ぴちぴちピッチ(ぴっち)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ぴちぴちピッチ』とは、シナリオ・横手美智子、作画・花森ぴんくによる漫画、およびそれを原作とするテレビアニメやゲーム作品である。北太平洋の国のマーメイドプリンセスである七海るちあは、海に落ちた少年の堂本海斗を助けるため、自分の分身ともいえる真珠を彼に渡す。それから7年後、るちあは成人の儀式を行うために真珠が必要となり、海斗から真珠を返してもらうため人間の少女となって陸へと上がることになる。仲間たちの恋の行方や、切ないラブストーリーが魅力の作品。愛称は「ピッチ」。

CV:小林沙苗

ダーク・ラヴァーズの1人。金髪のロングヘアーでスタイルが良い。
氷や吹雪を使った技を得意としており、必殺技は氷の刃を吹雪のように飛ばす。
ガイトの側近的存在だったが、沙羅に取って代わられる。

ブラック・ビューティー・シスターズ

シェシェ

CV:土屋実紀

ガイトによって生み出された水妖、ミミの姉。
本来の姿はオニアンコウ。マーメイドを苦しめる力を持つ歌での攻撃をする。
ガイトによって本来の姿に戻されてしまうが、ミケルの力により復活。
ミケルに取り込まれる捨て駒だったことを知り、ミミとともにミケルに歌で戦いを挑むも力及ばず取り込まれてしまう。

ミミ

CV:下屋則子

ガイトによって生み出された水妖、シェシェの妹。
本来の姿はオニアンコウ。マーメイドを苦しめる力を持つ歌での攻撃をする。
シェシェと喧嘩し、途方に暮れていたところを人間の姿のるちあに救われ親しくなる。だが、るちあの正体に気づき戦意喪失してしまうもミケルに取り込まれる捨て駒だったことを知り、シェシェとともにミケルに歌で戦いを挑むが力及ばず、シェシェとミケルに取り込まれていった。

太刀魚兄弟(たちうおきょうだい)

ブラック・ビューティー・シスターズの手下。
るちあたちをナンパして捕まえようと作戦に出るが、相手にしてもらえなかった。

ミケル

CV:皆川純子

古代人類の王。現代の人間を消し、古代人類を復活させようと目論んだ。
6枚の天使の羽根を持ち、薄緑色の髪。額にはサークレットをつけている。
誕生直後の星羅を襲い、ココロのかけらの大半を取りこんだ。
実はこのミケル自身はフクちゃんに唆され、みかるの心と父親を依代にして復活したコピーであり、本物のミケルは居城の地下で化石となっていた。
人格を自分の翼に取り込む力があり、この力を利用してみかると融合した。その代わり、あまり使うと衰弱するという欠点がある。
フルートを持ち、フルートの先からムチ状の物を出して攻撃もする。
最後はマーメイドプリンセス達の歌や自我を取り戻したみかるの言葉、現れた古代人類達によって自らの孤独を癒され、古代人類たちの世界へと帰っていった。

フクちゃん

CV:小林沙苗

天城みかるが飼っている白い文鳥。
実は文鳥は仮の姿で、正体は古代人類のメッセンジャー。
ミケルの手下だが、心から従っているわけではなく状況次第ではミケルに乗り移る選択肢を持っている。古代人類の復活を企み、みかるの父親を騙しみかるを依代としてミケルを復活させた。最後はミケルとともに古代人類たちの世界へ帰っていく。

御使い(みつかい)

レディー・バット

CV:小林沙苗

ミケルに仕える御遣いの1人。
コウモリの翼を持つ愛と快楽の翼。一人称がボクで男性的な言葉遣いだが性別は女性。歌でマーメイドプリンセスを苦しめ、歌を聞いた者は脱力して放心状態になる。

蘭花(らんふぁ)

Harusio
Harusio
@Harusio

Related Articles関連記事

ぴちぴちピッチの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ぴちぴちピッチの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ぴちぴちピッチ』とは、横手美智子と花森ぴんくによる少女漫画で、『なかよし』で連載されていた作品である。主人公は、地上で暮らすマーメイドプリンセスの七海るちあ。本作では、海の平和を脅かそうとする水妖とマーメイドとの戦いを軸に、マーメイドと人間との恋模様や仲間同士の友情などが描かれている。愛や平和を語ったセリフや人を思う気持ちが現れた数々のセリフが、読者の女の子や女性達を引きつけた。

Read Article

クロスゲーム(あだち充)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

クロスゲーム(あだち充)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『クロスゲーム』とは、作者・あだち充による青春野球漫画である。「週刊少年サンデー」で連載されて、単行本は全17巻。小学館が主催している日本の漫画賞で、平成20年度第54回小学館漫画賞少年向け部門を受賞した。アニメにもなっており、人気の作品だ。 高校生になったコウは、若葉が最後に見た「コウがピッチャーで、赤石君がキャッチャー。舞台は超満員の甲子園。」という夢を叶えるため、野球部のエースとして奮闘する。甲子園を目指して、青葉とコウの運命の歯車が動き始める。

Read Article

出会って5秒でバトル(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

出会って5秒でバトル(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『出会って5秒でバトル』は2015年より『裏サンデー』及び『マンガワン』で連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。異能力を用いた頭脳戦が特徴のバトル漫画で、駆け引きや裏切りなど手に汗握る展開が特徴である。現実世界で死亡扱いとされた人々がそれぞれ1つ能力を与えられ、「プログラム」という名の命を懸けたバトルを繰り広げる。「プログラム」の目的は何なのか。クリアした先には何があるのか、話が進むにつれ徐々に明らかになる「監視人」の正体など、次々と訪れる予想外の展開に目が離せない。

Read Article

プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『プリンセス・プリンシパル』とは、株式会社3Hz、株式会社アクタスによって共同制作されたオリジナルアニメーションである。 19世紀末、アルビオン国は特定の範囲を無重力にする「ケイバーライト」を生み出す。それにより巨大な軍事力を有することとなり、覇権国家となる。しかし、革命により「アルビオン王国」「アルビオン共和国」へ分断された。国内の名門校クイーンズ・メイフェア校に通う「博物倶楽部」の5人は共和国のスパイという裏の顔を持っていた。

Read Article

機動警察パトレイバー(PATLABOR)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動警察パトレイバー(PATLABOR)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動警察パトレイバー』は、1988年にリリースされたオリジナルビデオアニメーション(OVA)と『少年サンデー』誌上での漫画版の連載開始から始まった、メディアミックス・コンテンツの先駆け的タイトルである。作業用のロボットが需要により暮らしの日常の風景にまで普及した1999年の東京が舞台で、主人公の新米女性警官・泉野明(いずみ のあ)が同僚の仲間たちと共に悪戦苦闘しながら、警察に導入されたロボット部隊の搭乗者のひとりとして日々巻き起こる事件と出来事の数々に立ち向かう様を描いた物語。

Read Article

カッコウの許嫁(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カッコウの許嫁(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カッコウの許嫁』とは2020年より吉河美希が『週刊少年マガジン』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。貧乏なヤンキー家庭で育った海野凪(うみの なぎ)は、自分が別の家の子供であることを知ることになる。一方、裕福な家庭で育ったおバカなお嬢様・天野エリカ(あまの えりか)は許嫁問題で頭を悩ませていた。そんな何もかも対照的な2人が偶然出会い仲良くなる。しかしこの2人こそ取り違え子であり許嫁同士だったのである。そんな凪とエリカの恋愛模様を描いたラブコメ作品である。

Read Article

海外でも評価が高い80年代のおすすめアニメランキングTOP20!【北斗の拳、シティーハンターほか】

海外でも評価が高い80年代のおすすめアニメランキングTOP20!【北斗の拳、シティーハンターほか】

日本が誇る一大カルチャー「アニメ」。日本のアニメはストーリーやキャラクター設定の綿密さ、作画技術の高さに定評があり、特に海外では高い評価を受けている。日本で放送されたアニメが外国で新たに制作されるケースもあるほどだ。本記事では海外で評価が高かった日本発の80年代アニメを、20タイトルまとめて紹介する。

Read Article

【機動警察パトレイバー】大人にこそオススメしたい!傑作アニメまとめ【MAJOR】

【機動警察パトレイバー】大人にこそオススメしたい!傑作アニメまとめ【MAJOR】

アニメと聞けば、子どもが観るものというイメージがありますよね。でも、実際には大人こそ観たい・観るべき作品がたくさんあります。この記事では、そんな大人のあなたに贈る素晴らしいアニメ作品をまとめました。泣けるもの、笑えるもの、ストーリーが最高のものなど、どれも傑作揃いです。ぜひご覧あれ!

Read Article

【クロスゲーム】『週刊少年サンデー』の2000年以降のオススメ作品10選!1度は読むべき傑作が勢ぞろい!【あいこら】

【クロスゲーム】『週刊少年サンデー』の2000年以降のオススメ作品10選!1度は読むべき傑作が勢ぞろい!【あいこら】

1959年創刊の老舗漫画雑誌『週刊少年サンデー』は、1980年代頃からスポーツや恋愛を題材とする名作を次々と世に送り出し、日本の漫画文化の一翼を担ってきた。ここでは、『週刊少年サンデー』で2000年以降に掲載された中でも特に評価の高い作品10選を紹介する。

Read Article

目次 - Contents