ときめきトゥナイト(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ときめきトゥナイト』とは、池野恋によって1982年から1994年まで『りぼん』で連載された漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。人間界と魔界を主な舞台とし、江藤蘭世、市橋なるみ、真壁愛良の3人の少女が主人公を務める3部作となっている。初期はギャグ要素が強かったが、第1部のヒーロー真壁俊が魔界の王子であったことが発覚する辺りからシリアスな要素が増えた。連載終了後も根強い人気を誇り、スピンオフ作品や前日譚、リメイク版などが発表されている。

水上亜流土(みなかみ あるど)/アルド

開陸の養父。魔界人であり、レドルフ、アロンと2代に渡り大王に仕えてきた側近だが、無実の罪を着せられ人間界に逃亡した。人間界での職業は画家。周辺住民との付き合いはなく、江藤家や真壁家にも冷たい態度で接していた。
冤罪を晴らしてくれた愛良が王家の直系と知り、慌てて平伏をした。

水上まりか(みなかみ まりか)

亜流土の娘で、開陸の義妹。父や兄と共に無の世界に投獄されていた。

『ときめきトゥナイト』の用語

魔界

人間界とは異なる次元に位置する世界で、魔女、吸血鬼、狼人間、ミイラなどの怪物などが住んでいる。魔界人は人智を越えた能力を持ち、不老長寿。とはいえ『スーパーマント』の撮影の際に進んで出演するなど、人間と相いれない存在というわけではない。ただしカメラに映らない性質があり、『スーパーマント』の撮影は失敗に終わった。
大王を頂点とし、王族が統治する。現王室のウォーレンサー家は2000年以上の歴史を持つ。

王家の剣

王家に伝わる剣で、不死身である王家の者を殺す力を持つ。ただし、効果があるのは対象が使用者を愛している時のみ。アロンが俊を刺しても死ななかったのはその為で、事情を知っていた大王は妻のターナに剣を向けられた際に命乞いをした。

想いヶ池(おもいがいけ)

魔界と人間界を繋ぐ池。ほとりに咲く花を人間が食べると、超能力が身についてしまう。

吸血鬼

魔界に住む種族の1つ。他者に噛みついて血を吸うが、凶暴な種族というわけではない。日光や十字架を弱点とする。その昔狼族と結婚した個体がいたが、生まれた子に食われてしまった為、狼族との結婚は禁じられた。
血ではなく、噛み付いた相手の姿を吸いとる吸血鬼もおり、蘭世はこれに当たる。

狼族

魔界に住む種族の1つ。男女共に狼に変身することができる他、優れた嗅覚を持つ。月に1度、自分をコントロールできなくなる。その昔、吸血鬼と結婚した個体がいたが、生まれた子に食われた為、吸血鬼との結婚は禁じられた。

星型の痣

大王レドルフの息子である双子の王子の兄が持つ痣。王子探しの目印となった。人間であった時の俊の腕にはなく、魔界の王子として転生した彼の腕に出現した。

『ときめきトゥナイト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

本来の姿に戻った俊

王子として転生した俊(右)が、本来の姿に戻った瞬間。

王子として転生する際、俊は赤ん坊の姿に戻り、記憶もリセットされた。その為、蘭世のことを守ってくれる「お姉ちゃん」と呼び、彼女を慕っていた。蘭世は俊を守ることに決める母か姉のように彼に接するが、内心では不安もあった。
魔界で父レドルフ、弟アロンとの戦いを続ける中、俊は本来の年齢である16歳の姿に戻る。この時、俊の記憶が戻り、蘭世を「守ってくれるお姉ちゃん」ではなく、「同級生の江藤蘭世」と認識。ファンにとってもなじみ深い「真壁俊」が戻った瞬間である。

真壁俊「…蘭世。いつかおまえをもらいにいく」

えどまち
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@edono78

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