姫ちゃんのリボン(姫リボ)のネタバレ解説・考察まとめ

『姫ちゃんのリボン』とは水沢めぐみによる少女漫画。1990年8月から1994年1月まで集英社『りぼん』で連載され、テレビアニメ・小説・ミュージカル化もされた。オテンバな中学生・野々原姫子は、魔法使いのエリカから他人に変身できる「魔法のリボン」を貸してもらい、人間界と魔法の国での様々な騒動に直面していく。物語序盤は軽率な行動も多い姫子だが、騒動を通じて成長していく姿が楽しめる学園、恋愛、魔法など、多くの要素を持った作品である。

CV:真城登

王宮の倉庫にマッシーと共に瓶に封印されていた、いたずら好きの妖精。カミルによって封印を解かれ、時間を操る魔法を使って人間界でいたずらし、姫子に魔法のパレットに封印される。羽を持っていないため、マッシーの尻尾につかまり空を飛んでいる。

織田和也(おだ かずや)

『りぼん』本誌連載分のみに登場する、小説家志望の中学生。憧れである花子の小説に登場する廃屋の秘密を探ろうとしている。
姫子と大地の後を付けて魔法の国にやって来るが、その後王によって記憶を消されたため、姫子らとの関係はなくなってしまう。

『姫ちゃんのリボン』の用語

魔法の国に関する用語

魔法のリボン

左のショートカットでリボンをつけているの少女が姫子、右のロングヘアの少女がエリカ。

姫子がエリカの修業に協力する対価として貸与された魔法の国に代々伝わるリボン。リボンを身に付けている時だけ人間界に存在する人物に変身でき、変身できる時間は1時間。ただ変身中も本人は存在しているので注意が必要である。リボンは変身中はペンダントに変化し、変身終了時間3分前になると知らせてくれる。変身方法は鏡など自分の姿が映るものの前で、交差させた両手を顔にあて「パラレル パラレル ○○になれ」と唱えて手を離す。元に戻る時は「ルレラパ ルレラパ 元の姿になれ」と唱える。
アニメ版ではデザインが異なり、リボンの結び目に赤い宝石のような装飾がついている。またエリカが発明したアイテムという設定になっており、観察の目的が「役立つアイテムであることの証明」となっている。

魔法の国

右が姫子、肩にいるのがポコ太。左が大地。エリカの部屋の窓からの風景である。

エリカの一族が王族として治めている魔法使いたちの暮らす国。魔法使いの寿命は平均で300〜500年で、中には1000年生きる者もいる。人間界には魔法使いと同じ顔をした人間が存在し、王族に近しい者ほどより顔が似る。

魔法のキャンディ

姫子が魔法の国の王からエリカを助けたお礼としてもらったキャンディ。お礼の品は他に「魔法の花」や「魔法の鏡」「魔法のペン」などがあり、当初キャンディを選ぶつもりはなかった姫子だった。しかし3年後の未来の世界に行った際、大地がひかるに追われた姫子を助けるために使用しており選ばざるを得ない状況になる。キャンディを食べると体を大きくしたり小さくしたりする事ができ、大きくなった場合は小さくなるキャンディを食べるまで効果は持続し、小さくなった場合はその逆である。

魔法のパレット

アニメ版オリジナルアイテムで、自分の分身を作る事ができる。分身は能力が本物の半分になり、姫子の場合はとてもおしとやかな分身が誕生した。分身を作る呪文は「ティンカ ティンク ティンクルティンクル、2人になれ」戻す呪文は「スィンカ スィンク スィンクルスィンクル、1人なれ」である。後に妖精マッシーとホッシーを封印したことにより、時間を止めることができるようになる。

魔法の日記帳

日記帳と羽ペン

アニメ版オリジナルアイテムで、遠く離れた場所で交換日記をする事ができる。姫子とエリカが連絡を取り合うのに使用していた。どちらかが日記に魔法の羽ペンで書き込むと、もう一方の日記に言語が変換されて文字が現れる。

魔法の羽ペン

アニメ版オリジナルアイテムで、魔法の日記帳に書き込む際に使用する。後に妖精マッシーとホッシーを封印したことにより、飛行できるようになる。

秘密のハートタクト

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