をリリースするも、新型コロナウイルスの影響でツアー全公演が中止となる。しかし、無観客配信ライブ「HUMANiATHOME」の開催や公式ファンコミュニティ「HUMANiA」の設立など、オンラインを通じてファンとの絆を深めていった。2021年にはSUPER BEAVERをゲストに迎えた「超★盟友編」を成功させ、歩みを止めない姿勢を示した。
2022年5月、バンドの長年の夢であった地元・別府ビーコンプラザでの大規模自主企画「HUMANisM〜超★地獄編2022〜」を開催した。My Hair is BadやSUPER BEAVERなど豪華ゲストが集結し、チケットはほぼ完売の成功を収めた。
同年11月には4thアルバム『ふるえる』をリリースしている。
ircle(アークル)のメンバー
河内 健悟(かわち けんご)
ボーカル・ギター。1987年8月2日生まれ、A型。大分県別府市出身。
兄はONE BUCK TUNERのYUKIである。小中学校時代は野球部に所属していたが、高校ではメンバーと異なる商業高校へ進学。当時モヒカン頭でありながら生徒会長を務めていた。
愛称は「ケン君」。大分の後輩が手がける「Aozax Guitar Garage」のギターを愛用している。
仲道 良(なかみち りょう)
ギター・コーラス。1987年8月11日生まれ、O型。大分県別府市出身。
メンバーの中で最も早く音楽に触れ、小学生の頃からギターを手にしていた。初めて耳コピした楽曲はBUMP OF CHICKENの「リトルブレイバー」。
自身のバンド活動のみならず、他アーティストのサポートギタリストとしても幅広く活動している。機材へのこだわりも強く、松下工房のオリジナルテレキャスターやDiezelのアンプを使用している。
伊井 宏介(いい こうすけ)
ベース・コーラス。1987年7月20日生まれ、AB型。大分県別府市出身。
「西の狂犬」という強烈なキャッチコピーを持っており、ステージでは圧倒的な存在感を放つ。高校卒業時にはメンバー内で最も優秀な成績を収めており、彼が志望した大学に合わせて他のメンバーも進路を決め、バンドの拠点を福岡へ移したという。知的な側面とライブでの狂気的なパフォーマンスのギャップが魅力のベーシストである。
ショウダ ケイト
ドラム・コーラス。1987年5月6日生まれ、A型。大分県別府市出身。本名は荘田恵人。
仲道とは小学校からの同級生である。高校時代、強豪のバレーボール部に所属し全国3位を経験したが、バンドのコンテスト優勝を機に部活を引退し、音楽の道に専念した。
ステージドリンクにコカ・コーラを愛飲し、ライブでは告知などのMCも担当。YAMAHAのドラムセットとZildjianのシンバルを操り、ircleの力強いビートを支え続けている。
目次 - Contents
- ircle(アークル)の概要
- ircle(アークル)の活動経歴
- 前身となるSKIN-HEADzの結成
- 改名とインディーズデビュー
- 結成20周年
- ircle(アークル)のメンバー
- 河内 健悟(かわち けんご)
- 仲道 良(なかみち りょう)
- 伊井 宏介(いい こうすけ)
- ショウダ ケイト
- ircle(アークル)のディスコグラフィー
- ミニアルバム
- 『TINA』
- 『μ(ミュー)』
- 『You』
- 『Run』
- 『さよならリリー』
- 『光の向こうへ』
- 『Copper Ravens』
- 『CLASSIC』
- 『Cosmic City』
- フルアルバム
- 『i しかないとか』
- 『我輩は人間で r』
- 『こころの℃』
- 『ふるえる』
- ircle(アークル)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「セブンティーン」
- 「シャバダハ」
- 「バタフライ」
- 「呼吸を忘れて」
- 「風の中で君を見たんだ」
- ircle(アークル)の名言・発言
- 河内「もうずっと感情に振り回されてます。」
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