中村佳穂(Kaho Nakamura)の徹底解説まとめ

中村佳穂(なかむら かほ)は、京都府を拠点に活動する女性ミュージシャンである。20歳で音楽活動を本格的にスタートし、2018年にアルバム『AINOU』をリリースした。その音楽スタイルは、ソウル、ジャズ、ポップ、R&B、ファンクなど多岐にわたり、世界中のリスナーから賞賛されている。2019年に「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演するなど活発な公演を行う。2021年公開の映画『竜とそばかすの姫』では主役のすず/Belleの声優と歌を担当。声優としての演技力も高く評価されている。

2015年7月20日発売

01. どこまで
02. あんたがたどこさ
03. 何にも変わっちゃおらへんよ
04. 夕立
05. どこまで(iphone sketch)
06. どこまで(a cappella)

1stシングル。1stミニアルバム『口うつしロマンス』の完売を記念して製作された。本アルバムには、オリジナリティ溢れる表題曲や異なるバージョンの楽曲、及び民謡「あんたがたどこさ」のカバー曲で構成されている。このアルバムは、ライブの会場やSIMPO RECORDSのウェブサイトにて販売された。

『Gatagoto Song Night Song』

2016年4月17日発売

01.雨の好きな女の子
02.夜のダンス(ピアノ弾き語り 2016 ver.)
03.口うつしロマンス(チェロと2人 2016 ver.)
04.聴いて見る(チェロと2人 2016 ver.)
05.悪口

全5曲からなるシングルで、新曲「雨の好きな女の子」や地元の本屋で録音した楽曲が収録されている。「グッドラックヘイワ」のライブツアー「Gatagoto-Song Night 2016」に中村が参加した際に限定販売された。

配信限定シングル

『きっとね!』

2018年10月24日発売

後にアルバム『AINOU』にも収録される。『関ジャム完全燃SHOW』の人気企画「売れっ子プロデューサーが選ぶ2018・年間ベスト10!!」において、蔦谷好位置が第2位に同曲を選出。中村のブレイクのきっかけとなった楽曲だ。

『LINDY』

2019年7月3日発売

前作から8か月ぶりの音源となる。
自作の「エレキ六線」を使ったリフで幕を開ける。主に打楽器と弦楽器で構成されており、ビートが際立つダンサブルな楽曲だ。途中で加速する演出が施され、疾走感と即興演奏のようなダイナミックさが感じられる。

『q』

2019年8月7日発売

『LINDY』同様に自作楽器「エレキ六線」の緩やかなリフから始まるが、楽曲の特徴は大きく異なる。穏やかな演奏とともに「君」に対する想いをしっとりと歌い上げた、切ないナンバーである。

『Rukakan Town』

2019年9月4日発売

濁った印象の電子音から始まるが、ギターのリフレインとハンドクラップが加わり軽快な曲へと移行していく。歌詞には「幽霊」「忘れ物が集まる似た街に住んでる」といったフレーズが並び、幻想的な印象を与える1曲だ。

『アイミル』

2021年6月2日発売

この曲は後にアルバム『NIA』にも収録された。2020年の配信ライブで披露して以来、長らく音源化が望まれていた曲である。力強いハンドクラップとベースラインが軸となっている。歌詞は、ストレートに感情を表現し自分らしく生きることの大切さに光を当てている。今を生きる全ての人に捧げる賛美歌とも言える、チアフルな作品である。

『さよならクレール』

2022年1月19日発売

アルバム『NIA』に収録。ゲストにmillennium paradeの石若駿が参加している。日常の中で生じるすれ違いや誤解がある一方で、相手への強い愛情とつながりも求めてしまう。そんな複雑な心情を描いた作品だ。

『Hank』

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