薬の魔物の解雇理由(くすまも)のネタバレ解説・考察まとめ

『薬の魔物の解雇理由』とは桜瀬綾香による日本のオンライン小説、ライトノベル作品。略称は「くすまも」である。コロナEXより、真丸イノが作画を担当したコミカライズも発売されている。人と人ならざる者たちが存在するおとぎ話のような世界でこの地に迷い込んだネアは、魔物と契約する歌乞いの役職に就くこととなる。ネアと契約した魔物のディノが様々な不思議な生き物たちとの交流しつつ、美味しい日常と季節のイベントを堪能し時折起きる大事件を解決する異種婚姻ファンタジー作品。

グラストの契約の魔物。コミック1巻では青年の姿に擬態している。物事を知ることに長けた見聞の魔物。美食を対価にグラストと契約しているが、意図せずグラストの命を削ってしまうことを悲しんでいる。グラストに優しくされた過去を持ち、娘を失ったグラストを寂しくさせたくないと側にいる道を選んだ。グラストが娘に作っていた白いケーキに憧れを抱いている。素直で用心深い性格。その資質から観察力に長けている。グラストが一番好きで、ゼノーシュにとってたった一度の恩寵である。

グラスト

リーエンベルクの騎士団長及びゼノーシュの歌乞い。エーダリアの護衛官でもあり剣の師でもある。ネア曰く太陽のような人。柔軟な思考の持ち主で話しやすく部下からも慕われている。無骨な騎士としての姿と父親のような姿の両面を持つ。政略結婚でありながら良い関係を築きつつあった妻を産褥で亡くし、その娘も病で幼くして亡くしている。

ウィーム

煉瓦の魔物

転職活動の時に出会った男性の魔物。他の契約者がいたため、ネアは徐々に仲良しになって煉瓦の魔物と契約しようと考えていた。ネアからリボンのプレゼントを貰うがそれが原因となってディノに練り直されてしまうこととなる。

酵母の魔物

パンの生地から派生した魔物。同性という理由でネアの転職先の最有力候補となったがディノに消滅させられてしまった。

木通の魔物

木の上に座っていたところネアに話しかけられたため木通の魔物と名乗った男性。ネアは木通の活用法を見いだせず転職先には断念している。名前はジーンヴァルト。ネアと出会った時は魔物に擬態していたが、因果の終焉を司る精霊である。

ヴェルクレア

エインブレア

宣託の巫女。美少女だが老獪な口調をしている。ネアが国の歌乞いであると宣託した人物。

その他

ジーク・バレット

故人。一族の事業を進める関係で邪魔だったネアの両親を事故死にみせかけて殺すよう指示した。ネア自ら毒を飲んだことで、失敗してはいけない式典を台無しにされる。ネアが入院をしている間にジークが乗っていた車が海に落ちて彼は帰らぬ人となる。奇しくもジークの車が転落した場所は、ネアの両親が命を落とした道路の延長線上にある場所だった。ネアは彼に対して強い復讐心を持っていたが、彼が亡くなった後はその心は消えている。しかし、ジークに対して復讐心だけでなく恋心があったことを彼が亡くなってから自覚してしまった。

ユーリ・ジョーンズワース

なかちゃんだ〜〜よ
なかちゃんだ〜〜よ
@Nacchan-Kana46

目次 - Contents