ときめきトゥナイト(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ときめきトゥナイト』とは、池野恋によって1982年から1994年まで『りぼん』で連載された漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。人間界と魔界を主な舞台とし、江藤蘭世、市橋なるみ、真壁愛良の3人の少女が主人公を務める3部作となっている。初期はギャグ要素が強かったが、第1部のヒーロー真壁俊が魔界の王子であったことが発覚する辺りからシリアスな要素が増えた。連載終了後も根強い人気を誇り、スピンオフ作品や前日譚、リメイク版などが発表されている。

江藤家の関係者

羅々(らら)/ララ=クレリー

CV:峰あつ子

椎羅の祖母。普段は「ご先祖のとびら」にある墓で眠っている。江藤家では先祖が墓の中で眠るのを「隠居中」と呼ぶ。
俊を庇って母に噛まれ、昏睡状態に陥った蘭世を目覚めさせるが、丸いものを見ると狼の耳やしっぽが生える症状は治せず、魔界にある『禁断の書』の存在を教えた。その後は椎羅の頼みで蘭世を監視と俊のことを監視するが、かつて異種族同士であった椎羅の駆け落ちを後押ししたこともあって影ながら2人を応援する。ちなみに、俊のことは好みのタイプらしい。

椎羅の父

狼人間の名門クレリー家の当主にして、狼族の中でも実力者。
娘の半狼を治してくれた望里に感謝し、祝宴に招く。椎羅の婚約者としてエドワードを勧めるが、椎羅は望里との結婚を選んだ。2人の駆け落ちの阻止を試みるも、ララの妨害により失敗に終わった。

エドワード

椎羅の許嫁。椎羅曰く「顔は悪くないんだけど、筋肉バカ」らしい。半狼が治り、美しい姿となった椎羅に対し「これなら愛してやることもできる」と傲慢な態度を取る。椎羅と望里の駆け落ちを阻止しようとしたが、ララの妨害に遭う。

トーマス・エトゥール/江藤冬馬(えとう とうま)

望里の祖父。不老不死の体質故に、孫の望里と外見上の年齢差があまりなく、人間界では望里の兄「江藤冬馬」と名乗る。望里が呆れるほどのプレイボーイで、多妻。いつも素晴らしい提案をするが、問題を起こして帰ってゆくとは望里の談。『スーパーマント』の撮影が失敗に終わったのは、トーマスの提案のせいである。
気に入らないことがあると「墓に変える」とへそを曲げる。

オーソン・エトゥール

望里の高祖父で、登場したエトゥール家の先祖の中では最も前の人物。江藤家の地下室入り口にはオーソンの胸像があり、鼻の穴に指を入れることで出入りができる。
俊に関する一件については、王家への忠誠心と蘭世の気持ちとの間で揺れる望里に対し、王家を優先するように説いた。

キートン=エトゥール

望里の曽祖父。妻は同族化した人間で、自身の経験から人間との結婚に肯定的な意見を示した。

アーサー=エトゥール

望里の父で、吸血鬼村の村長。冥界人に操られた状態で登場した。この時、キートンや息子の望里に冥界人の部下になるよう勧めている。

カール=エトゥール

望里のはとこに当たる。トーマス同様にプレイボーイで、村長の息子ながら独身状態の長い望里を心配して早く結婚し、子供を残すように諭す。望里から代わりに家を継ぐように提案されるが、自分は直系ではないからと断っている。

妖精

市橋マナ(いちはし まな)

生年月日:1980年4月21日
血液型:O型

なるみの父の再婚相手の連れ子。表向きは人間だが、実は妖精界の出身。なるみとは本当の姉妹のように仲が良い。

チップル

生年月日:1976年9月18日
血液型:A型

月の花の精で、月の涙に細工をし、鈴世を二重人格した張本人。その他、なる実の学校に転入するなどして彼女にちょっかいを出した。
正体は、幼い頃魔界に逃がされた妖精界の王子。なるみに近づいたのは、予言されていた「故郷を見つけてくれる少女」と直感したから。後に妖精界に戻り、王となった。

蘭世・俊の友人

えどまち
えどまち
@edono78

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