エリスの聖杯(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『エリスの聖杯』は「小説家になろう」で常盤くじらによって書かれた小説及び漫画作品であり、2019年に「GAノベル/SBクリエイティブ刊」より発行された。誠実がモットーの子爵令嬢、コニーは小宮殿の夜会で婚約者の浮気を目撃。更に窃盗の濡れ衣まで着せられてしまう。窮地に陥る彼女の元に10年前処刑された稀代の悪女の亡霊が現れ、瞬く間に形勢を逆転。しかし亡霊は見返りを求めるのだった。登場人物全員に膨大な背景と思惑があり、それぞれの生き様が鮮やかに実感を伴って描かれており、物語に重厚感があることが魅力。
ケイト・ロレーヌ
男爵令嬢でコニーの親友。おっとりとした性格だがいざという時には弁が立つ。ふくよかな見た目をしている。
ミレーヌ
ゴシップ好きな子爵令嬢。コンスタンスの友達。将来はメイフラワー社の記者になることが夢。働く女性の星という点でアメリア・ホッブスに憧れている。
パメラ・フランシス
コニーと同年代の男爵令嬢。たくさんの取り巻きを従える。気に食わないコニーから、婚約者のニールを奪おうと模索する。
ブレンダ・ハリス
パメラ・フランシスの取り巻き。小宮殿の夜会でコニーを嵌めるためにパメラに利用される。
ニール・ブロンソン
ブロンソン商会の嫡男でコニーの婚約者。貴族ではない。小宮殿の夜会で男爵令嬢のパメラと浮気をしているところをコニーに目撃される。貴族ではないためその後ブロンソン商会は貴族からの嫌がらせにあうがコニーとスカーレットの助言により持ち直すこととなる。
パーシヴァル・エセル・グレイル
コニーの父。グレイル家のモットー「誠実」を理由に借金を背負っている。コニーがニールと婚約したのはパーシヴァルの借金を返済するためであるが、婚約破棄となったために返済の目処がつかなくなってしまう。
ハームワース子爵
小宮殿の夜会の主催者。放蕩三昧の太った見た目ではあるが実は聖職者。年齢は30代後半。人にあらざるものが見えると言われている。
スカーレット関係者
リリィ・オーラミュンデ
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目次 - Contents
- 『エリスの聖杯』の概要
- 『エリスの聖杯』のあらすじ・ストーリー
- 婚約者の浮気と処刑された亡霊と出会う小宮殿の夜会
- 痴情のもつれとランドルフ・アルスターに再会するエミリア・ゴードウィンの夜会
- 人身売買が行われていたジョン・ドゥ伯爵の夜会
- コニーがでたらめな理由で私刑にあう口なき貴婦人たちの茶会
- 親友ケイトの誘拐
- スカーレット処刑の秘密を告白
- 『エリスの聖杯』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- コンスタンス・グレイル
- スカーレット・カスティエル
- コンスタンス関係者
- ケイト・ロレーヌ
- ミレーヌ
- パメラ・フランシス
- ブレンダ・ハリス
- ニール・ブロンソン
- パーシヴァル・エセル・グレイル
- ハームワース子爵
- スカーレット関係者
- リリィ・オーラミュンデ
- ランドルフ・アルスター
- エミリア・ゴードウィン
- アイシャ・ハクスリー
- その他貴族
- カイル・ヒューズ
- アビゲイル・オブライエン
- ルチア・オブライエン
- デボラ・ダルキアン
- 王族
- セシリア・アデルバイド
- エンリケ・アデルバイド
- その他庶民
- アメリア・ホッブス
- オルダス・クレイトン
- 『エリスの聖杯』の用語
- アデルバイド
- ファリス
- 暁の鶏(ダェグ・ガルス)
- 四大貴族
- 『エリスの聖杯』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ケイト「貴族だからと言う理由だけでコニーを責めるあなたこそ、頭でっかちで自分のみたいものしか見ない、ひどい差別主義者よ」
- アイシャの前に姿を見せた亡霊のスカーレット
- 『エリスの聖杯』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- エミリアの想い人はランドルフ・アルスター
- スカーレットの出自