Phasmophobia(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Phasmophobia』とは、2020年9月に「Steam」で配信開始されたファーストパーソン視点のアドベンチャーホラーゲームだ。
「Kinetic Games」によって開発されている。プレイヤーは調査員として民家等を探索し、アイテムを使ってゴーストの正体を特定するのが目的である。
リアルに近いグラフィック等が海外や日本で話題になった。多くのYouTuberがプレイ配信をしている人気作品だ。

生き物に取りつく習性があり、プレイヤーの元へ移動するのが特徴のゴースト。ファントムを直視することで1秒ごとに0.5%正気度が下がるという独自の特徴も併せ持つ。
プレイヤーの元に移動し終えるとその場にEMFレベル2を残す。さらに、移動中は呪いのアイテムを使わない限りハントを起こさないため、正気度が減っている状態でハントモードにならない場合、幽霊の正体はファントムであることが疑われる。
ファントムは写真を撮ると姿が消滅するため、ゴーストの姿をおさめたと判定された写真には背景しか映らない。
設定されている3つの証拠は「スピリットボックス」、「紫外線」、「D.O.T.S.プロジェクター」だ。

ポルターガイスト(Poltergeist)

物体に干渉する性質があり、複数の物を同時に動かすのが特徴のゴースト。
プレイヤーの目撃に関わらず、物体を動かすとその近くにいたプレイヤーの正気度を物体の数×2%下げることができる。
2か所で行動を起こすことができるツインズとの判別としては、3つ以上同時の物体移動と、「スピリットボックス」以外の証拠のみ。
物が多い部屋では極端に正気度が減ることがあるが、逆に物が少ない部屋だとポルターガイストはほぼ行動を起こせない。
設定されている3つの証拠は「スピリットボックス」、「紫外線」、「ゴーストライティング」だ。

バンシー(Banshee)

特定のターゲットを執拗につけ狙う特性を持ち、マルチプレイでは特定のプレイヤーのみ狙うのが特徴のゴースト。
他のゴーストはハント中にターゲットを変えられるが、バンシーはターゲットとなるプレイヤーが死亡するか、ゲームから退室するまで狙い続ける。
ターゲットのプレイヤーが同じ階層にいた際には、そのプレイヤーの元を徘徊する。ハントが始まるのもそのプレイヤー個人の正気度が50%以下の時だ。
姿を見せて歌うという発見しやすい超常現象を行い、ターゲットのプレイヤーがそれを目撃すると他プレイヤーよりも5%正気度が下がる。また、指向性マイクを使えば金切り声のような独特の叫び声が聞こえてくることがあるため、正体の特定が比較的簡単だ。
設定されている3つの証拠は「紫外線」、「ゴーストオーブ」、「D.O.T.S.プロジェクター」だ。

ジン(Jinn)

ブレーカー周りに縄張りを持ち、プレイヤーと距離が遠いほど移動速度が早くなるのが特徴のゴースト。
ブレーカーがついている状態のとき、ジンと同じ部屋もしくはジンの半径3メートル以内にいるプレイヤー全員の正気度を25%下げる特殊能力を持っている。
扉を開けたり、物を動かしたりする物理的な干渉をしない上、正気度が極端に減りやすいため正体特定の難易度は高い。
暗い場所が弱点で、ブレーカーが落ちた状態だと高速移動も特殊能力も防ぐことができる。そのためジンは滅多に自らブレーカーを落とすことはないが、部屋の電気は消すことがあるため注意が必要。
設定されている3つの証拠は「EMFレベル5」、「紫外線」、「氷点下の温度」だ。

メアー(Mare)

暗い場所を好み、電気がついていない場所にプレイヤーがいるとハントモードになる確率が高いのが特徴のゴースト。
電気を頻繁に消すことがあるが、特にブレーカーに干渉するという特徴はない。また、電気を消しても自らつけることはないのが正体特定の判断基準だ。
明るい場所では攻撃性が低くなるため、メアーの半径4m圏内で電気をつけると確率で即座に消す特殊能力がある。なお、この特殊能力はスイッチごとに10秒のクールタイムがあり、テレビやパソコンをつけても発生する。
設定されている3つの証拠は「スピリットボックス」、「ゴーストオーブ」、「ゴーストライティング」だ。

レヴナント(Revenant)

無差別にプレイヤーを襲い、ハント時には移動速度が急激に速くなるのが特徴のゴースト。
探索中の移動速度は鈍いが、ハントが始まると移動速度が上がり、逃げることはほぼ不可能となる。見つかる前にクローゼットやロッカーに隠れることでハントを回避できる確率は上がるが、広いマップだとその難易度は高くなる。また、レヴナントは視認だけでなく、声や機械音でもプレイヤーを感知することができるためクローゼットの中にいても襲われる可能性はある。
特殊能力がなく、ハントの回避難易度は高いが、ハント時の移動速度や独特の足音から正体特定は比較的簡単だ。
設定されている3つの証拠は「ゴーストオーブ」、「ゴーストライティング」、「氷点下の温度」だ。

シェード(Shade)

消極的なゴーストで、プレイヤーが複数人集まっている場合はハントをやめてしまうことがあるのが特徴のゴースト。
プレイヤーが1人もいない部屋では活発に行動を起こすが、部屋に1人でもいれば途端に活動をやめてしまう。シェードと同じ部屋にいる場合はEMFもほぼ反応しない。そのためゴーストの位置が見つけづらく、証拠も集めにくい。
プレイヤーの平均正気度が50%以下になれば他のゴーストと同様に行動を起こしてくるようになり、平均正気度が35%になるとハントが始まる可能性がある。これは老化したセーイを除いて最もハント開始になる正気度が低いことになる。
設定されている3つの証拠は「EMFレベル5」、「ゴーストライティング」、「氷点下の温度」だ。

デーモン(Demon)

ハントを好む性質があり、他のゴーストよりも頻繁にプレイヤーを襲うのが特徴のゴースト。
ほとんどのゴーストが平均正気度50%以下でハント開始するのに対し、デーモンは平均正気度70%以下で開始する。また、正気度の条件を無視してハントを仕掛けることができる特殊能力を持っており、早い段階でハントモードとなる場合がある。
ハント終了後のクールタイムや浄化香の効果時間などが他のゴーストよりも短く、証拠を集める前に全滅する可能性もある。
十字架が唯一の弱点で、十字架の効果範囲が他のゴーストよりも広くハントを防ぐのが容易となる。ミミックとの判別はスピリットボックスの反応で見分けることができる。
設定されている3つの証拠は「紫外線」、「ゴーストライティング」、「氷点下の温度」だ。

ハントゥ(Hantu)

温度が低くなると活発化し、移動速度が上がるのが特徴のゴースト。
ブレーカーを落とす可能性が高く、天候に関係なくブレーカーが落ちている状態だと移動速度が上がり、自らオンにしなくなる。ハントゥの周囲は氷点下になるため、ハントが開始されると移動速度が速い状態からスタートするが、視認加速がないので他の部屋に逃げ続ければハントを回避できる可能性が上がる。
ブレーカーが落ちている状態の時、ハントゥの白い息がどの部屋でも確認できる。
設定されている3つの証拠は「紫外線」、「ゴーストオーブ」、「氷点下の温度」だ。

マイリング(Myling)

非常に活発で超常現象をよく起こすが、ハント時は静かになるのが特徴のゴースト。
活動する部屋によって超常現象の頻度は変わるが、ハント時と非ハント時の活動をよく観察して特定できる。指向性マイクを使えば頻繁にマイリングが怪奇音をたてているのが聞こえる可能性がある。
また、ハント中に聞こえる足音や声の範囲が他のゴーストよりも狭い。
設定されている3つの証拠は「EMFレベル5」、「紫外線」、「ゴーストライティング」だ。

ツインズ(The Twins)

お互いの動きを真似し合い、2か所同時に超常現象を起こすことができるのが特徴のゴースト。
2体ゴーストがいるわけではなく、1体のゴーストが2体分行動を起こしている。そのため、2部屋にゴーストがいたり、ハント時に2体が襲ったりするわけではない。
だが、ツインズは特殊能力で超常現象を起こせる範囲が他のゴーストより広いため、ゴーストのいる部屋とは別の場所で超常現象を起こすこともできる。
設定されている3つの証拠は「EMFレベル5」、「スピリットボックス」、「氷点下の温度」だ。

ミミック(The Mimic)

30秒~2分ごとに他のゴーストの真似をして特殊能力や正気度無視のハントなどを発動させるのが特徴のゴースト。
1ゲームに複数のゴーストの特徴となる現象が起きるため、時間をかけて正体特定をしないと選択ミスをしてしまうことがある。
ミミックは設定されている証拠以外に、「ゴーストオーブ」を飛ばすため、4つ目の証拠が出てきた場合には正体がミミック1択となる。
設定されている3つの証拠は「スピリットボックス」、「紫外線」、「氷点下の温度」だ。

モーロイ(Moroi)

hario5288
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