GUILTY GEAR XX(GGXX)のネタバレ解説・考察まとめ

『GUILTY GEAR XX』とは、アークシステムワークスが2002年に制作しサミーが販売した2D対戦格闘のアーケードゲーム。同年12月にPlayStation 2でも発売された。前作『GUILTY GEAR X』の続編である。ディズィー騒動の数週間ほど後、「終戦管理局」が「ロボカイ」を使い、各地の戦士たちの調査、捕獲、抹殺に動く。その動きに気づいた「スレイヤー」はこのことを戦士たちに伝えるべく各地を移動する。「あの男」に仕える「イノ」は彼の計画を邪魔する存在の排除に動きだす。

封炎剣(ふうえんけん)

もともとはアウトレイジ(神器)の一部分。それを「ソル」が分解し改造した剣である。聖騎士団によって保管されていたのだが、「ジャスティス」との闘いのため「ソル」が持ち出す。それを「カイ」が聖騎士団から奪ったものだと勘違いをし、たびたび「ソル」に返却を求めている。が、「ソル」は全く聞く耳をもたない。炎の力を宿しているが、「ソル」自体が炎の法力を使用できるため『GGXX』では封炎剣の真の能力は発揮されていない。

封雷剣(ふうらいけん)

封炎剣と同じくもとはアウトレイジ(神器)の一部分。それを八分割したのが封雷剣である。雷の力がこめられている。細身の長剣。聖騎士団が所持している武器で「カイ」に渡され使用している。

絶扇(ぜっせん)

「御津闇慈」が使用している鉄製の扇状の武器。風の力を宿している。

『GUILTY GEAR XX』の用語

ギア

日本を壊滅においやった「あの男」が作り出した生物兵器であり、全動物をもとにギア細胞により強化したもの。体力、戦闘力どちらも人間と比べ圧倒的に優れている。さらに「ギア」の活動年数(寿命)は数百年から数千年というとてつもない年月を生きることが出来る。外部制御によってコントロールされる個体がほとんどだが、完全自立型というタイプも存在する。大きさは、さまざまなタイプがいて、巨大なタイプは「メガデス級」と呼ばれる。

聖戦(せいせん)

2074年から2175年という長い間、生物兵器「ギア」と人間によって繰り広げられた戦い。最凶の「ギア」である「ジャスティス」が操る「ギア」たちを動員し始まった戦いであり、それは「ジャスティス」が倒されるまで続いた。この聖戦は「終戦管理局」が裏で操っていたとされている。

終戦管理局

聖戦を裏で操っていたとされる組織。『GGXX』では元聖騎士団団長「カイ」をモデルに製造した「ロボカイ」を世界各地にいる戦士の調査、捕獲、抹殺のため送り込んだ。

ツェップ

元奴隷兵士「ポチョムキン」が所属している国家であり、科学文明を持つ巨大な飛行艇。「ガブリエル大統領」率いる反乱軍がクーデターを起こし平和的自治権を得るまで「ポチョムキン」は奴隷兵士として任務にあたっていた。ちなみに「ガブリエル大統領」は「ポチョムキン」の元教官であり「ポチョムキン」が忠誠を誓っている。

ジェリーフィッシュ快賊団

ジェリーフィッシュ快賊団のリーダーは頼りになる男「ジョニー」。勧善懲悪の義賊なので国際警察機構と対立の関係であるが、大衆の間では評判が良く、国際警察機構からの信用度もあるため何度も犯罪解決に協力をしている。ジェリーフィッシュ快賊団の団員は「ジョニー」を除き全員女性という構成。恋愛暴走系女児「メイ」や人畜無害の生物兵器「ディズィー」も所属している。

国際警察機構

警察組織であり、犯罪者を取り締まり、世界中の治安維持をしている。世界各地に支部があり、元聖騎士団団長「カイ」が長官として所属している。

アサシン組織

もともとは吸血鬼である「スレイヤー」が血液を手に入れるために設立した暗殺組織である。「スレイヤー」が吸血しても死なない女性「シャロン」と出会ったことで、「スレイヤー」は組織を引退し、後継者を暗殺者「ザトー=ONE」に任せた。設立初期の組織は、法をかいくぐって罪を犯す者を裁くという目的を掲げていたが、次第に方針が変わり始め最終的には単に犯罪組織へとなった。

Nana7152
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@Nana7152

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