素晴らしき哉、人生!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『素晴らしき哉、人生!』とは、1946年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジードラマ映画である。監督はフランク・キャプラ。
主人公のジョージ・ベイリーは、人生に絶望し橋の上から身投げを図ろうとする。そんな彼の元に見習い天使のクラレンス・オドバディが現われ、彼を救いにやってくる。子供の頃から運に見放されてきた主人公のジョージ・ベイリーが、見習い天使クラレンスの力を借りて人生の素晴らしさを再確認し、生きていく様子が描かれている。友情や家族の絆、本当の豊かさとは何かに気づく物語である。

ジョージがこの世界に存在しなくなった時に流れたBGM。

挿入曲:ディミトリ・ティオムキン『Answered Prayers』

ジョージが元の世界に戻った時に流れたBGM。童謡の『きらきら星』のBGMが繰り返し使用されている。

挿入歌:町の人々『Auld Lang Syne』

ジョージのことを助けようと町のみんなが集まった場面で、最後に合唱する楽曲。劇中で歌われたのはスコットランド民謡の『Auld Lang Syne』であり、日本で知られる『蛍の光』の原曲である。

挿入歌:ジョージ・ベイリーとメアリーハッチ『Buffalo Gals』

劇中でジョージとメアリーが歌いながら帰った楽曲。

『素晴らしき哉、人生!』のサウンドトラック

収録曲
1. Overture
2. A Prayer from Bedford Falls
3. Big Brother Saves Life
4. Father and Son
5. The Good Old Building & Loan
6. George Gives up College
7. George and Mary Meet Again
8. George and Mary Get Hitched
9. A Run on the Bank
10. Potter's Job Offer
11. World War II
12. A Hero's Homecoming
13. Uncle Billy's Crisis
14. The Plea to Potter
15. Clarence's Leap of Faith
16. George Bailey Doesn't Exist
17. Answered Prayers
18. The Richest Man in the World
19. Buffalo Gals

本作で音楽を担当したのが1895年5月10日生まれのディミトリ・ティオムキンである。彼は『失はれた地平線』(1937年)、『我が家の楽園』(1938年)、『スミス都へ行く』(1939年)などのフランク・キャプラ監督の他作品にも音楽として関わっている。『真昼の決闘』(1952年)では、第25回アカデミー作曲賞・アカデミー歌曲賞を受賞した。
劇中の音楽は『It's a Wonderful Life』のサウンドトラックとして2014年7月29日にリリースされている。

Andykz186
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@Andykz186

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