トミカ絆合体 アースグランナー(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トミカ絆合体 アースグランナー』とは、タカラトミーの玩具・トミカの生誕50周年を記念して制作されたアニメ作品。テレビ大阪系列全6局ネットで全51話放送された。作中には実在するスポーツカーも登場し、大人のトミカファンからも人気が高い作品である。双子の主人公・駆動ライガと駆動クウガは、ある日謎の声に導かれ、意志を持つマシン・ガオグランナーと出会う。突如として宇宙からやって来た謎の敵・ダークスピナーから地球を守る為、ライガとクウガはアースグランナーに乗って戦うことになる。

サビの頭部にあるコアの結晶体。
サビの本体であり、これを破壊しない限り、サビは何度でも復活できる。

『トミカ絆合体 アースグランナー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ライガとクウガがグランナーに初変身するシーン

グランナーに変身して体が成長していることに驚くライガ(左)とクウガ(右)

第1話で、謎の声に導かれてアースグランナーの本部へと辿り着いたライガとクウガは、そこで初めてグランナーに変身する。アースエナジーの影響で、ライガとクウガの体は12歳から20歳前後の青年の体に成長し、ライガはグランナーR、クウガはグランナーKに変身したことで、車の運転や敵との戦闘が可能となった。
主人公の2人がグランナーに初変身したシーンで、物語の原点となっている。

グランナー「オイルチャージ!シフトチェンジ!」

グランナーの変身ポーズは全員同じで、5人同時に変身する時もある

グランナー達が変身する時の掛け声。ほぼ毎回耳にするセリフである。
グランナー達は、自身が持つコアグランナーをアースブレスにピットインさせ、オイルチャージでアースエナジーを補給すると、グランナーに変身することができる。その際の掛け声が「オイルチャージ!シフトチェンジ!」である。
グランナーに変身すると、コアグランナーに乗ったりパートナーのガオグランナーとキズナ合体ができるだけでなく、体の成長と身体能力の強化もできるのである。

駆動ライガと駆動クウガ「ちびる~!」

ガオグランナーレオ、イーグルと出会い、グランナーにもなったライガ(左)とクウガ(右)は大興奮で初戦闘を振り返る

第1話で、アースグランナーとして初勝利を収めたライガとクウガが興奮して発したセリフ。
ガオグランナーレオとイーグルとの突然の出会いやグランナーへの変身で驚きっぱなしのライガとクウガ。しかし、宇宙からやって来た謎の敵・ダークスピナーとの戦いに勝利したという実感が沸々と湧いてくると、これからグランナーとして戦っていくという現実に大興奮する。普段は冷静のクウガも、この時ばかりはライガと共に「ちびる~!」と叫ぶのだった。
この「ちびる」というのは、ライガの口癖でもあり、作中では興奮した時や驚いた時などによく「ちびる」と発している。

ジョー・パケーロ「きのうの敵はきょうのファミリーだぜ!」

ジョー(右)の仲間思いで優しい言葉に、カケル(左)は心を動かされて共闘することを約束する

第25話で、ジョーがカケルに向けて発したセリフ。
アースグランナーの一員でありながら、人間から指図を受けるのを拒んで海外に逃走していたガオグランナーサーベルとその気持ちを汲んでサーベルに付き添っていたグランナーXことカケル。しかし、アースエナジーも残り僅かとなり、自由に動けなくなってしまう。それを発見したのが、アメリカ支部からやって来たグランナーJことジョーとパートナーのガオグランナーバッファローであった。
「仲間は皆ファミリー」という考え方のジョーとバッファローは、動けないサーベルとカケルにアースエナジーを分け与えてピンチを救う。今まで敵対していた相手からのエナジー供給に戸惑うカケルとサーベルに、ジョーは「きのうの敵はきょうのファミリーだぜ!」と裏表のないセリフを発する。そのセリフに、カケルとサーベルは心を開き、アースグランナーに帰順することを決意するのであった。

グランナーGの正体がライガとクウガにバレるシーン

尊敬するゴウがグランナーGだと知り、涙を流して喜ぶライガ(右)とクウガ(左)

第34話で、絶体絶命のピンチとなったライガとクウガを救ったのは、正体不明のグランナー・グランナーGであった。
いつもピンチを助けてくれる頼れるヒーローのグランナーGに救われたライガとクウガはお礼を言おうとグランナーGの下に駆け寄る。しかし、ライガとクウガを助ける際にアースエナジーを使い切ってしまったグランナーGは、変身が解けてゴウの素顔を晒してしまうのだった。
ゴウは、別の形でかっこよく正体を明かしたいと思っていた為、「もうちょっとカッコよく正体バラしたかったんだけどな」と残念そうに呟くが、グランナーGの正体が2人が憧れるレーサーでアニキ分のゴウであることを知ったライガとクウガは「ううん!最高にカッコイイぜ!」と嬉し涙を流しながら喜んだ。

『トミカ絆合体 アースグランナー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

カー用品チェーン「オートバックス」とコラボCMが放送

本作は、車を題材にしたアニメということで、スポンサーに大手カー用品チェーン・オートバックスがスポンサーとして就いている。その為、作中に登場するマンリキの勤め先であるオレンジピットの外観や内装は、オートバックスがモデルとなっている。さらに、放送当時は、本作とオートバックスとのコラボCMも制作され、番組のCMとして放送されていた。
CMの内容は、ライガがガオグランナーレオで道路を走行しているとトラブルでタイヤと車体を破損させてしまう。アースグランナー本部から遠い所を走行していた為、すぐに修理に駆け付けられない状況となるが、そこへゴウがオートバックスへ誘導する。オートバックスの作業員達によって見事な復活を遂げ、車体もピカピカに磨かれたことで気分を良くしたレオは、ライガを乗せるのを忘れて1人で走り去ってしまうというものである。

アニメ最終話でグランナー変身後のライガとクウガの顔を初披露

ヘルメットを脱いだグランナーRことライガ(左)とグランナーKことクウガ(右)

ヘルメットを脱いだグランナーGことゴウ(左)、グランナーXことカケル(中央)、グランナーJことジョー(右)

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