ときめきトゥナイト（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ (5/11)

ときめきトゥナイト（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.01.02

『ときめきトゥナイト』とは、池野恋によって1982年から1994年まで『りぼん』で連載された漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。人間界と魔界を主な舞台とし、江藤蘭世、市橋なるみ、真壁愛良の3人の少女が主人公を務める3部作となっている。初期はギャグ要素が強かったが、第1部のヒーロー真壁俊が魔界の王子であったことが発覚する辺りからシリアスな要素が増えた。連載終了後も根強い人気を誇り、スピンオフ作品や前日譚、リメイク版などが発表されている。

魔界王家（ウォーレンサー家）

CV：梨羽雪子

俊とアロンの母。O型。テレポート能力を持つ。
予言の双子を産んだため、俊と共に人間界に追放された。記憶を失った状態で人間界の修道院で目を覚ます。「真壁華枝」の名はそこでつけられたもの。その後は看護師として俊を女手一つで育ててきた。
後に魔界へと戻り、王妃として務めと果すこととなる。優しくも芯の強い人物で、俊が殺されかけた時は自ら剣を取って夫に立ち向かった他、和解後は大王を支えた。

アロン=ルーク=ウォーレンサー

CV：鈴置洋孝、難波圭一（総集編）

大王の息子で、俊の双子の弟。蘭世に一目惚れをした。王子という立場上友人がおらず、蘭世に初めての友達になってもらった。勉強嫌いで子供っぽい側面を持つ。蘭世を自分のものにする為に惚れ薬を使ったこともあるが、正気に戻った彼女に拒絶されてからは卑怯な手は使っていない。
蘭世のこともあり自身の兄である俊と対立するも、後に和解。父の決めた許嫁のフィラと結婚に至り、一男一女を得る。
第2部の冒頭で妻子を連れて俊と蘭世の結婚式に出席。この時、蘭世に想いヶ池の花畑に咲いていた花のブーケを渡した。ブーケトスの習慣を知らず、曜子となるみの手に渡ってしまったことを驚くが、「食べなければ大丈夫」と特に気にしていなかった。

フィラ=ドリュー=ウォーレンサー

アロンの許嫁。清楚な美少女だが、怒ると髪が蛇に変化し、睨んだ者を石化させる能力を持つ。能力も相まってアロンには恐れられていたが、親の決めた結婚ながら一途に彼を思い続け結ばれた。
蘭世と俊の結婚式の際、想いヶ池のほとりに咲いていた、朝露のついたブーケを蘭世に渡した。

ココ＝ティナ＝ウォーレンサー／真壁ココ（まかべココ）

生年月日：1986年5月31日
血液型：B型

アロンとフィラの娘。わがままなかつ面食いで、登場時は5歳ながら鈴世に恋をし、猛アプローチを仕掛けていた。鈴世となるみの結婚の後は卓に恋をするも、年齢の差から素直になれない。
『星のゆくえ』では高校卒業を機に家を出た卓と同棲し、彼の子を妊娠。『それから』においては人間界で卓と娘のねねと暮らす様子が描かれた。

レオン＝パドック＝ウォーレンサー

生年月日：1991年8月1日
血液型：AB型

アロンとフィラの息子で、魔界の王子。愛良を気に入っている。容姿は母親似で繊細な印象だが、中身は父親以上に食わせ者。後に紆余曲折を経て夢々にプロポーズをした。

ジャン=カルロ=ウォーレンサー

2千年前の魔界の王子で、アレンの双子の兄に当たる。はぐれた馬を探していた折に出会った娘ランジェと相思相愛になる。当初は王族であることを隠していたが、ふとしたきっかけで発覚。身分の差から身を引こうとしたランジェにプロポーズをする。
時の大王である父に反対され、認めてきれないのなら家を出ると宣言するが、その矢先に大王が倒れる。大王は、自分が長くないことをジャンに告げ、ランジェとの結婚を認めた。しかし、ランジェを巡る弟アレンとの争いや、冥界を支配する冥王の目論見によりジャンの運命は過酷なものとなる。
冥王との戦いの末に魔界人の力を失い、ランジェを自分から解放しようとするも、彼女と共に魔界を去りルーマニアへ移住。
第1部に登場したダーク=カルロは、ジャンとランジェの末裔に当たる。

アレン=ルーク=ウォーレンサー

ジャンの双子の弟。兄とは仲が良かったが、彼が自分に内緒で恋人を作っていたことに怒りと不快感を覚える。また、ジャンの恋人ランジェに横恋慕をし、冥王に唆されてランジェと王位を狙うようになる。
兄の戴冠式当日騒動に紛れてランジェを拉致するが、冥王の炎上に伴い正気に戻った。
兄に代わって即位した後は、自身の汚点となる冥王に関する事柄の隠蔽を行う。結果として、「双子の王子は不吉」との伝説を生むに至った。

ランジェ＝エトルリアン

2千年前にいた魔界人の娘。髪にパーマをかける魔法に失敗し、自身の髪の毛が焦げるアクシデントに見舞われる。そこをジャンに見初められ、恋仲となった。ジャンが王族であることを知り、身を引こうとしたが彼のプロポーズを受ける。
大王には初め反対されたが、彼が病に倒れたことで結婚を認められる。戴冠式の日、騒動の中アレンに拉致されるもジャンに救出され危機を脱する。冥王との戦いで力を失ったジャンカラ離婚を切り出されるが、運命を共にすると誓う。人間になる為に魔女ヘガーテの下を尋ねると、既にジャンとの子を身籠っていることを告げられた。子供は魔界人のままだが、それでも構わないと夫、子共々人間界へと渡る。

その他魔界人

サンド

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