桃園藤一郎(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

桃園藤一郎(ももぞの とういちろう)とは、葦原大介によるSFバトル漫画『ワールドトリガー』の登場人物。異世界である近界(ネイバーフッド)からの侵略者・近界民(ネイバー)から世界を守るための組織・界境防衛機関「ボーダー」に所属する戦闘員。A級片桐隊に所属する狙撃手(スナイパー)である。流されやすい性格をしており、もともとは銃手志望だったが、A級三輪隊の狙撃手・奈良坂透に誘われて狙撃手になった。部隊に入って早々にA級に昇格したため、テンパることが多く、作者からは0.8人前狙撃手と評価されている。

B級ランク戦

「ボーダー」への帰還

第二次大規模侵攻後、「ボーダー」では主力であるB級部隊を対象にランク戦が行われた。これは3~4つの部隊が仮想空間で模擬戦を行いポイントを取り合うというもの。全工程終了時点での獲得ポイントによってB級部隊内の格付けが行われる。

桃園が所属する片桐隊は、ROUN6で主人公の三雲修(みくも おさむ)が隊長を務める玉狛第二(三雲隊)、生駒隊、王子隊の試合が終わった頃に「ボーダー」に帰還していた。

遠征選抜試験

B級ランク戦後、「ボーダー」ではB級の中位以上の部隊、精鋭であるA級の部隊を対象に遠征選抜試験を行う。遠征選抜試験は、近界(ネイバーフッド)への遠征を行う部隊や個人メンバーの選出を行うのと、各隊員の実力評価を兼ねていた。桃園が所属する片桐隊はこの遠征選抜試験から本格的に登場する。

第一次試験「閉鎖環境試験」

第1次試験は「閉鎖環境試験」。B級を中心に構成された11個の臨時部隊が、遠征艇内を想定した閉鎖環境で1週間生活しながら課題をこなしていくというもの。この間A級部隊は、課題などに取り組む11個の部隊をモニタリングし、個々の判断などについて採点をしていく。桃園も片桐隊のメンバーや自身を狙撃手(スナイパー)に誘ったA級三輪隊の狙撃手・奈良坂透(ならさか とおる)と一緒にブースに入り、隊員達をモニタリングする様子が描かれた。

桃園藤一郎の関連人物・キャラクター

通常部隊メンバー

片桐隆明(かたぎり たかあき)

CV:金本涼輔

桃園藤一郎が所属する片桐隊の隊長。ポジションは銃手(ガンナー)。桃園と同じ年の17歳。

頭脳明晰で進学校の六頴館高等学校(ろくえいんかんこうとうがっこう)に通っている。桃園とは中学時代の同級生だったようで、桃園がバスケ好きなのを知らなかったのか野球部に勧誘している。流されやすい桃園はこの片桐の誘いを受けて野球部に入部した。

renote.net

一条雪丸(いちじょう ゆきまる)

桃園藤一郎が所属する片桐隊の攻撃手(アタッカー)。桃園の1つ年下の16歳。

片桐、結束夏凛(ゆいつか かりん)と共に第2期東隊で活動し、片桐が独立したタイミングで片桐隊に入隊した。好戦的な性格をしたバトルジャンキー。自分よりも強い人間と戦うことが好きで、S級隊員の天羽月彦(あもう つきひこ)に戦いを挑んでは敗北し、その過程で仲良くなった。攻撃手ランキング5位、または7位ぐらいの実力者で、黒トリガー(ブラックトリガー)の「風刃(ふうじん)」使用者候補の1人でもある。

renote.net

尼倉亜澄(あまくら あすみ)

桃園藤一郎が所属する片桐隊の観測手(スポッター)。桃園の1つ年下の16歳。

おっとした感じの黒髪ショートカットの少女。界境防衛機関「ボーダー」の中で唯一観測手というポジションをしている。「強化レーダー」というトリガーで「バッグワーム」の隠密を打ち消す、対狙撃手に特化したポジションのようであるが、戦闘描写がないため詳細は不明。

renote.net

結束夏凛(ゆいつか かりん)

CV:鎌田梢

桃園藤一郎が所属する片桐隊のオペレーター。桃園と同じ年の17歳。

片桐、一条雪丸と共に第2期東隊で活動し、片桐が独立したタイミングで片桐隊に入隊した。数字を用いた比較や分析を得意とする。

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@yuzu_yugu0819

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影浦雅人(かげうらまさと)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属B級影浦隊の隊長。ボーダー内屈指のアタッカーだが、暴力行為や素行の悪さも目立つ問題児。「感情受信体質」という副作用(サイドエフェクト)を発現させており、戦闘面では不意打ちや遠距離からの射撃を察知することが可能。ただし私生活では他人の感情も意図せず察知してしまうためつらい思いをしている。素行の悪さはサイドエフェクトに起因しているともいえる。本作主人公の空閑遊真(くがゆうま)と仲が良く、ライバル関係にある。

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那須玲(なす れい)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダー本部所属B級那須隊の隊長。ボーダー内でも屈指の「バイパー(変化弾)」使いで、聡明さと高度な戦闘技術で隊長兼エースを務める。病身のため自宅で過ごすことが多く、作戦会議なども自宅のベットで行っていることがある。しかし、いざ戦場に立つと俊敏な動きで敵を圧倒する。ランク戦三日目昼の部(第三戦)でも、本作の主人公を要する玉狛第二(三雲隊)と激戦を繰り広げ主人公達を追い詰めた。穏やかで落ち着いた性格を持ち、チームメイト想いな女性。

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