エミリー、パリへ行く(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『エミリー、パリへ行く』(原題: 『Emily in Paris』)とは、主人公エミリーがシカゴから憧れのパリに移住した生活を描く、アメリカ合衆国のコメディテレビドラマシリーズ。原作・制作は『セックス・アンド・ザ・シティ』を手がけたダーレン・スター、出演はリリー・コリンズ、フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー、アシュリー・パークなど。2020年10月2日にNetflixオリジナル作品として全世界へ配信された、ゴールデングローブ賞ノミネート作品である。
リュック「アメリカ人のバランスは良くないよ。君は働くために生きてる。僕らは生きるために働く」
シカゴからパリに来てすぐのエミリーが会社でやる気満々にしていることに対して、同じ会社で働く同僚のリュックが「アメリカ人のバランスは良くないよ。君は働くために生きてる。僕らは生きるために働く」と言ったシーン。
エミリーが出社時間よりも早めの朝8時30分に出勤したのはいいが、出社時間の10時30分まで誰も来ず外で待ちぼうけ、上司のシルヴィーは11時すぎに出社してくる場面もある。フランス人は、私生活には仕事を持ち込まずプライベートの時間をとても大切にしている。フランスでは、夏休みが1ヶ月取れ、残業をせず勤務時間外に会社のメールの確認や連絡をしてはいけないという法律もある。リュックは「アメリカ人はフランス人から見ると働きすぎだ」と言い、フランスの文化や働き方をエミリーに教えた。
シルヴィー「残りの人生は退屈でいい。でもここにいる間は恋をして、過ちを犯して。パリで1年過ごすならちゃんと満喫しなさい」
シカゴからの転勤で、パリにいるのが1年と決まっているエミリーに対して「残りの人生は退屈でいい。でもここにいる間は恋をして、過ちを犯して。パリで1年過ごすならちゃんと満喫しなさい」とシルヴィーが言ったセリフ。
友達カミーユの彼氏だったガブリエルと関係を持ってしまったことをカミーユに知られ絶交状態。しかし、ガブリエルへの想いは簡単には消せないでいるが、1年後に終わりが見えているのに期限付きの恋をするつもりはないと悩んでいるエミリー。そんなエミリーに対して、せめてパリにいる間は間違ってもいいからくよくよ悩まず楽しむように伝えた。
歌手の夢を諦めていたが友達にサプライズされ、再びステージに立つミンディー
歌手を夢見ていたミンディーだったが、中国のオーディションに出場し緊張のあまりキーを外してしまう。中国のジッパーを売っている経営者の娘とのことで、ジッパーの加工がされた動画が流出する。笑い者にされ、逃げるようにフランスに来たミンディーだった。両親とは絶縁状態となり、フランスでのびのびと生活していたミンディー。中国の友人がフランスに遊びに来た際に、クラブで盛り上がっていたところ、ステージで歌うように仕向けられた。
中国のオーディションで失敗したトラウマの曲が流れ、戸惑いながらも諦めてステージで歌うミンディーだったが、外すことなく歌い切った。そして、ミンディーの歌唱力に観客はもちろんInstagramの生配信で聞いていたエミリーも「感動した」とコメントを残した。
自信がついたミンディーは、再び歌手を目指す。
『エミリー、パリへ行く』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
ガブリエル役の俳優は元シェフ
エミリーのアパートの1階下に住んでいるイケメンシェフのガブリエルを演じているのは、リュカ・ブラヴォー。ガブリエルはドラマの中で色々な料理を作り、エミリーをうっとりさせる。実は、リュカもシェフとして働いていた過去がある。「Manny The Movie Guy」のインタビューで「数年前まであるレストランでスーシェフ(副料理長)として働いていたんだ。」と語った。
撮影中、共同生活をしていた主要キャスト
『エミリー、パリへ行く』は2019年8月から11月にかけて撮影された。パリでの撮影中、主要キャストであるミンディー役のアシュリー・パーク、ガブリエル役のリュカ・ブラヴォー、エミリーの同僚ジュリアンを演じたサミュエル・アーノルドは一緒に暮らしていたという。
ドラマの至るところに『セックス・アンド・ザ・シティ』のオマージュ
『エミリー、パリへ行く』は、『セックス・アンド・ザ・シティ』のクリエイター、ダレン・スターとスタイリストのパトリシア・フィールドが再タッグを組んだドラマ。リリー・コリンズが演じるエミリーが初めて出席した取引先とのパーティーで着用したチュールのドレスは、『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズのフィナーレでキャリーが着ていたチュールのスカートのオマージュである。また、「Emily」とつづられたイヤリングは「Carrie」のレタードネックレスをつけていたキャリーのセンスへの賛同の印だという。
『エミリー、パリへ行く』の主題歌・挿入歌
挿入歌: Chelsea Jade「Afterglow」
シーズン1の第1話で使用された曲。
挿入歌:Stereo Total「Lunatique」
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目次 - Contents
- 『エミリー、パリへ行く』の概要
- 『エミリー、パリへ行く』のあらすじ・ストーリー
- 憧れのパリ生活がスタート
- アメリカとフランスの文化の違い
- エミリーの恋愛事情
- シカゴ時代の上司マデリンとの再会
- エミリーの決意
- 新生活のスタート
- 複雑な恋愛模様
- 『エミリー、パリへ行く』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- エミリー・クーパー(演:リリー・コリンズ)
- エミリーの友人
- ガブリエル(演:リュカ・ブラヴォー)
- ミンディー(演:アシュリー・パーク)
- カミーユ(演:カミーユ・ラザ)
- フランス支社「サヴォワール」
- シルヴィー(演:フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー)
- ジュリアン(演:サミュエル・アーノルド)
- リュック(演:ブリュノ・グエリ)
- エミリーのシカゴの会社の上司
- マデリン・ウィーラー(演:ケイト・ウォルシュ)
- クライアント
- アントワーヌ・ランベール(演:ウィリアム・アバディ)
- その他
- アルフィー(演:ルシアン・ラヴィスカウント)
- ブノワ(演:ケビン・ディアス)
- ソフィア・シデリス(演:メリア・クライリング)
- ダグ(演:ロー・ハートランプ)
- 『エミリー、パリへ行く』の用語
- サヴォワール
- ラ・プルック
- シャンペール
- 『エミリー、パリへ行く』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エミリー「なんとかなる」
- リュック「アメリカ人のバランスは良くないよ。君は働くために生きてる。僕らは生きるために働く」
- シルヴィー「残りの人生は退屈でいい。でもここにいる間は恋をして、過ちを犯して。パリで1年過ごすならちゃんと満喫しなさい」
- 歌手の夢を諦めていたが友達にサプライズされ、再びステージに立つミンディー
- 『エミリー、パリへ行く』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ガブリエル役の俳優は元シェフ
- 撮影中、共同生活をしていた主要キャスト
- ドラマの至るところに『セックス・アンド・ザ・シティ』のオマージュ
- 『エミリー、パリへ行く』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌: Chelsea Jade「Afterglow」
- 挿入歌:Stereo Total「Lunatique」
- 挿入歌:Kumisolo「Ce soir」
- 挿入歌:Nada Funk「Real Good Time」
- 挿入歌:henning specht「Au Jour d'hui」
- 挿入歌:BARBAGALLO「La Paix」
- 挿入歌:Rayelle「Something That I Like」
- 挿入歌:Jacques「Dans la radio (Futuro Pelo Remix) 」
- 挿入歌:KIZ「Je suis (Tu hais)」
- 挿入歌:French 79「Lovin' Feeling」
- 挿入歌:Husbands「Where Is My Ego? - Radio Edit」
- 挿入歌:EllaHarp「Time」
- 挿入歌:Nous Non Plus「Bunga Bunga」
- 挿入歌:My Dear「Standing in This Dream」
- 挿入歌:Juniore「Magnifique」
- 挿入歌:les terribles「Sauvages Et Candides」
- 挿入歌:Obliques「Big Future」
- 挿入歌:Kid Francescoli「Moon (And It Went Like)」
- 挿入歌:Chevalrex「Vers les tombes」
- 挿入歌:Ravages「Rouge soleil」
- 挿入歌:Steve Rice Productions「An Affair in Paris」
- 挿入歌:Danny Connors「Love in Suburbia」
- 挿入歌:Bosco Rogers「Banana Socks」
- 挿入歌:Exsonvaldes「Cyclop」
- 挿入歌:Meaghan Smith「Let's Always Stay in Love」
- 挿入歌:Slove「Ce Soir Je m'en Vais (feat. Maud Geffray)」
- 挿入歌:Cavale「Pretty Boy」
- 挿入歌:Isabelle Pierre「Le temps est bon」
- 挿入歌:La Plage「Rendez Vous」
- 挿入歌:Nada Funk「This Moment」
- 挿入歌:Muguette「Ces bottes sont faites pour marcher」
- 挿入歌:Yumi Zouma「Keep It Close to Me - Cyril Hahn Remix」
- 挿入歌:Stereo Total「Touche-moi」
- 挿入歌:Art School Girlfriend「Diving」
- 挿入歌:Fred Nevché「Je ne te quitte pas」
- 挿入歌:Ashley Park「La Vie En Rose」
- 挿入歌:Cyril Giroux「Loin De Toi (feat. Chloé Lacan)」
- 挿入歌:Madonnatron「Goodnight Little Empire」
- 挿入歌:Bikini Machine「Mister Syncope」
- 挿入歌:Alif Tree「Social Mask」
- 挿入歌:Therapie TAXI「Hit Sale (feat. Roméo Elvis)」
- 挿入歌:Hmcee Da Duke「Paris Boogie」
- 挿入歌:Juniore「La route」
- 挿入歌:Hyperclean「Le zou」
- 挿入歌:etienne charry, claire marchelle「Yéyé St. Tropez」
- 挿入歌:Minuit「Paris Tropical」
- 挿入歌:clare manchon「Viens La」
- 挿入歌:Ashley Park「Mon Soleil (from "Emily in Paris" Soundtrack)」
- 挿入歌:HUGO DELIRE「Freestyle #7 (feat. Gaïden et Yoshi)」
- 挿入歌:Tony Romera「Feel」
- 挿入歌:Antony & The Johnsons「Atrocities」
- 挿入歌:John and the Volta「Bad Dreams」
- 挿入歌:AMAURY LOUVET「Les Parisiennes」
- 挿入歌:Dmitri Belichenko「Jackhammer」
- 挿入歌:Cavale「Burst Into Flames」
- 挿入歌:delphine volange「De profundis (Ni fleurs, ni couronnes)」
- 挿入歌:The Venice Connection「Pulse」