ときめきトゥナイト(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ときめきトゥナイト』とは、池野恋によって1982年から1994年まで『りぼん』で連載された漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。人間界と魔界を主な舞台とし、江藤蘭世、市橋なるみ、真壁愛良の3人の少女が主人公を務める3部作となっている。初期はギャグ要素が強かったが、第1部のヒーロー真壁俊が魔界の王子であったことが発覚する辺りからシリアスな要素が増えた。連載終了後も根強い人気を誇り、スピンオフ作品や前日譚、リメイク版などが発表されている。

神谷曜子(かみや ようこ)

CV:冨永み~な

ヤクザ能力段「神谷組」組長の娘。俊とは幼馴染みで、出会った当初から彼に片想いしている。太い眉毛が目立つが、美人の部類に入る。英語に堪能で、成績優秀な才女でもある。物語初期から俊の妻になることを公言し、蘭世をライバル視してきた。俊が魔界の王子であると発覚した辺りから「レナニヌイ」の呪文で犬の姿にされるなど、ギャグキャラ要素が増える。犬になっている間の記憶はなく、後に集英高校を自主退学し、聖ポーリア学園高等部に編入した。
面食いで、俊の他カルロにも一時的に心を奪われた。
俊が蘭世を好きだというのはとうの昔に気付いており、2人の結婚式の際、憎まれ口をたたきながらも祝福。なるみと分け合う形でブーケを受け取る。その後ブーケの花びらをやけ食いし、結果ヨーコ犬を産んでしまう。
番外編において、風間組組長の息子風間力(かざま りき)と出会い、結婚。新婚旅行中のアクシデントが元で離婚してしまうも、後に再婚した。第3部では夢々、風という双子の母親となって再登場。蘭世とは親友となっている。

神谷玉三郎(かみや たまさぶろう)

CV:滝口順平

曜子の父で、「神谷組」の組長。妻の小夜子とは、若くして死別した。俊が通うジムは玉三郎が経営しており、社会的影響力は強い。強面で血の気の多い面も見せるが涙もろく人情家で、娘の曜子を溺愛する他、江藤家とも家族ぐるみで仲良くしている。華枝に一目惚れをし、アプローチをかけていた。花枝ことターナが王妃として魔界に返った際、俊から「母は再婚した」と言われショックを受ける。
若い頃、妻を取り合った風間組組長と「互いの子を結婚させる」との約束をしていた。

風間力(かざま りき)/神谷力(かみや りき)

生年月日:1963年1月1日
血液型:A

風間組組長の息子。父親同士の取り決めの為、曜子と結婚をするべく登場した。元は親同士の約束とはいえ曜子を気に入り、結婚に至る。ところが、ハネムーンで偶然曜子を犬にする呪文と同じ言葉を口にした為、ショックで離婚してしまう。後に復縁し、神谷組に婿入りして双子の父となった。

神谷夢々(かみや むむ)

曜子の娘で、愛良とは幼馴染みの同級生。母親譲りの気の強さ、女王様気質を持つ。愛良とはよく喧嘩する一方卓に好意を寄せており、「お兄様」と呼んでアプローチを仕掛ける。

神谷風(かみや ふう)

夢々お双子の弟。夢々とは違い、おとなしめの性格。愛良に片想いしている。

ヨーコ犬

想いヶ池の花を食べた曜子から誕生した犬。変身時のヨーコとは違い、狂暴な性格ではない。後になるみの愛犬ルルとの間に3匹の子を産んだ。そのうちの1匹であるポポはなるみの家に譲られた。曜子がメドゥーサに襲われた際、夫や子供たちと共に彼女を撃退している。

ルン

なるみの飼い犬。なるみを慕っており、一時鈴世に焼きもちを焼く描写があった。
後にヨーコ犬に婿入りし、神谷家に入った。

魔界王家(ウォーレンサー家)

レドレフ=エンバレン=ウォーレンサー

CV:田辺宏章、玄田哲章

ウォーレンサー家家長にして、魔界を治める大王。「双子の王子は不吉」という予言を信じ、俊と妻のターナを追放した。後に望里たち江藤家に、王子を探すよう命じる。抹殺目的での捜索であったがそれは飽くまで魔界を守る為であり、深い情愛を持った人物。ターナのことは今でも愛しており、愛する者に刺されることで死に至る「王家の剣」を彼女に向けられた際に慌てて命乞いをした。
予言の解釈が間違っていたことを知り、その後は俊や江藤家と和解。俊に対しても父として接するようになった。冥王との戦いで消滅。

ターナ=フェリア=ウォーレンサー/真壁華枝(まかべ はなえ)

えどまち
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@edono78

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