約束のネバーランド(約ネバ)の農園まとめ

原作:白井カイウ、作画:出水ぽすかによって描かれた人気漫画『約束のネバーランド』において、非常に重要な役割を果たしている「農園」。本部の方針によって孤児院や村、学校などに偽装されているが、その実態は「約束」によって人間を狩ることができなくなった鬼に「人肉」を供給し、鬼社会を統治するための仕組みである。作中には4つの「高級農園」のほか、100以上ある「量産農園」、投薬や人体実験によって特殊な能力を持った子供を育てる「試験農園」などが登場している。

バイヨンが出資していた、西の地に建てられた新型農園であり、各高級農園から子供たちを選出してはΛの施設に送っていた。Λの子供たちには胸元にマークが刻印されている。
Λでは毎日地獄のような非道な人体実験が行われており、薬物が投与されていた。女王の指示によってΛに送られたノーマン人体実験はされていなかったものの、薬物の投与は行われている。

他の子供たちとは徹底的に隔離されて過ごしていたノーマンだったが、わずかな手掛かりから子供たちの存在を探り出し、密かにヴィンセントとコンタクトを取ることに成功した。そしてミネルヴァの協力者だったスミーという人物の手引きによってΛを破壊し、ヴィンセント、シスロ、バーバラ、ザジを連れて脱出する。
その後ノーマンはウィリアム・ミネルヴァの名を使って食用児たちのアジトを創り上げ、ヴィンセントらと協力していくつもの農園を破壊してまわった。

Λでの投薬実験の影響によりノーマンたちには致命的な副作用が発生していたが、Λで育ったはずのアダムのみ一度も副作用を起こしていなかったことが判明し、アダムの特殊体質を利用した薬を開発してΛの後遺症に苦しむ人々の治療を行っている。

Λの系列農園

Λでは人体実験の末に通常では考えられないほどの筋力や戦闘能力を保持する子供たちが誕生しており、その実験結果をもとにしてΛ系列の新型農園が建設された。ノーマンたちは特殊な能力を持つ子供たちを仲間に引き入れるために積極的に系列農園を襲撃し、異常に足が速いハヤトやジンを仲間にしている。

量産農園

一般の鬼に向けて人肉を大量供給する為だけに、子供たちが大量に肥育されている施設。身体は拘束されているため動くことはできず、口につながれたチューブでかろうじて生存しているため電源を落とされれば生きていく術はない。農園を襲撃したノーマンは内心では震えながらも、「今度こそ真っ当な生を享受できるように」と祈りながら施設の電源を落とし、大量の子供たちを殺害した後に施設を燃やしている。

エマが鬼の頂点との約束を履行して「食用児全員」で人間の世界に渡った後、歩けるようになった子供もいることがノーマンから語られている。

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