中村佳穂(Kaho Nakamura)の徹底解説まとめ
中村佳穂(なかむら かほ)は、京都府を拠点に活動する女性ミュージシャンである。20歳で音楽活動を本格的にスタートし、2018年にアルバム『AINOU』をリリースした。その音楽スタイルは、ソウル、ジャズ、ポップ、R&B、ファンクなど多岐にわたり、世界中のリスナーから賞賛されている。2019年に「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演するなど活発な公演を行う。2021年公開の映画『竜とそばかすの姫』では主役のすず/Belleの声優と歌を担当。声優としての演技力も高く評価されている。
2012年8月18日
01.SINONDE
02.さよならのあとで
03.シャロン
中村が音楽の道を歩み始めたばかりの頃、ライブハウス等で手売りしていたもの。現在は流通していない非常に貴重な1枚だ。漫画風のユニークなジャケットが目を引く。
『中村佳穂BAND』
2013年春発売
01.夜のダンス
02.SINONDE
03.サーカスナイト(cover)
04.シャロン
05.聴いて見る
中村が大学1回生の頃に初めて組んだバンドのライブ音源。「SINONDE」、「シャロン」は前作『おやすみ冷蔵庫』にも収録されている。3曲目は七尾旅人「サーカスナイト」のカバーである。
映像作品
『LIVE 2022 -TOUR NIA near -』
2023年3月15日発売
01. アイミル
02. きっとね!
03. Q 日
04. ブラ~~~~~
05. さよならクレール
06. 悪口
07. ÿuni
08. 忘れっぽい天使
09. get back
10. You may they
11. GUM
12. LINDY
13. MIU
14. NIA
<アンコール>
15. KAPO
16. アイミル
17. そのいのち
2度目の全国ホールツアー「TOUR NIA・near 」。その中でも10月7日に開催した東京・昭和女子大学人見記念講堂公演で生中継された模様が収録されている。中村初のライブ映像作品となる。
中村佳穂の代表曲・ミュージックビデオ(MV/PV)
U
中村佳穂とmillennium paradeのコラボレーション楽曲となる。細田守監督作品『竜とそばかすの姫』の主題歌として制作された。中村は歌唱を担当した他、映画内では主人公すずとそのアバターの声を熱演。MVは、劇中に出てくるインターネット上の仮想空間「U」の世界観を表現している。「MTV Video Music Awards Japan 2021」において「最優秀邦楽コラボレーションビデオ賞」を受賞した。
アイミル
アルバム『NIA』に収録された楽曲。
映像はkazuoが担当した。卵型の切り抜かれたジャケット写真が、メロディに合わせて動く映像が展開される。終盤に差し掛かると全体像が明らかになり、そこには小鳥が現れる。卵を育てるように「好き」という気持ちを育てていけ、というメッセージだろうか。
きっとね!
アルバム『AINOU』に収録された楽曲。MVは、ロンドン在住のアニメーション作家・シヴァン・キドロンによって制作された全編アニメーション作品で、歌詞とリンクする内容になっている。中村が彼女の作品を気に入ってオファーしたことにより実現した。
そのいのち
『竜とそばかすの姫』の細田監督も特に好きな楽曲に挙げており、ファンの間でも人気の楽曲である。アルバム『AINOU』に収録。荒野や広大な自然風景を彷彿とさせる雄大かつ、おおらかな優しさをも内包するサウンドが特徴的。中村流の生命賛歌とも言えるだろう。
忘れっぽい天使
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目次 - Contents
- 中村佳穂の概要
- 中村佳穂の活動経歴
- 中村佳穂の原点
- 人生の転機
- 音楽活動開始~ファースト・アルバムリリース
- フジロック初参戦~『AINOU』リリース
- 『竜とそばかすの姫』声優初主演~『紅白』出場
- 中村佳穂のプロフィール・人物像
- 中村佳穂のディスコグラフィー
- シングル
- 『どこまで』
- 『Gatagoto Song Night Song』
- 配信限定シングル
- 『きっとね!』
- 『LINDY』
- 『q』
- 『Rukakan Town』
- 『アイミル』
- 『さよならクレール』
- 『Hank』
- 『ÿuni』
- 『スカフィンのうた』
- ミニアルバム
- 『『口うつしロマンス』』
- アルバム
- 『リピー塔がたつ』
- 『AINOU』
- 『NIA』
- 自主制作CD
- 『おやすみ冷蔵庫』
- 『中村佳穂BAND』
- 映像作品
- 『LIVE 2022 -TOUR NIA near -』
- 中村佳穂の代表曲・ミュージックビデオ(MV/PV)
- U
- アイミル
- きっとね!
- そのいのち
- 忘れっぽい天使
- さよならクレール
- MIU
- 中村佳穂の名言・発言
- 「音楽する自分に飽きたら、それはやめるとき」
- 形にすると遠ざかってしまうことも、形にしてとっておくことが大事っていうのも、本当はどっちもわかっているんです」
- 「グーグル先生が助っ人でした。まず、ライブハウスというものがあるんだと知り、キーボードを背負ってライブハウスのドアをドンドンドンと叩きました」
- 中村佳穂の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 自律性を重視する大阪府立三島高等学校出身
- 人生初のスタジオで出会ったSIMPO RECORDSの小泉大輔
- 一升瓶片手にライブハウスに現れた細田守監督
- 日常の延長線上にある楽曲制作とライブ