チェンソーマンの回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『チェンソーマン』とは、藤本タツキによる漫画作品。人を襲う悪魔と、それを狩るデビルハンターたちのスプラッタなバトルとスラップスティックな日常を描いている。秀逸な人物描写と、破天荒なようで丁寧なストーリー展開で好評を博した。
作中には数多くの謎や伏線が提示されており、それが見事に回収され、物語を盛り上げていった。その中には「続きが気になるけど読むのがつらい」とまで言われた衝撃的なものもあり、本作の高い評価の一因となった。ここでは、『チェンソーマン』の回収済み・未回収の伏線・謎をまとめて紹介する。
須郷ミリ/ソードマン(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
須郷ミリ(すごう ミリ)/ソードマンとは、『チェンソーマン(第二部「学園編」)』の登場人物で、悪魔と融合した少年で「ウェポンズ」の一員。
学ランの下にパーカーを着込んだ、洒落た雰囲気の少年。本人曰くろくでもない人生を歩み、支配の悪魔に操られていたが、デンジがこれを倒したことで解放される。現在は世界平和チェンソーマン協会に属しているが、“チェンソーマン”としてのデンジの居場所を奪っていく同組織の看板三鷹アサには不快感を示す。デンジに対しては感謝と興味を抱き、「友達になりたい」と考えている。
バルエム・ブリッチ
火炎放射器の悪魔と契約した男。結果としてマキマの支配から解放してくれたチェンソーマンに感謝しているが、「彼にさらなる力と自由を与える」ことのみを考え、“偽物のチェンソーマンによる世界規模の暴動と虐殺”という大事件の黒幕の1人として暗躍。普通の学生として生きていたデンジの日常を破壊した。
バルエム・ブリッチ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
バルエム・ブリッチとは、『チェンソーマン』の第一部「公安編」及び第二部「学園編」の登場人物で、人でありながら異形の姿へと変身して火炎放射器の悪魔の力を振るう人物。同様の人間を集めたコミュニティ「ウェポンズ」の一員である。
マキマこと支配の悪魔に支配された状態で登場し、他のウェポンズと共に主人公デンジを襲撃。しかし“本物のチェンソーマン”には歯が立たずに敗れ去る。デンジによってマキマが倒されて自由を得た後、世界平和チェンソーマン協会の幹部として再登場を果たした。
ヨルの目的
痴情のもつれに巻き込まれる形で殺害された三鷹アサ。しかしその命が完全に尽きる前に「戦争の悪魔」ことヨルが肉体に入り込み、彼女は危ういところで息を吹き返す。これによりヨルと肉体を共有することとなったアサは、「従わなければお前の自我を消す、目的を果たすまで付き合うなら肉体を返す」とヨルに脅され、やむなく悪魔との戦いに駆り出されていく。
そんなヨルの最終目標は、かつてチェンソーマンに食われて消滅した自分の力の一部を取り戻すことにある。悪魔との戦いを繰り返して少しずつ力を高めているのも、かつて不覚を取ったチェンソーマンとの対決に備えてのことである。
正義の悪魔の正体
デンジが公安を辞して通い始めた学園で様々な事件を起こし、三鷹アサの友人となったユウコを死に追いやった原因でもある正義の悪魔。しかし実際には本物の「正義の悪魔」は物語の中で名乗ることもできないままチェンソーマンに倒されており、デンジやアサが「正義の悪魔」だと認識していたのは「火の悪魔」という別の存在だった。
なぜ火の悪魔が正体を隠したままにしていたかといえば、彼の持つ「複数の人間と契約できる」、「契約した者に自由に姿を変える力を与える」、「契約した人間の数が増えれば増えるほど強くなる」という性質を利用しようと考えた者たちがいたためだった。
キガの目的
戦争の悪魔であるヨルの“姉”を自称するキガ。ヨルと、彼女と融合したアサの周囲で暗躍を続けていたキガの目的は、「最強最大の悪魔である“恐怖の大王”こと死の悪魔による人類の死滅を阻止すること」にあった。怪しい動きを見せつつもアサたちに協力的な態度を取ってきたのもこれが理由である。
キガは恐怖の大王に対抗するために「デンジとヨルの強化」を目論んでおり、そのために全世界で同時多発的な暴動を発生させている。人類全体の味方ではあるがそのための手段はいっさい選ばない、危険にして凶悪な存在だ。
『チェンソーマン』の未回収の伏線・謎
アサとヨルの行く末
肉体を共有して悪魔と戦い続ける三鷹アサとヨル。2人の関係は、肉体の所有権を持つヨルの絶対的な優位にあり、アサは「自我を消されたくなければ従え」という命令に渋々従っている状態である。ヨルがアサの自我を残しているのは、「人間社会に潜伏するのに便利だから」というだけでしかない。
しかしいくつもの戦いを経る中で、2人の関係には微妙な変化が生まれている。生殺与奪の権利を握られていながら、アサは時にすさまじいまでの頑固さを発揮してヨルの意見に従うことを拒み、勝手に動こうとする。しかも物語の中で「極度の緊張状態にあると肉体の制御を移譲できなくなる」というヨルにとっても想定外の弱点が発覚し、2人はますますうまく協力して悪魔と戦うしかない状態となっていく。
時に相談し、時に自分の意見を頑迷に主張し、時に相手に譲歩して条件をすり合わせ、その中で互いに納得できる妥協点を探っていく。二人三脚で悪魔との戦いを繰り返す中、アサとヨルは次第に「仲がいいわけではないが共に戦う相棒」として互いに気を許していっている。2人の関係が最終的にどうなるのかは未知数である。
デンジの新たな夢
かつてヤクザの下でコキ使われていた頃、デンジは「大切な人と一緒に腹いっぱい普通の食べ物を食べられる、平穏な生活」を夢見ていた。いくつもの悲劇と苦難を乗り越え、公安を辞したデンジは、貧乏ではあるが望んだ生活を手に入れて充実した日々を過ごしていた。
しかし、彼は心のどこかでは「何か物足りない」と感じていた。デンジと融合しているポチタは敏感にそれを感じ取り、「君の夢は叶えられた。次はどんな夢を見るの?」と尋ねている。
自分が何を望んでいるのかはデンジにもまだよく分かっていないが、その内の1つに「チェンソーマンになって暴れたい」といった欲求もあるようだ。
デンジとアサの恋路
ヨルに命じられるままチェンソーマンを探す中で、アサはデンジと知り合う。彼らは互いの正体も知らないまま交流を重ね、異性の友人としてそれなりに相手を信頼するようになっていく。
そのアサは、悪魔との戦いの中でたびたび自分を助けてくれたチェンソーマンに次第に惹かれるようになっていく。胸の中で勝手にポエムを思い描いてヨルにウザがられるほど熱を上げているが、チェンソーマンの正体がデンジであることはまだ気付いていない。
デンジはデンジで、これまでに知り合った女性(子供を除く)の中で、唯一自分に殺意も抱かず刃物も向けてこないアサのことを「もしかしたらすごく優しい女なのでは、ひょっとしたら俺に気があるのでは」と特別視している。女性に対するハードルが低すぎる気もするが、実際にデンジが知り合った女性はことごとくが彼に敵意を向けてきたので仕方のない面もある。
デンジとアサの関係が今後どうなっていくのかは、まだまだ未知数の状態である。
Related Articles関連記事
チェンソーマン(第一部「公安編」)のネタバレ解説・考察まとめ
『チェンソーマン』とは、『週刊少年ジャンプ』2019年1号より連載中の藤本タツキによる漫画。主人公・デンジは、チェンソーの悪魔である相棒の犬・ポチタとともに悪魔退治をして死んだ父親の莫大な借金を返済していた。明日をも知れない極貧生活の中、デンジは自分を飼っていたヤクザのボスにハメられて殺されかけるが、ポチタと融合して彼自身がチェンソーの悪魔へ変身しヤクザたちを皆殺しにする。そんなデンジをマキマと名乗る美女が、公安所属のデビルハンターにならないかスカウトにくる。
Read Article
チェンソーマン(第二部「学園編」)のネタバレ解説・考察まとめ
『チェンソーマン(第二部「学園編」)』とは、人の世で暴れる悪魔と、それを追うデビルハンターと、彼らに振り回される人々を描いた藤本タツキによる漫画作品。第一部はその巧みな構成とバイオレンスさで大きな話題となり、藤本の才能を世に知らしめる出世作となった。高校生の三鷹アサは、悪魔に襲われて命を落とすも、戦争の悪魔がその体に入り込んだことで蘇生。ヨルと名乗り始めた戦争の悪魔から「自分に協力しないと殺す」と脅されたアサは、命じられるまま噂のデビルハンターチェンソーマンを探すこととなる。
Read Article
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のネタバレ解説・考察まとめ
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』を原作とするアニメ映画作品。『チェンソーマン』のエピソードの1つである「レゼ篇」を映画化したもので、MAPPAが制作した2022年のTVアニメ版の続編である。 悪魔と呼ばれる異形の存在が人間を害する世界。チェンソーの悪魔と融合し、公安対魔特異4課のデビルハンターとして働くようになった少年デンジは、ある日レゼという少女と出会う。レゼに惹かれていくデンジだったが、実は彼女は大国のスパイで、悪魔化したデンジの心臓を狙っていた。
Read Article
チェンソーマンの悪魔・魔人・武器人間・ウェポンズまとめ
『チェンソーマン』とは、藤本タツキによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。超常的な力で人々に仇なす悪魔たちの脅威と暗躍、物欲と色欲のために死に物狂いでそれを倒していく少年デンジの活躍を描いている。 作中には数多くの悪魔と、悪魔が人間の死体に取りついた存在である魔人が登場し、時には敵として、時には味方として物語を盛り上げている。本記事ではそれらの悪魔と魔人、主人公のデンジと相棒のポチタを含む武器人間と、そのコミュニティであるウェポンズについて紹介する。
Read Article
チェンソーマンの公安対魔特異課まとめ
『チェンソーマン』とは、藤本タツキによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。超常的な力で人々に仇なす悪魔たちの脅威と暗躍、物欲と色欲のために死に物狂いでそれを倒していく少年デンジの活躍を描いている。 公安対魔特異課(こうあんたいまとくいか)は作中に存在する組織で、主人公であるデンジもここに所属している。対悪魔を想定した実戦部隊で、高い給与と充実した福利厚生で知られる一方、その職務内容から殉職者や離職する者が非常に多い。作中でも大半の構成員が様々な形で退場している。
Read Article
チェンソーマンのデビルハンターまとめ
『チェンソーマン』とは、藤本タツキによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。超常的な力で人々に仇なす悪魔たちの脅威と暗躍、物欲と色欲のために死に物狂いでそれを倒していく少年デンジの活躍を描いている。 そのデンジを含む、“悪魔と戦う”ことを生業とする者たちを「デビルハンター」と呼ぶ。銃火器で武装している者から友好的な悪魔と契約している者まで、戦闘スタイルは多種多様。公的な組織の者から民間の者まで、時には共闘、時には敵対しながら活躍するデビルハンターたちを紹介する。
Read Article
チェンソーマンのマキマ定食まとめ
『チェンソーマン』とは藤本タツキによる漫画。『週刊少年ジャンプ』にて連載され、後にアニメ化もされた。主人公・デンジは、チェンソーの悪魔こと相棒の犬・ポチタと悪魔退治をし、死んだ父親の借金を返済していたが、ヤクザのボスに殺されかける。その後ポチタと融合してチェンソーの悪魔へと変身できるようになったデンジは、マキマと名乗る美女に公安所属のデビルハンターにならないかスカウトされる。終盤でマキマが支配の悪魔だと判明し、激戦が描かれた。ここではラストで読者の度肝を抜いたマキマ定食について解説する。
Read Article
チェンソーマンの壮絶な過去を持つ公安対魔特異課まとめ
人気漫画『チェンソーマン』に登場する「公安対魔特異課」(こうあんたいまとくいか)は、悪魔を駆除することを職務とする公的機関であり、その死亡率の高さを知ってもなおここで働くしかない“壮絶な過去”を持つキャラクターが多く身を置いている。 才能に恵まれたがために他の生き方ができなくなった岸辺。復讐のために戦い続け、やがて気力を失っていった姫野。実家の貧困が理由で他の選択肢を失った東山コベニ。ここでは、公安対魔特異課に所属するキャラクターの中でも特に壮絶な過去を持つ者たちを紹介する。
Read Article
世界平和チェンソーマン協会の徹底解説・考察まとめ!目的・活動・メンバーなど盛り沢山!
「世界平和チェンソーマン協会」とは、『チェンソーマン(第二部「学園編」)』に登場する組織で、“悪魔を狩って人々を守る”アイコンと化したチェンソーマンを救世主と崇める団体。裏では「近い将来現れる恐怖の大王との戦いに備えて、その鍵となる主人公の三鷹アサを管理下に置く」ために活動している。 その三鷹アサを宣伝塔として活躍させ人々を扇動する一方、幹部でもある人と悪魔が融合した存在をもう1人の主人公デンジに接触させ、協会に勧誘。政治的社会的に無視できない規模にまで成長し、公安を警戒させている。
Read Article
チェンソーマンの壮絶な過去を持つ悪魔まとめ
人気漫画『チェンソーマン』に登場する悪魔たちは、その多くが人間を襲う危険な怪物だが、同時にそれぞれが人格と様々な過去を持つ個性的なキャラクターでもある。彼らは時に時として、時に味方として主人公デンジと仲間たちに関わり、物語の裏に隠された謎の一端を紹介する役目を担ってきた。 何人もの人間を破滅させてきた永遠の悪魔。恐るべき大虐殺を行い、世界中を戦慄させた銃の悪魔。チェンソーマンへのリベンジを果たさんと執念を燃やす戦争の悪魔。ここでは、悪魔たちの中でも特に壮絶な過去を持つキャラクターを紹介する。
Read Article
チェンソーマンの壮絶な過去を持つ魔人まとめ
人気漫画『チェンソーマン』に登場する魔人は、悪魔が人間の死体に入り込んだ存在であり、“人でも悪魔でもない存在”として独特のドラマを背負っている。同じく“人でもあくまでもない存在”である主人公のデンジの対になる存在として、敵としても味方としても物語を大いに盛り上げた。 ここでは、魔人の中でも特に壮絶な過去を持つキャラクターを紹介する。信頼する仲間にして家族同然の存在であったにも関わらずデンジと私闘を繰り広げた銃の魔人、人間側の自我と共存しながら活動する戦争の魔人と、様々なタイプが存在する。
Read Article
チェンソーマンの衝撃的な死を遂げたキャラクターまとめ
人間を襲う悪魔たちとそれを狩るデビルハンターたちの攻防、その裏で進む謀略を描いた人気漫画『チェンソーマン』には、衝撃的な死を迎えた登場人物が数多く登場している。 復讐を断念した直後に探し求めた家族の仇によって殺され、その死体を利用され尽くして果てた早川アキ。傍若無人でゴーイングマイウェイな暴君ながら、最期の最期に仲間を守るため命懸けで戦ったパワー。愛する者を守ろうと奮闘し、しかし力及ばず食い殺された姫野。ここでは、『チェンソーマン』の中でも特に衝撃的な死を迎えたキャラクターを紹介する。
Read Article
チェンソーマンの壮絶な過去を持つデビルハンターまとめ
人気漫画『チェンソーマン』に登場するデビルハンターには、「人間を襲う凶悪な悪魔を退治して報酬を得る」という仕事の内容上、いつ大きな怪我をするか、または命を落とすか分かったものではなく、その危険な職務に相応の理由と重たい過去を持つ者が多数存在する。 デビルハンターとしての栄達のため多くのものを犠牲にしたサムライソードのような者もいれば、多くの謎を残したまま暗躍を続ける吉田ヒロフミのような者もいる。ここでは、作中のデビルハンターの中でも、公安に未所属かつ壮絶な過去を持つ者について紹介していく。
Read Article
チェンソーマンの壮絶な過去を持つキャラクターまとめ
チェンソーの悪魔と融合してしまった少年デンジを中心に、人を襲う悪魔とそれを狩るデビルハンターたちの血で血を洗う戦いとドタバタの日常を描いた『チェンソーマン』には、壮絶な過去を持つキャラクターが数多く登場する。 貧困の中で親を殺し、その記憶を封じて生きてきたデンジ。己の命と人生を懸けて家族を殺した怪物を追い続ける早川アキ。初めて芽生えた愛情のために悪魔の言いなりとなるパワー。孤独に苛まれ、理解者を求め続けたマキマ。ここでは、特に壮絶な過去を持つ『チェンソーマン』のキャラクターたちを紹介する。
Read Article
チェンソーマンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『チェンソーマン』とは、藤本タツキによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。 父の借金を返すために悪魔退治をして金を稼ぐ少年デンジは、ある時ヤクザのボスにハメられて命を落とすも、相棒でもあるチェンソーの悪魔・ポチタと融合することで魔人として復活。そんなデンジの前にマキマと名乗る美女が現れ、公安所属のデビルハンターにならないかとスカウトしてくる。 鬼才藤本タツキの描く奇想天外な物語は、赤裸々にして残酷な名セリフの数々で彩られ、読者を魅了すると共に深い印象を残した。
Read Article
チェンソーマンの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『チェンソーマン』とは、少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載された、藤本タツキによる悪魔と人間の残酷な戦いを描いた漫画。チェンソーの悪魔「ポチタ」と共に極貧の生活を送っていた少年デンジが、ポチタの力をその体に宿した不死身のチェンソー人間となったことで公安のデビルハンターとして戦っていくことになる。従来の少年漫画とは一線を画した過酷な展開、容赦のない残酷な死、そして誰にも予測できない物語が漫画界に衝撃を与えた。2022年にMAPPA制作のアニメが公開された。
Read Article
ポチタ/チェンソーの悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
ポチタとは『チェンソーマン』の登場キャラクターでチェンソーの悪魔。鼻先からチェンソーの刃が生えた仔犬のような愛らしい見た目をしている。怪我をして倒れていたところをデンジに拾われ、血を与えられる代わりにデンジを助ける契約を交わした。その後は2人でデビルハンター稼業をして細々と暮らしていたが、雇い主のヤクザにデンジが殺害されると「自分の心臓をデンジにあげる代わりにデンジの夢を自分に見せてほしい」と言ってデンジの心臓と一体化した。その正体は悪魔さえ恐れる地獄のヒーロー「チェンソーマン」。
Read Article
デンジ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
デンジとは、藤本タツキによるアクションスリラー漫画『チェンソーマン』の主人公でデビルハンター。「チェンソーの悪魔」ポチタと契約したことで、頭部がチェンソーの怪人に変身できるようになった。 極貧の暮らしから救ってくれたマキマに好意を抱いており、彼女と付き合いたいという目的のために公安のデビルハンターとして働くことになる。同僚の早川アキや「血の魔人」パワーらと共に常識外れのはちゃめちゃな大活躍を繰り広げ、いつしか「チェンソーマン」の名は世界中の人に知られることになった。
Read Article
マキマ/支配の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
マキマとは『チェンソーマン』の登場人物で、内閣府直属のデビルハンター。公安退魔特異4課を取り仕切るリーダーでもある。長い髪を三つ編みに束ねるミステリアスな美女で、主人公・デンジにとっては憧れの存在。基本的に物腰柔らかいが時折シビアで残忍な言動を見せ、空恐ろしさを感じさせる。 人間の姿をしているが、正体は作中最強クラスの能力を持つ「支配の悪魔」。終盤では「チェンソーマンの力でより良い世界を作る」という本当の思惑が判明し、黒幕としてデンジを利用していたことが明らかとなった。
Read Article
銃の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
銃の悪魔とは『チェンソーマン』に登場する悪魔。非常に強大な悪魔として知られており、13年前初めて出現した際は7分ほどの内に世界各国で120万人弱を殺害した。その後銃の悪魔は姿を消したものの、その事件で悪魔そのものへの恐怖が高まり悪魔全体がパワーアップするなど世界に大きな影響を与えている。その姿は山にも匹敵する巨体で、頭が拳銃を模した形になっているほか背中と腕に大量のマシンガンが生え、胸部には無数の人の頭が付いている。
Read Article
早川アキ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
早川アキとは、『チェンソーマン』の登場人物で公安退魔特異4課所属のデビルハンター。主人公デンジの先輩でもあり、最初は反発しあっていたものの徐々にかけがえのない仲間となっていく。銃の悪魔に家族を殺された過去があり、復讐を果たすため公安に入る。性格は温厚で常識的だが、内に強い信念を抱く激情家。家族の仇を追い求めて、自分の命を削りながら悪魔との死闘を繰り広げる。
Read Article
沢渡アカネ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
沢渡アカネとは『チェンソーマン』の登場人物でヘビの悪魔の契約者。元々は民間デビルハンターだったが、なんらかのきっかけで「銃の悪魔」と契約し、チェンソーの悪魔であるデンジの心臓を狙うようになる。金髪のショートカットが特徴の少女で、常に冷静沈着にふるまう。自身の爪などを代償に契約しているヘビの悪魔を呼び出し、対象を丸呑みにさせたり呑んだものを吐き出させたりすることができる。最終的に公安に捕縛されたが情報を聞き出す前にヘビの悪魔に首をはねられ死亡した。
Read Article
東山コベニ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
東山コベニとは、チェンソーマンの登場人物で、公安退魔特異4課のデビルハンターである。 主人公デンジとはほぼ同期の関係になる。引っ込み思案な性格で、いつもオドオドしているが、先輩である姫野からは「かなり動ける」と評されている。実際ヤクザグループが襲撃した際には、コベニの活躍によりデンジを救い出した。家族との関係はあまり良くない。 作中最後まで生き残る数少ない登場人物である。
Read Article
パワー/血の魔人(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
パワーとは『チェンソーマン』の登場人物で、主人公デンジのバディとなる血の魔人。人間と敵対する魔人ではあるが、知能が高いため公安特異4課所属のデビルハンターとして働いている。利己的な言動で周囲を振り回すが、本質的には臆病で憎めない性格。最終的に初めての友達であるデンジを助けるため、圧倒的な力を持つマキマに逆らい命を落とした。
Read Article
クァンシ/弓矢の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
クァンシとは『チェンソーマン』の登場人物で凄腕のデビルハンター。中国政府からの依頼でデンジを捕らえるため来日する。右目の眼帯と銀髪が特徴の美女で、傍らには常に4人の魔人達を愛人として侍らせている。デンジ捕獲の指令を受けたのも魔人達に人権と義務教育を与えるため。常に気だるげな雰囲気を漂わせているが戦闘能力は非常に高く、かつてのバディだった岸辺からは「素手で殴り合いをさせたら人類最強」と評されている。また、弓矢の悪魔に変身する能力を持つ。
Read Article
闇の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
闇の悪魔とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』に登場した地獄に住む最強の悪魔。悪魔は現世で死ぬと地獄に生まれ、地獄で死ぬと現世に生まれるという輪廻転生を繰り返しているが、地獄に生まれてから一度も死なずに生き続けている悪魔が存在する。闇の悪魔はそんな悪魔の1体で、「超越者」「根源的恐怖の名前を持つ悪魔」などと呼ばれてあらゆる悪魔から恐れられている。 アーティスティックでおぞましい登場シーンは読者の心に大きなインパクトを残した。
Read Article
ナユタ/支配の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
ナユタ/支配の悪魔とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』第一部の最終回に登場した支配の悪魔。デンジとの戦いの末にマキマが死亡し、新たに人間界に転生した。生まれる前のマキマとしての記憶は一切ない。中国にいたところを岸辺がさらってきた。日本政府に預けるとマキマのようにすべてを意のままに支配する悪魔になってしまうため、デンジが預かって面倒を見ることになった。食べたいものを聞かれたナユタが答えたのは「食パン」だった。
Read Article
岸辺(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
岸辺とは『チェンソーマン』の登場人物で、公安に所属するベテランのデビルハンター。初登場時は退魔特異1課だったが、後に人員不足のため1、2、3課が特異4課に合併されると、4課の隊長に就任した。生身の人間としては作中最強クラスの戦闘能力を持ち、デビルハンターとしての戦い方をデンジやパワーに指導する。「悪魔が恐れるデビルハンターは頭のネジがぶっ飛んでるヤツ」という持論を持ち、自身も酒の力で頭のネジを外してエキセントリックにふるまっているが、根は人情家であり教え子に深い愛情を抱いている。
Read Article
レゼ/爆弾の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
レゼとはチェンソーマンの登場人物で、とある雨の日主人公デンジが電話ボックスの中で出会った女性。カフェ「二道」でバイトをしている。きゃしゃで物腰穏やかな美少女であり、右側にリングの付いたチョーカーを首につけている。デンジとレゼは夜の学校に忍び込んだり一緒にお祭りに行ったりしながら徐々に距離を縮めていく。しかしレゼの正体はデンジの心臓を狙うソ連の工作員で、「爆弾の悪魔」と融合し頭部を爆弾に変えられる武器人間だった。
Read Article
落下の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
落下の悪魔(らっかのあくま)とは、『チェンソーマン(第二部)』の登場人物で、落下する恐怖を司る強大な悪魔。 キガこと飢餓の悪魔をして「世界を最悪の恐怖に導く1人目の悪魔」と評価されるほどの実力者。物理的な意味での“落下”だけでなく、気分が“沈む”、“落ち込む”といった精神的な働きも権能の一部として操ることができる。周囲の人間たちに「思い出したくもない最悪の記憶」を蘇らせて落ち込ませ、上空に向かって落下させるという不可思議な力を使う。
Read Article
吉田ヒロフミ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
吉田ヒロフミとは『チェンソーマン』の登場人物で民間デビルハンター。デンジが各国の刺客から狙われた際、護衛としてマキマに雇われる。作中では珍しい民間のデビルハンターながらその戦闘力は非常に高く、作中最強キャラクターの1人であるクァンシの攻撃も素手で受け止めている。契約悪魔は「蛸の悪魔」で、蛸足による攻撃のほか墨での攪乱や索敵など様々な用途に使用可能。色気のある顔立ちで風格も十分だが、実は現役高校生である。
Read Article
天使の悪魔/エンジェル(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
天使の悪魔(エンジェル)とは『チェンソーマン』の登場人物で、公安退魔特異4課に所属する悪魔。「天使」という名前の通り、背中に翼を持ち頭の上には天使の輪が浮かんでいる。中性的な見た目だが男性で、人間の寿命を吸い取るという特殊能力を持つ。姫川の死後、後任として早川アキのバディとなるが、「働くくらいなら死んだ方がマシ」と公言するほどの怠け癖から当初は不仲であった。しかしレゼや台風の悪魔との戦いを通して、徐々にアキとバディとしての絆を深めていく。
Read Article
永遠の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
永遠の悪魔(えいえんのあくま)とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』に登場するチェンソーマンの心臓を狙う悪魔。空間を捻じ曲げ、外部と完全に遮断された脱出不可能な領域とすることができる。デンジの中にあるチェンソーの悪魔の心臓を狙って公安4課の面々をホテルのフロアに閉じ込め、デンジを差し出すように要求する。対処不可能な状況にコベニが錯乱し、荒井がデンジを差し出そうとする中、「永遠の悪魔が死にたくなるまで痛めつける」という作戦を思いついたデンジによって殺される。
Read Article
サムライソード/刀の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
サムライソードとは『チェンソーマン』の登場人物で主人公デンジに敵対する敵役。デンジと同様に刀の悪魔の心臓を移植されており、左手首から刀を抜くことで悪魔の姿に変身できる。自分の正当性を疑わない独善的な性格で、かつてデンジに祖父のヤクザを殺されたことを恨み、沢渡アカネと組んで公安特異課襲撃事件を計画した。初めての対決では目にもとまらぬ居合斬りでデンジを圧倒したが、再戦時には修行を経てパワーアップしたデンジによって体を真っ二つにされ敗北した。
Read Article
暴力の魔人/ガルガリ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
暴力の魔人(ガルガリ)とはチェンソーマンの登場人物で、公安退魔特異4課所属の魔人。ガスマスクとペストマスクを合わせたような仮面を装着し、パーカーを被っている男性。魔人でありながら強すぎるため、常に毒の出る仮面で力を制御されている。他の魔人と比べて人間の脳が多く残っていることから理性が高く、争いを嫌う気さくな性格。バディである東山コベニとの仲も良好で、「自分はマスクで食べられないからコベニが幸せそうに食べてる姿を見たい」とよく食べ物をおごっている。
Read Article
荒井ヒロカズ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
荒井ヒロカズとは『チェンソーマン』の登場人物で公安退魔特異4課に所属する新人デビルハンター。契約悪魔は狐の悪魔。堅物で面倒見のいい性格で、趣味は俳句である。指導役である先輩デビルハンターの姫野は「実力不足だけどやる気は十分」と彼を評している。当初デンジに対して反感を抱いていたが、「永遠の悪魔」との戦いを通してデンジの実力を認めるようになる。テロリストグループによる特異課襲撃の際、同僚でバディの東山コベニを庇って銃撃され死亡した。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『チェンソーマン』の概要
- 回収済みの伏線・謎について
- 未回収の伏線・謎について
- 『チェンソーマン』の回収済みの伏線・謎
- マキマの正体と目的
- ポチタの正体
- デビルハンターが銃を使わない理由
- 早川アキの過去
- 未来の悪魔の予言
- デンジの心の扉の正体
- デンジのマキマ攻略法
- デンジが戦い続ける理由
- 武器人間たちの正体
- サムライソード/刀の悪魔
- レゼ/爆弾の悪魔
- クァンシ/弓矢の悪魔
- 須郷ミリ(すごう ミリ)/ソードマン
- バルエム・ブリッチ
- ヨルの目的
- 正義の悪魔の正体
- キガの目的
- 『チェンソーマン』の未回収の伏線・謎
- アサとヨルの行く末
- デンジの新たな夢
- デンジとアサの恋路
- 『チェンソーマン』の関連まとめ記事