私がいてもいなくても(いくえみ綾)のネタバレ解説・考察まとめ
『私がいてもいなくても』とは、いくえみ綾による友情、恋愛、仕事、家族をテーマにした少女漫画作品。2001年(平成13年)から2002年(平成14年)まで『別冊マーガレット』に連載された。18歳のフリーター・安部晶子は、中学時代の同級生で、今は売れっ子漫画家として活躍する神田川真希と偶然再会し、アシスタントとして働き始める。やがて晶子は真希の恋人の日山一に次第に惹かれていく。それなりの日常を過ごしながらもどこか満たされないものを感じていていた主人公が、自分の居場所を見つけ、成長していく姿を描く。
作中で日山一が連載を始める作品のタイトルは『あっさりショコラ』だが、作者のいくえみ綾の作品にも同タイトルの短編『あっさりショコラ(仮)』がある。
いくえみ綾の『あっさりショコラ(仮)』は、突然見知らぬ女性から告白された男子高校生を描くラブコメディ。主人公の宮本が「BUMP OF CHICKEN」のボーカルの藤原基央にそっくりだとして、一部のファンの間で有名な作品である。
同作品をを表題とする短編集が単行本化されている。
いくえみ男子
いくえみ綾の作品に登場する男性キャラクターは「いくえみ男子」と呼ばれ、読者から熱い支持を受けている。
その人気から『いくえみ男子 ときどき女子 Bitter Sweet Voices』『いくえみ男子スタイルBOOK love with you』といったファンブックが発売されている。今作に登場する日山一、菅野剛司も「いくえみ男子」として、これらのファンブックで紹介されている。
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目次 - Contents
- 『私がいてもいなくても』の概要
- 『私がいてもいなくても』のあらすじ・ストーリー
- 安倍晶子と神田川真希の再会
- 晶子、真希、日山の三角関係
- 関係の破綻、そして再スタート
- 『私がいてもいなくても』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 安部晶子(あべしょうこ)
- 主要人物
- 神田川真希(かんだがわまき)
- 日山一(ひやまはじめ)
- 安部晶子の関係者
- 菅野剛史(かんのたけし)
- 袖野美穂(そでのみほ)
- 晶子の母
- 安部拓也(あべたくや)
- その他
- 細野カレン(ほそのかれん)
- 亜利沙(ありさ)
- 『私がいてもいなくても』の用語
- オリオンの恋人
- 神田川マキ
- MACKY&CO.
- あっさりショコラ
- 『私がいてもいなくても』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 安部晶子「あんたのねえ!男らしそーでいて実はそーゆーケツの穴の小さいとこがムカつくのーっ」
- 日山一「それぁ 変だねぇ 眠ってる人間の 体を気遣う 優しさがあんのにねぇ」
- 日山一「真希は人を羨む前に自分のできることはやるからね」
- 安部晶子「わかんない… 愛されたことないもん 一生わかんないよ あんたの気持ちなんか」
- 神田川真希「うれしかったよ… …嘘でも すごく… …すごく」
- 『私がいてもいなくても』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 日山一『あっさりショコラ』といくえみ綾の同名作品
- いくえみ男子