私、能力は平均値でって言ったよね!(のうきん)のネタバレ解説・考察まとめ

『私、能力は平均値でって言ったよね!』とは2016年よりFUNAが連載を開始した日本のライトノベルおよびそれを基にした漫画・アニメ作品である。公式略称は『のうきん』。異世界に転生することになった女子高生が望んだのは「平均的な能力」で平凡に生きること。しかし転生特典として授かった能力は、全生物の最大値と最小値の平均、最強の古竜種の約半分であった。「普通の女の子」を望む少女が、強すぎる能力と便利すぎる魔法を隠そうとするが故に巻き起こすドタバタの冒険ファンタジーとなっている。

CV:蟹江裕介
アボット商会の主で赤き誓いが受注した岩トカゲ討伐の依頼主。駆け出しの素人ハンターを騙そうとしたことでポーリンの逆鱗に触れ、ギルドや他商会から取引を中止されるなどの手痛いしっぺ返しを受けた。

エクランド学園

ケルビン・フォン・ベイリアム

男爵家の五男。侍女の子で貧乏な男爵家ながら学園へ通うことが許されたものの、五人兄弟で唯一上級のアードレイ学園ではなくエクランド学園への入学になったことから、せめてエクランド学園でトップになろうとする。しかし、運動能力測定でアデルが手を抜きながらも自分に匹敵する記録を出したことでライバル視。ことある毎にアデルに絡むようになった。
うっとおしく思ったアデルに「あなたは、『男爵家の五男』という札を下げただけの、それ以外は何の価値も意味もない男なの? それとも、そんなものは関係ない、灼熱に燃え滾る心と眩く光り輝く魂を持ったひとりの男、そう、『灼熱の男、ケルビン』なの?」と言われたことをきっかけに改心。卒業後はとあるアルバーン帝国との国境に面した男爵家領軍の士官候補生として雇用された。
帝国軍が侵攻してきた際には、男爵家の貴族たちが逃亡する中領地に残され領主軍の指揮を任される。絶望的な状況の中現れたアデルに触発され帝国軍へ突撃。英雄と呼ばれる活躍を見せ帝国軍を撃退。男爵位を賜ることとなった。

バージェス

エクランド学園におけるアデルの担任教師であり、武術の訓練教官。ムキになってアデルを倒そうと挑むケルビンに対しアデルがわざと負けようとするのを見て、「少しは男の子の矜持とか考えてやれよ」とアデルを諭した。

かぎしっぽ

エクランド学園の学生寮に住み着いていた猫。無駄にちょっかいを掛けないアデルが気に入ったのかアデルの部屋を訪れることが多い。おやつとして用意していた骨を見たマルセラが、アデルが貧乏で骨をかじっているのかと勘違いしたことをきっかけに、アデルとマルセラの親交が始まった。
アデルが女神の依り代と言われる様になった後は、女神の寵愛を受けた猫として崇められるようになる。

ブランデル王国

国王

ブランデル王国の謁見の間

ブランデル王国の国王。女神の依り代であるアデルを国内に留めたいと考え、王子との婚約を目指している。アスカム領の簒奪事件を早期で解決したり、アスカム領に帝国が攻めてきた際に即決で国軍を投入したりと、アデルが関わる事案には最優先で対応している。

アダルバート

モレーナの兄でブランデル王国の第一王子。アデルと関わった際の年齢は16歳。

ヴィンス

モレーナの兄でブランデル王国の第二王子。アデルと関わった際の年齢は13歳。マルセラに気がある。

宰相

ブランデル王国の宰相。

バーグル

ブランデル王国の護衛隊長。アデルの策により逃亡を許してしまい、アデルを探し続けている。

ボーナム伯爵夫妻

アスカム子爵家と古くから親交があり、婦人はアデルの母とアードレイ学園での親友。アスカム子爵家簒奪事件の際は、娘の容姿が異なることを国王に指摘し、事件の解決の一役買った。

古竜

ウェンス

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