たらんたランタ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『たらんたランタ』とは、2006年から2007年まで漫画雑誌『りぼん』にて槙ようこが連載した少女漫画である。単行本は全2巻発売された。両親が離婚し、兄も事故で亡くした佐久間ヒカル(さくまひかる)が「幸せを呼ぶ女への道ノート」を片手に、様々な出会いや経験から成長していく恋愛物語である。先輩や幼馴染、友人など個性豊かなキャラクターたちが登場し、ヒカルの人生を彩っていく。キラキラした世界観の作風も印象的だ。

ダンチ

ヒカルだけが呼ぶ勝人のあだ名。団地に住んでいることが由来である。

ヒカルっこ

先輩のニタがヒカルを呼ぶときのあだ名。

ジュンジュ

ねねが潤につけたあだ名。ヒカルはこのあだ名を無意識に呼んでしまうことを恐れていたが、潤にあだ名で呼んでいるところを既に知られていた。

『たらんたランタ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

潤「バカな男のために自分下げて泣くな 簡単に人のこと好きになんな」

ヒカルが三智也に弄ばれて泣いてしまった時に潤が言った言葉が「バカな男のために自分下げて泣くな 簡単に人のこと好きになんな」である。自分が悪いと言うヒカルに対して、フォローしつつ喝も入れているセリフで、潤の優しさがよく分かるシーンだ。

ヒカル「誰にも何にも迷惑かからんとこで 姿消さんかいっ」

ねねの自殺騒動の際に放ったヒカルの一言が「誰にも何にも迷惑かからんとこで 姿消さんかいっ」である。兄という身近な存在を亡くしたことがあるからこそ出たセリフで、命を軽く考えているねねに対して本気で怒っていることがよく分かる一言だ。

ヒカル「それでもいいの 私は人に出会うために生まれてきたの」

あみなと2人で未来について話したヒカルが言ったセリフが「それでもいいの 私は人に出会うために生まれてきたの」である。これから普通の人生を歩むことになっても、自分は人と出会うために生まれてきたと話すヒカル。自分の人生についてしっかりと意味を見出していることが分かる印象的なシーンだ。

潤「あみな 頑張れ」

あみなが兄妹の証である指輪を潤に返した時に、潤があみなに対して言った言葉が「あみな 頑張れ」である。口数の少ない潤の最大限の応援で、あみなはこの言葉を胸に兄離れをすることができた。

ヒカル「世界の中心は私ですよ」

自分のせいで周りの人生を変えたくないと話す潤に対してヒカルが言った言葉が「世界の中心は私ですよ」である。自分自身で人生を変えていることや、逆に潤の人生を変えているのは自分だと話すヒカルが印象的なシーンだ。この言葉で潤の心は少しずつ開いていき、考え方が変わるきっかけとなっている。

三智也「ちゃんと遠くにいてやるから」

chan53
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