素晴らしき哉、人生!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『素晴らしき哉、人生!』とは、1946年に公開されたアメリカ合衆国のファンタジードラマ映画である。監督はフランク・キャプラ。
主人公のジョージ・ベイリーは、人生に絶望し橋の上から身投げを図ろうとする。そんな彼の元に見習い天使のクラレンス・オドバディが現われ、彼を救いにやってくる。子供の頃から運に見放されてきた主人公のジョージ・ベイリーが、見習い天使クラレンスの力を借りて人生の素晴らしさを再確認し、生きていく様子が描かれている。友情や家族の絆、本当の豊かさとは何かに気づく物語である。

CV:堀内賢雄(UHD BD・BD版)
12歳の頃に川に落ちた弟を助け、左耳の聴覚を失う。大学で学んだ後は世界中を飛び回り建築や設計の仕事をしたいという夢を持つが、父の死後住宅金融の仕事を継がなければならなくなり夢をあきらめる。メアリー・ハッチと出会い結婚する。
その後お金を失うことになり人生に絶望して橋から身投げを図るも、見習い天使のクラレンスが助けにやってくる。そこでジョージがいなかった時の世界を見せられ、人生の素晴らしさを再確認する。

メアリー・ハッチ(演:ドナ・リード)

CV:松井暁波(UHD BD・BD版)
ジョージ・ベイリーと同窓会で再会、後に結婚。4人の子供を授かる。
メアリーもグランビル屋敷の窓に石を投げて割ったが、ジョージに何を願ったのかは教えなかった。しかし後に、ジョージと一緒になることを願っていたと明かす。
ジョージがお金を失った際には率先して町中のみんなに事情を説明し、彼のお金を工面してくれた。

ヘンリー・ポッター(演:ライオネル・バリモア)

CV:石住昭彦(UHD BD・BD版)
この町一番の大富豪で金儲けしか頭にない人物。
ジョージを目の敵にしていて、会社を潰そうと何度も彼の邪魔をする厄介者である。ジョージの会社のお金8000ドルを偶然手にし、そのまま隠し持つ。

クラレンス・オドバディ(演:ヘンリー・トラヴァース)

CV:外谷勝由(UHD BD・BD版)
ジョージの元に送り込まれた2級天使。身投げしそうなジョージを止めるため自ら川に落ち、助けを求める。
生まれてこなければよかったと嘆くジョージに、彼のいなかった世界を見せる。見事ジョージを救ったクラレンスは、無事翼を獲得することができた。

ビリー・ベイリー(演:トーマス・ミッチェル)

ジョージの叔父。ジョージと一緒に住宅金融の仕事を続ける。
会社のお金8000ドルを銀行に預けようとした際、全額を誤ってポッターに渡してしまう。

ジョージの母親(演:ボーラ・ボンディ)

ジョージとハリーの母。
ジョージにメアリーとの結婚を勧め、彼女の家を訪ねるよう助言する。その後ジョージとメアリーの結婚を喜んだ。

ジョージの父親(演:サミュエル・S・ハインズ)

ジョージとハリーの父。
生前、ジョージに住宅金融の仕事を継いで欲しいと相談するが世界を飛び出したいと言われ断られる。その夜発作で亡くなり、ジョージは父の仕事を継ぐことになった。

ハリー・ベイリー(演:トッド・カーンズ)

ジョージの弟。9歳の頃に溺れかけたところをジョージに助けられ、命を救われる。
ジョージの貯めた学費で大学に通う。そのまま結婚し、住宅金融の仕事には就かなかった。戦争が始まった際には飛行機乗りとして活躍し、大統領から名誉勲章を貰った。

その他

ガウワー(演:H・B・ワーナー)

Andykz186
Andykz186
@Andykz186

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