純情ロマンチカ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『純情ロマンチカ』とは累計発行部数が1,500万部を突破している「BL(ボーイズラブ)コミック」であり、中村春菊の代表作である。2008年にはアニメ化もされ、DVDやグッズ、ドラマCD、ゲームが発売されるなど、その充実ぶりはファンを沸かせた。主人公の「高橋美咲(たかはしみさき)」が難関大学受験のため、兄である「高橋孝浩(たかはしたかひろ)」の親友の「宇佐見秋彦(うさみあきひこ)」に家庭教師をしてもらうところから物語は展開されていく。

雫石涼(しずくいしりょう)

CV:豊永利行
丸川書店の編集者で、漫画家である伊集院の2人目の担当。相性は「シズク」。
隠してはいるが、実は伊集院の漫画である『ザ☆漢』の大ファン。

宇佐見夏子(うさみなつこ)

漫画24巻より登場。秋彦の母親であり、宇佐見グループ出身のお嬢様育ちで、電車には一度も乗ったことがない。

純情エゴイスト

上條弘樹(かみじょうひろき)

CV:伊藤健太郎、喜多村英梨(幼少期)
エゴイスト編の主人公。野分にはヒロさんと呼ばれている。
T大文学部を主席卒業し、大学院に進学。その後はM大文学部で助教授をしている。生徒からはあまりの厳しさに「鬼の上條」と呼ばれ恐れられている。
野分と出会い恋人同士になるが、それまでは秋彦に片思いをしながらも行きずりの相手と一晩だけの関係を持つなど荒んでいた。
子供の頃は習い事をいくつも掛け持ちし、辛くて泣きながらも自身が決めた目標を達成するなど努力タイプの人間である。プライドがとても高く負けず嫌いで、一本気な性格。

草間野分(くさまのわき)

CV:神奈延年、白石涼子(幼少期)
エゴイスト編の準主人公。身長が186cmと高く、上條を撫でては怒られている。
孤児院「草間園」出身の孤児で、台風の日に孤児院の前に置き去りにされたことから、「野分」と名付けられた。
素直で真っ直ぐな性格で、考えていることや思っていることをどんどん口に出す。そのせいで上條と折り合いが悪くなることがあり、何回も破局の危機が訪れている。
上條の泣き顔に惚れて以来、彼が大好きである。

津森(つもり)

CV:千葉進歩
野分がK大付属病院小児科に勤務するようになってからの先輩であり、数少ない理解者となる人物。
仕事に私情を挟むのが嫌い。上條と野分の関係について発破をかけることもある。

純情テロリスト

宮城庸(みやぎよう)

CV:井上和彦
テロリスト編の主人公。M大文学部教授で、上條の直属の上司である。
学部長の娘である「高槻理沙子(たかつきりさこ)」と結婚するも、高校生の時に両想いになり亡くなった先生のことが忘れられず、3年後に離婚。現在は、そんな過去すら忘れさせてくれる存在の忍と恋人関係にある。
英語が得意で、文学と松尾芭蕉をとても愛している。

高槻忍(たかつきしのぶ)

CV:岸尾だいすけ
テロリスト編の準主人公。
忍のよく行く図書館で楽しそうに難しい本を読んでいた宮城が気になっていたが、町で不良に絡まれてる時に助けてもらい、「これは運命かも!」と思う。だが、その直後に宮城が姉と結婚することを知り、失恋する。
オーストラリアに留学していたが、2人の離婚を機に帰国し、宮城に強引に迫るようになる。
口が悪く生意気だが、人からどう見られているか、どうしたら気に入られるかを常に意識しており、宮城にも不器用ながら尽くそうとする。
T大法学部を受験し、現役合格を果たすと、宮城のマンションの隣室に引っ越す。英語が堪能で、頭もとてもいい。
料理が苦手で、野菜炒めという名の「キャベツの油炒め」は一向に上達しない。

高槻理沙子(たかつきりさこ)

CV:浅野まゆみ
忍の姉で、父親はM大文学部学部長。
父親に紹介され、宮城と3年間結婚した後、離婚している。料理が上手。

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