ひまわりっ 〜健一レジェンド〜(東村アキコ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ひまわりっ~健一レジェンド~』とは東村アキコにより『モーニング』にて2006年から2020年まで連載された漫画作品である。2020年には実写ドラマ化された。宮崎を舞台に、会社員として働く林アキコが漫画家になる夢を叶えるために奮闘する様を描いている。アキコの父親、健一の破天荒な言動に、彼女を含め周囲は振り回されていくことになる。夢のために奮闘するアキコと破天荒な父親とのやり取りに加え、アキコの恋心の行方やと恋のライバルとのバトルなどが詰め込まれたギャグ漫画である。

出典: comic-days.com

「南九州テレホン」の支店長秘書課で働いている。アキコの先輩にあたる。35歳独身。愛称は「エビちゃん」。いつもヘアアイロンのコンセントを探しているために、猿渡シゲ子から「妖怪コンセント探し」と呼ばれたこともある。以前は、南九州テレホンのお客様サービス課だったが、美貌を買われて秘書課に異動したと本人は述べている。学生の頃はヤンキーだった。学生の頃は、蟹江先輩のことが好きで手袋を編んだりしていた。再会してからも蟹江先輩に好意があったが、相手が既婚者ということで最終的には身を引いた。

猿渡シゲ子(さるわたりしげこ/演:佐藤真弓)

出典: www.bing.com

「南九州テレホン」のお客様サービス課の副主任。周囲からは「副主任」と呼ばれることのほうが多い。40歳独身。実は資産家の娘。アキコが上京した後、千葉の会社に出向となり、主任に昇進しているが、周囲からは変わらず「副主任」と呼ばれ続けた。「南九州テレホン一変人」と言われている。アキコが上京してからもアキコや近藤と付き合いを続けた。「古川うなぎ」のサポートを買って出ている。

日高なのは(ひだかなのは/高石あかり)

出典: twitter.com

南九州テレホンに助っ人としてやってきた。男性の前では可愛い態度をとり、女性の前では腹黒さを隠さない。健一2号に出会い、アプローチを繰り返す。そのため、健一2号に好意を持たれているアキコに敵意をむき出しにしている。宮崎県の山奥の田舎出身で、家族と話をするときだけなまっている。映画『火垂るの墓』の登場人物に髪型が似ていることから、シゲ子や蛯原くるみから「節子」と呼ばれている。

黒木君(くろきくん/演:石井正則)

黒・黒木となった瞬間。

「南九州テレホン」のお客様サービス課で働いている。30歳代独身。健一とはよく行動を共にしていて、パチンコにも一緒に行ったりしている。普段はにこにことしていて温厚。うるう年に1度だけ、悪い心が膨れ上がる黒・黒木となる。

山崎君(やまさきくん)

「南九州テレホン」の那覇支店久米島出張所勤務。30歳代。以前は宮崎県の「南九州テレホン」の総務課に勤務していたのだが、社内の飲み会でうっかり所長に向かって「まめもやし」と言ってしまった。そのせいで、那覇支店久米島出張所に飛ばされてしまった。緊張したりストレスがかかったりするとハラハラと髪が抜けていく。

押川主任(おしかわしゅにん)

「南九州テレホン」のお客様サービス課の主任。アキコの上司にあたり、アキコを可愛がってくれている。甥がパイナップル銀行に勤めている。

所長(しょちょう)

「南九州テレホン」の支店長。温厚な性格。なのはを可愛がっている。しかし、以前、総務課の山崎君から「まめもやし」と言われたことは許せず、山崎君を那覇支店久米島出張所に飛ばした。

比嘉さん(ひがさん)

「南九州テレホン」の那覇支店に勤務している。濃い顔立ちをしている。林一家に沖縄を観光案内した。娘の比嘉エリカのことを非常に心配している。

南国グリーンサービスの関係者

興梠健一(こおろぎけんいち/演:井上祐貴)

出典: www.bing.com

「南国グリーンサービス」の社員。植物をこよなく愛しており、植物に関しては博識。観葉植物の交換で「南九州テレホン」にやってきた際に、アキコと出会った。元高校球児。アキコに好意を寄せているが思い込みの激しさと天然ボケからすれ違ってばかりいる。林健一と同名であることから、シゲ子やくるみからは「健一2号」と呼ばれている。アキコからは「健一さん」と呼ばれている。果物にも詳しく、イチゴのパフェを見てどこに何という品種のイチゴが使われているかを当てた。目隠しをした状態でもそれを食べることで当てることができる。しかし、卵焼きは当てることができなかった。

蟹江先輩(かにえせんぱい/演:蕨野友也)

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