新出智明（名探偵コナン）とは【徹底解説・考察まとめ】

新出智明の概要

新出智明（あらいでともあき）とは、『週刊少年サンデー』の漫画、及びそれを原作にしたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。
父親の新出義輝（あらいでよしてる）は、新出医院の医院長として医者をしており、智明も共に患者の治療にあたっていた。
しかし、義輝が妻である新出陽子（あらいでようこ）に殺害される。
青森に転勤が決まっていた智明であったが、父親の死を受けて新出医院に残ることを決意する。
父親が亡くなってからは、智明1人で病院を経営していた。
しかし、探偵である毛利小五郎に近づくことを目的とした黒の組織のベルモットに智明は命を狙われることになる。
ベルモットは、目的を果たすため新出智明に変装し、主人公の江戸川コナンに近づいたのだった。
江戸川コナンとFBI捜査官の活躍により、ベルモットを追いつめ新出智明の変装生活は終わりを迎えた。
その後、智明は新出医院に戻り、保本ひかると共に新出医院を営んでいる。

新出智明のプロフィール・人物像

性別：男
年齢：25歳
家族構成：父（他界）、母（他界）、義母、祖母
性格：温厚な性格だが、信念は強い
呼び名：新出先生
CV：堀秀行

東都医大を主席で卒業する有能な医師。
父の新出義輝（あらいでよしてる）が開業した新出医院で働いている。
さらに主人公の工藤新一（くどうしんいち）が通う帝丹高校で校医も務めている。
腕の良い医者として、新出医院の患者からの信頼も厚い。
しかし、探偵である毛利小五郎に近づくことを目的とした黒の組織のベルモットに智明は命を狙われることになる。
そんな智明にFBIが接触し、身を守るために外国へ渡るように指示をする。
FBI捜査官が智明になりすまし、ベルモットの前で交通事故に見せかけて崖から転落し、事故死に見せかけた。
ベルモットは、その様子を見てそのまま智明に変装することを決めたのだった。

新出智明の来歴・活躍

初登場

新出医院に通院している探偵の毛利小五郎（もうりこごろう）は、家族を一緒に連れてくるようにと言われた。
大きな病ではないかと不安な気持ちを抱え、娘の毛利蘭（もうりらん）と居候させている江戸川（えどがわ）コナンと共に新出医院を訪れる小五郎。
主治医の新出義輝（あらいでよしてる）は、1ヶ月はお酒を控えるようにと小五郎に告げ、小五郎一同はホッと胸を撫で下ろした。
つづけて義輝は体を労るように小五郎に告げ、さらに「あの有名な名探偵毛利小五郎とせっかく同じ名前なんですから」と伝えた。
小五郎は、自分がその名探偵だと伝えると、義輝は驚き尊敬の意思を表した。
そして、義輝は自宅で医学について話したいから夕食を共にしないかと誘い、小五郎一同は新出家の夕食にお邪魔することになる。
蘭は院内のトイレが壊れているので、可能であれば新出家のトイレを貸してもらえないかと提案し、1人で先に新出家に入った。
大きな家に困惑しながら進むと曲がり角で偶然、義輝の息子である新出智明（あらいでともあき）とぶつかってしまう。
その拍子に智明は持っていた書類をばら撒いてしまい、蘭は慌てて拾おうとした。
智明と手が触れた蘭は、顔を赤くして照れてしまう。
書類を拾い終えると、智明は「君は？」と問いかけた。
蘭が通院している毛利小五郎の娘であることを伝えると、智明は納得し自己紹介をはじめた。
これが新出智明の初登場シーンだ。

危険を顧みずコナンを庇う新出智明

休日にスキーへ向かうためバスに乗った江戸川コナンと小学校の同級生で結成した少年探偵団、高校生探偵・工藤新一（くどうしんいち）の隣に住む発明家の阿笠博士（あがさひろし）。
同じバスに乗り合わせたのは智明と帝丹（ていたん）高校の英語の教師、ジョディ先生だった。
偶然の再会に喜ぶ少年探偵団だったが、最後の乗客が突然拳銃を出して「騒ぐと命はないぞ！」と叫んだ。
最後の乗客は、バスジャック犯だったのだ。
バスジャック犯は、運転手を脅しバスの扉を閉めて、バスを発進させるように指示する。
バスジャック犯に携帯電話を回収され、身動きが取れない乗客達。
犯人は、バス会社に連絡し自身の要求を告げ、要求が通るまでバスジャックを続けると宣言する。
状況を冷静に整理する江戸川コナンは、バスジャック犯が見ていない隙を狙って博士が発明したイヤリング型携帯電話でこっそり警察に電話をしようと試みる。
しかし、その行動は乗客に紛れ込んだバスジャック犯の仲間に見られており、バスジャック犯に気づかれてしまう。
コナンは、バスジャック犯により今度妙な真似をすれば命はないと忠告されてしまう。
しかし、コナンはこのままバスジャック犯の言う通りにはできないと思い、バスジャック犯が持ち込んだ荷物を調べようとする。
だが、それもバスジャック犯の仲間に見つかり、コナンは拳銃を突きつけられてしまう。
その瞬間、目の前に現れたのは、「やめてください！ただの子供のいたずらじゃないですか！」と叫んだ智明だった。
智明は、この状況下で人質が負傷してしまえば要求が通らないと、犯人に冷静に説明する。
バスジャック犯は智明に拳銃を突きつけるが、仲間からの言葉で我に返り、その場は収まった。
この時、身を挺してコナンを守った智明は、実は黒の組織のメンバーであるベルモットの変装だったのだ。

灰原哀の受診

黒の組織から逃亡し、薬で幼児化して阿笠邸に身を隠している灰原哀（はいばらあい）は、風邪をひいて寝込んでいた。
この時、阿笠博士の家には、灰原哀ひとりだった。
黒の組織からの招待状により、直接対決のため博士は出かけているのだ。
そんな中、阿笠邸に1本の電話が鳴り響く。
電話に灰原が出ると、電話の相手は智明だった。
智明は、博士に話したいことがあると伝えるが、灰原は博士はいないと答えた。
しかし、電話口には博士とコナンの声が聞こえることを智明が尋ねると、灰原はテープでなぜか流れていたと返答する。
灰原が要件を聞くと、腕のいい医者に診てもらえることになったが彼は出張に行くので今晩しか時間がないと智明は灰原に伝える。
もしよかったら迎えに行くので一緒にいかないかと智明が提案すると、灰原は承諾する。
智明は、1時間後に迎えに行くから準備をしていてほしいと伝えた。
その会話を盗聴しながら聞いていたのは、帝丹高校の英語教師であるジョディ先生だ。
ジョディ先生の微笑みとともに、黒の組織との直接対決は幕を開けるのだった。

新出智明の関連人物・キャラクター

江戸川（えどがわ）コナン／工藤新一（くどうしんいち）

CV：高山みなみ／山口勝平

帝丹高校へ通う高校生であり名探偵である工藤新一は、頻繁に警視庁から相談されるほどの推理力を持ちあわせている。
ある日、幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行った際に、怪しい黒ずくめの男の取引現場を発見。
取引を見るのに夢中になってしまい、背後から黒ずくめの仲間が来るのに気付かず襲われ、毒薬であるAPTX（アポトキシン）4869を飲まされて幼児化してしまう。
小学生の体になった工藤新一は、隣に住む発明家である阿笠博士に相談。
博士から、工藤新一が小さくなったことを知られれば、新一だけではなく周りの人間にも危害が及ぶ可能性を指摘される。
蘭に名前を聞かれた工藤新一は、咄嗟に「江戸川乱歩」と「コナン・ドイル」を組み合わせた「江戸川コナン」と名前を告げ、蘭の家に居候することにする。
コナンは新出智明に蘭をめぐって嫉妬心を向けることが多く、恋敵としての描写もある。

江戸川コナン／工藤新一（名探偵コナン）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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江戸川コナン（えどがわ こなん）／工藤新一（くどう しんいち）とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、本作の主人公。高校生探偵として活躍していた新一だったが、あるとき全身黒ずくめの男たちの怪しげな取引現場を目撃。口封じのため男たちに飲まされた薬の副作用で幼児化してしまった。それからは江戸川コナンと名乗り、工藤新一であることを隠して日々事件を解決しながら男たちの行方を追っている。

毛利蘭（もうりらん）

CV：山崎和佳奈

新出智明が校医を務めていた帝丹高校に通う17歳の女子高生。
主人公である工藤新一と幼馴染であり、両思いである。
面倒見がいいこともあり、江戸川コナンの面倒もよく見ている。
一方、空手では、都大会に出場するほどの腕前であり、優しさと強さを兼ね備えている女性である。
オリジナルストーリーの「10年後の異邦人（ストレンジャー）」では、新出智明が蘭に結婚を申し込んだという設定で登場した。

毛利蘭（名探偵コナン）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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毛利蘭（もうり らん）とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、本作のヒロイン。帝丹高校空手部の女主将で、関東大会優勝の実力者。一緒に遊園地に遊びに行って以来消息を絶っている幼なじみの工藤新一には恋心を寄せており、彼の帰りをずっと待っている。コナンにとっては面倒見のいいお姉さん的存在。鈴木財閥の次女・園子とは親友。私立探偵の毛利小五郎と弁護士の妃英理のひとり娘。