ぴちぴちピッチ(ぴっち)のネタバレ解説・考察まとめ

『ぴちぴちピッチ』とは、シナリオ・横手美智子、作画・花森ぴんくによる漫画、およびそれを原作とするテレビアニメやゲーム作品である。北太平洋の国のマーメイドプリンセスである七海るちあは、海に落ちた少年の堂本海斗を助けるため、自分の分身ともいえる真珠を彼に渡す。それから7年後、るちあは成人の儀式を行うために真珠が必要となり、海斗から真珠を返してもらうため人間の少女となって陸へと上がることになる。仲間たちの恋の行方や、切ないラブストーリーが魅力の作品。愛称は「ピッチ」。

ミケルの手下としてマーメイドプリンセスと戦ってきたブラックビューティシスターズ。だが、ミケルは最初からこの2人を自分に取り込む捨て駒としてしか見ていなかった。それを知った2人はミケルに歌で攻撃し争うが敗北してしまう。ミミは「シェシェ、私シェシェと歌ってるときが一番幸せだったよ」とシェシェに言うと、シェシェも「ミミ、私もよ。二人はいつまでも一緒よ」と、ミケルに取り込まれていく。優しく微笑みあいながら消えていく2人の姿が切なく感動するセリフである。

星羅「オレンジパールボイス!」

力を完全に取り戻した星羅が変身し、るちあたちとともに歌う。

ミケルに心のかけらを奪われ力を失ってしまっていた星羅。るちあたちのおかげで全てのかけらを手にし、ついに星羅の魂が解放される。「オレンジパールボイス!」の掛け声で変身し、ミケルの悲しみを沈めようとるちあたちと歌を歌う。星羅が加わり、7人の歌はミケルを沈めることに成功した。やっと魂を解放できた星羅のセリフだ。

『ぴちぴちピッチ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

海の女神となるるちあ

原作ではミケルとの戦いの後、戦いの間中星羅の真珠も自分のペンダントに収めていた負荷のせいか急激に衰弱してしまう。死の一歩手前と言う状態となってしまったるちあをアクア・レジーナが救い危機を乗り越える。その後、るちあはアクア・レジーナに代わり、マーメイドプリンセスから海の女神となり役目を引き継いだ。

海に沈んだガイトのその後

るちあたちに撃退され、魔力を失って崩れてゆく城と共に、ガイトは海の藻屑となっていった。
その後、『ぴちぴちピッチ ピュア』では海斗のピンチを助けるためにリヒトに憑依したり、ヒッポの本音を吐き出させるため海斗に憑依したりした。精霊となって幾度も海斗を導いた。

海斗のモデルは堂本光一

海斗のキャラクターデザインは、作者の花森ぴんくが好きなkinki kidsの堂本光一がモデルとなっている。

『ぴちぴちピッチ』の主題歌・挿入歌

テレビアニメ1期

OP(オープニング):神戸みゆき「太陽の楽園〜Promised Land〜」(第1話〜第28話)

OP(オープニング):神戸みゆき「Rainbow Notes♪」(第29話〜第52話)

ED(エンディング):中田あすみ「大事な宝箱」(第1話〜第28話)

ED(エンディング):中田あすみ、寺門仁美、浅野まゆみ「世界で一番早く朝が来る場所」(第29話〜第52話)

Harusio
Harusio
@Harusio

Related Articles関連記事

ぴちぴちピッチの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ぴちぴちピッチの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ぴちぴちピッチ』とは、横手美智子と花森ぴんくによる少女漫画で、『なかよし』で連載されていた作品である。主人公は、地上で暮らすマーメイドプリンセスの七海るちあ。本作では、海の平和を脅かそうとする水妖とマーメイドとの戦いを軸に、マーメイドと人間との恋模様や仲間同士の友情などが描かれている。愛や平和を語ったセリフや人を思う気持ちが現れた数々のセリフが、読者の女の子や女性達を引きつけた。

Read Article

クロスゲーム(あだち充)のネタバレ解説・考察まとめ

クロスゲーム(あだち充)のネタバレ解説・考察まとめ

『クロスゲーム』とは、作者・あだち充による青春野球漫画である。「週刊少年サンデー」で連載されて、単行本は全17巻。小学館が主催している日本の漫画賞で、平成20年度第54回小学館漫画賞少年向け部門を受賞した。アニメにもなっており、人気の作品だ。 高校生になったコウは、若葉が最後に見た「コウがピッチャーで、赤石君がキャッチャー。舞台は超満員の甲子園。」という夢を叶えるため、野球部のエースとして奮闘する。甲子園を目指して、青葉とコウの運命の歯車が動き始める。

Read Article

出会って5秒でバトル(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

出会って5秒でバトル(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『出会って5秒でバトル』は2015年より『裏サンデー』及び『マンガワン』で連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。異能力を用いた頭脳戦が特徴のバトル漫画で、駆け引きや裏切りなど手に汗握る展開が特徴である。現実世界で死亡扱いとされた人々がそれぞれ1つ能力を与えられ、「プログラム」という名の命を懸けたバトルを繰り広げる。「プログラム」の目的は何なのか。クリアした先には何があるのか、話が進むにつれ徐々に明らかになる「監視人」の正体など、次々と訪れる予想外の展開に目が離せない。

Read Article

プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)のネタバレ解説・考察まとめ

プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)のネタバレ解説・考察まとめ

『プリンセス・プリンシパル』とは、株式会社3Hz、株式会社アクタスによって共同制作されたオリジナルアニメーションである。 19世紀末、アルビオン国は特定の範囲を無重力にする「ケイバーライト」を生み出す。それにより巨大な軍事力を有することとなり、覇権国家となる。しかし、革命により「アルビオン王国」「アルビオン共和国」へ分断された。国内の名門校クイーンズ・メイフェア校に通う「博物倶楽部」の5人は共和国のスパイという裏の顔を持っていた。

Read Article

カッコウの許嫁(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

カッコウの許嫁(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『カッコウの許嫁』とは2020年より吉河美希が『週刊少年マガジン』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。貧乏なヤンキー家庭で育った海野凪(うみの なぎ)は、自分が別の家の子供であることを知ることになる。一方、裕福な家庭で育ったおバカなお嬢様・天野エリカ(あまの えりか)は許嫁問題で頭を悩ませていた。そんな何もかも対照的な2人が偶然出会い仲良くなる。しかしこの2人こそ取り違え子であり許嫁同士だったのである。そんな凪とエリカの恋愛模様を描いたラブコメ作品である。

Read Article

機動警察パトレイバー(PATLABOR)のネタバレ解説・考察まとめ

機動警察パトレイバー(PATLABOR)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動警察パトレイバー』は、1988年にリリースされたオリジナルビデオアニメーション(OVA)と『少年サンデー』誌上での漫画版の連載開始から始まった、メディアミックス・コンテンツの先駆け的タイトルである。作業用のロボットが需要により暮らしの日常の風景にまで普及した1999年の東京が舞台で、主人公の新米女性警官・泉野明(いずみ のあ)が同僚の仲間たちと共に悪戦苦闘しながら、警察に導入されたロボット部隊の搭乗者のひとりとして日々巻き起こる事件と出来事の数々に立ち向かう様を描いた物語。

Read Article

杖と剣のウィストリア(漫画・アニメ・小説)のネタバレ解説・考察まとめ

杖と剣のウィストリア(漫画・アニメ・小説)のネタバレ解説・考察まとめ

『杖と剣のウィストリア』とは、大森藤ノが原作を手がけ、青井聖が作画を担当する漫画、およびそれを原作としたアニメや小説作品である。2021年1月号から『別冊少年マガジン』にて連載が開始され、2024年7月からはTBS系列でアニメが放送された。物語の舞台は、空を奪われた魔法絶対至上主義の世界で、魔法学院では最強の魔法使いを育成する教育が行われている魔法を使えない落ちこぼれのウィル・セルフォルトが、「至高の五杖(マギア・ウェンデ)」になる夢を追い続け、魔法世界の常識を覆していく姿を描く冒険譚だ。

Read Article

鋼鉄神ジーグ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

鋼鉄神ジーグ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『鋼鉄神ジーグ』(こうてつしんジーグ)とは、2007年に放送されたロボットアニメ。1975年に放送された『鋼鉄ジーグ』の続編ではあるが、設定や世界観は手を加えられている。前作の原作を担当した永井豪らしいお色気シーン、往年のロボットアニメに見られた熱血的な演出や特訓シーンなど、古き良き作品の魅力をブラッシュアップした演出が好評を博した。 初代鋼鉄ジーグと邪魔大王国の決戦から50年。結界に覆われたままの九州から出現した新たな敵を倒すため、高校生の草薙剣児は鋼鉄神ジーグの操縦者となって戦い始める。

Read Article

出会って5秒でバトルの能力まとめ

出会って5秒でバトルの能力まとめ

『出会って5秒でバトル』は、はらわたさいぞうによる漫画、及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。高校生白柳啓(しろやなぎあきら)は突然現れた女の魅音(みおん)に殺されてしまう。死んでしまったはずの啓であったが、 謎の施設で目を覚まし、その後、同じ境遇の者同士で「能力」を使って戦う血で血を洗うバトルに巻き込まれていく。バトルはそれぞれの「能力」を中心に展開されるため、自身と相手の「能力」を把握することが重要となる。

Read Article

目次 - Contents