喧嘩稼業(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『喧嘩稼業』(けんかかぎょう)とは、木多康昭による漫画。それぞれの想いを胸に、莫大な賞金がかかった異種格闘大会「陰陽トーナメント」に臨む格闘家たちの姿を描いている。2010年に「第一部完」という形で完結した『喧嘩商売』の続編である。
高校生の佐藤十兵衛は、喧嘩屋の工藤優作へのリベンジを目的に、表と裏の格闘界で戦い続けていた。その工藤が陰陽トーナメントに参加することを知った十兵衛は、別の選手から出場枠を奪い取る。各流派の伝説級の格闘家たちもまた、それぞれの想いを胸にトーナメントに挑んでいく。

世界的にその名を知られる総合格闘家。ボクシングのヘビー級チャンピオンを“ボクシング技術だけ”で圧倒するなど、その実力は本物である。
「最強の格闘技は何かを決める」という名目で、陰陽トーナメントを開催。文学の父である無一、上杉の師である山本などを策略を用いて倒した過去があり、復讐の対象として狙われる立場である。

アリ

田島の弟子にして側近。ボディガードも兼ねている。
トーナメントの裏側で不穏な動きを見せる十兵衛を見張るが、逆に麻酔を嗅がされて昏倒される。

山本陸(やまもと りく)

空手の大流派である進藤塾の創始者。かつて弟子の田島に闇討ちされ、片目を奪われた過去を持つ。
田島に敗れた後に姿を消していたが、陰陽トーナメントで弟子の上杉が戦うところをテレビで観戦していた。

『喧嘩稼業』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

愚直に、狡猾に、誠実に、醜悪に、ただ強さと勝利を求めて戦い続ける格闘家たちの姿を描いた『喧嘩稼業』には、読者の心をえぐるようなセリフが数多く登場する。
口にする者が命懸けだからこそ意味と深みを持つ、赤裸々にしてインパクト抜群の名セリフの数々を紹介する。

renote.net

『喧嘩稼業』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

読者を嘆かせる長期休載

日本で連載されている漫画の中には、様々な事情から長期休載しているものが存在する。有名なのは『HUNTER×HUNTER』や『ドリフターズ』だが、『喧嘩稼業』も負けず劣らず長期の救済を続けている。
2014年に始まった本作は、やがて不定期に救済を繰り返すようになり、2021年には2話しか物語が進まなかった。さらに2022年、2023年には1度も掲載されず、その理由についても説明が無い状態が続いた。

BOTAnNABE
BOTAnNABE
@BOTAnNABE

Related Articles関連記事

喧嘩商売(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

喧嘩商売(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『喧嘩商売』(けんかしょうばい)とは、木多康昭による漫画作品。格闘技を題材としているが、修行したり実際に殴り合ったりする以外の戦術的な駆け引きを重視した内容が特徴。基本的にはシリアスな内容だが、ギャグ漫画家としてデビューした木多らしい強烈な下ネタやパロディが時折描かれる。 いじめられっ子からの脱却を目指して喧嘩に明け暮れていた高校生の佐藤十兵衛は、工藤優作という喧嘩屋に敗れ、大きな屈辱を味わう。これを払拭するため、十兵衛は工藤との再戦を目指して表の裏の格闘技界に乗り込んでいく。

Read Article

喧嘩商売・喧嘩稼業の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

喧嘩商売・喧嘩稼業の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『喧嘩商売』『喧嘩稼業』とは、週刊ヤングマガジンに連載中の木多康昭による漫画作品。主人公、佐藤十兵衛を中心に繰り広げられる喧嘩・格闘技を描いた格闘漫画。単なる強さと強さのぶつかり合いだけでなく、戦いを優位に進める為の策略・巧みな心理戦なども描かれており戦闘中の会話などから名言・セリフも多い。

Read Article

目次 - Contents