ミントな僕ら（吉住渉）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2024.03.01

『ミントな僕ら』とは、吉住渉による青春少女漫画。集英社『りぼん』にて掲載された、双子の姉弟の恋愛模様を描いた学園ラブ・コメディ。双子の姉・南野（みなみの）まりあが大好きな、双子の弟南野のえるは、初恋の人を追いかけて全寮制の学園に転校したまりあを連れ戻すため、自分も転校しようと決意する。ところが、女子寮しか空きがなかったため、のえるは女子生徒を装って寮生活を送ることとなってしまう。性格の違う双子2人のそれぞれの恋愛模様や、思わず笑えるコメディタッチの作風が魅力的な作品。

『ミントな僕ら』の登場人物・キャラクター

森ノ宮学園中等部の男子生徒。部活は男子バスケ部に所属。女嫌いで有名だが、クールなイメージと端正なルックスから、女子生徒からの多大な人気を集めている。
のえるとは自身の趣味である釣りをきっかけに親しくなり、女特有の性質を感じないためのえるを次第に好きになるが、男だと打ち明けられショックを受ける。その後は親友兼良き理解者となり、学校ではのえると行動を共にしている。
普段は落ち着いているが、夢中になれるものの前では別人のように熱い一面を見せることがある。実の父親を生まれてすぐに事故で亡くしており、現在の父親とは血の繋がりはない。
終盤ではまりあのことを好きになり、恋人同士になる。

牧村未有（まきむらみゆう）

のえるのルームメイト。森ノ宮学園中等部の女子生徒。ショートヘアでミステリアスな印象の人物。
無表情で人見知りする性格のため、学校では一匹狼的な存在となっている。加えて離婚で別れた実父と会っていた事で夜間の外出が多いことから、援助交際をしているという噂が立っている。佐々とはいとこ同士にあたる。
のえるの本当の正体をしらぬままトオル（ウィッグをとった男バージョンののえる）と付き合うようになるが、のえるが女装していたことを知ってしまい、激怒し恋人から友達に格下げになる。
しかし、これはのえるが嘘をついた行為が許せずにいただけで好きな気持ちは残っており、最終的には再びのえるとカップルになった。

栗栖慈朗（くりすじろう）

通称クリス。髪を赤く染めた派手な印象のナルシストで、佐々と女子生徒の人気を2分するほどの有名人。部活動は軽音部に所属。バンド「アンブラッセ・モア」ではボーカルを務めており、学祭で開催されるライブではチケットが入手困難になるほどの人気を誇っている。
女子に邪険に扱われたり、冷たくされると恋に落ちてしまうという一風変わった好みをしている。

麻生可南子（あそうかなこ）

まりあの友人。まりあとは寮のルームメイトでもあり同じ女子バスケ部に所属していることから、よく行動を共にしている。
佐々やクリスなど容姿のいい男性に熱を上げがちなミーハーな一面がある一方で、冷静で客観的な視点を持っており、悩むのえるとまりあに意見やアドバイスをすることもある。

森ノ宮志津子（もりのみやしづこ）

森ノ宮学園の理事長を務めている。理事長就任前は森ノ宮学園で教師をしており、元教え子の子供である未有を何かと気にかけている。
親しみやすい性格の持ち主で、のえるの転校の理由を聞いて面白がって転入を許可した。

日野中学校

広部良陽（ひろべよしあき）

広部和陽の弟で、日野中学校に在籍する3年生の男子生徒。穏やかで誠実な、自分に自信のある人物。
部活は男子バスケットボール部に所属しており、キャプテンを務めている。かねてから兄より森ノ宮学園女子バスケ部について話をよく聞いていたため、まりあには強い関心を抱いていた。
兄に失恋したばかりのまりあに告白し付き合うが、幼馴染みで元彼女の晶（あきら）が交際を妨害するようになり、まりあがそれに耐えきれなったため、別れを告げられる。

のえる・まりあの中学時代の友人

桜井大輔（さくらいだいすけ）

のえるとまりあの同級生で、2人が以前通っていた東山中学校に通う男子生徒。
まりあの転校前から彼女に好意を寄せており、良陽と別れたまりあと練習試合で再会したのを機に交際を申し込む。

立原果林（たちはらかりん）

『ミントな僕ら』の用語

hachihitsujip3

@hachihitsujip3

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