イデオ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

イデオ（ONE PIECE）の概要

イデオとは、『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。XXX級のボクサーであり、「新世界セントラル格闘会」V2の実績を持っている。

腕の長さが一般人と同じ様に見えるが、実は手長族。手長族は腕に関節を2本持っており、せり上がった大きな肩は、長い腕を折りたたんでできたものだ。折りたたまずに伸ばせば、長いリーチで相手より有利を取ることができる。「破壊砲」という爆発にも似た威力を持つ渾身のストレートパンチを武器に戦う。そのことが由来し、「破壊砲イデオ」という異名を持っている。

強さに貪欲であり、さらなる強さを求めてドレスローザにやってきた。コリーダコロシアムで行われた武闘大会に出場し、予選Cブロックで花ノ国のギャング・八宝水軍のサイや主人公モンキー・D・ルフィと戦う。イデオを始めとする武闘大会の敗者達は、ドレスローザを支配していた元王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドフラミンゴファミリーの幹部シュガーの悪魔の実「ホビホビの実」の能力によってオモチャ（ホビー）に変えられてしまった。その後、麦わらの一味の狙撃手ウソップの活躍でシュガーの能力が解け、オモチャから元の姿に戻ることができた。元の姿に戻ることができたイデオを始めとする戦士や海賊達は、麦わらの一味に恩を返すために、ドフラミンゴファミリーと戦う。激闘の末、イデオはその場にいた海賊達と意気投合。XXXジム格闘連合を起ち上げその代表となり、麦わら大船団4番船船長として、麦わらの一味の傘下に入った。

扉絵連載「押し掛け麦わら大船団物語」では、自身の海賊船を手に入れ、イデオ海賊団として海賊活動を開始する様子が描かれている。

イデオ（ONE PIECE）のプロフィール・人物像

本名：イデオ
異名：破壊砲イデオ
年齢：22歳
身長：225cm
所属：XXXジム格闘連合代表 → イデオ海賊団船長、麦わら大船団4番船船長
種族：手長族
出身地：偉大なる航路
誕生日：10月10日
血液型：X型
好きな食べ物：ドネルケバブ
嫌いな食べ物：ブタ肉

CV：相沢まさき

目には全体を囲むように黒い縁取りをしており、大きな三つ編みのような髪型をしている。鎖骨に沿うように描かれた十字の模様も特徴的だ（タトゥーかペイントかは不明）。しかし最大の特徴は大きくせり上がった両肩である。イデオは腕の長さが一般人と同じ様に見えるが、実は手長族であり、せり上がった大きな肩は、長い腕を折りたたんでできたものだ。手長族は腕に2箇所の関節があるため、このような芸当が可能になっている。腕を折りたたまずに伸ばせば、相手の間合いの外から攻撃をすることができ、かなり有利に戦いを展開することができる。

強さを貪欲に求める性格。ドレスローザのコリーダコロシアムで開かれた武闘大会に出場したのは、優勝商品である悪魔の実「メラメラの実」を手に入れて、さらなる強さを手に入れるためだった。一方で義理堅い面もあり、オモチャになった状況から救ってくれた麦わらの一味への恩返しのためにドフラミンゴを討ち取ろうとする場面も見られた。またボクサーという自身の強さのみが頼りであるスポーツをしているにも関わらず、「一人での勝利は存在しない」というスポ根的な思想も持ち合わせている。

イデオ（ONE PIECE）の必殺技

破壊砲（はかいほう）

イデオの異名にもなっている技。ただのストレートパンチだが、渾身の力を込めた一撃は、放った瞬間爆発にも似た威力を発揮する。その威力は巨人族を吹き飛ばすほどだ。

イデオ（ONE PIECE）の来歴・活躍

ドレスローザ編

XXX級ボクサーで、「新世界セントラル格闘会」V2の実績を持つイデオは、さらなる強さを求めてドレスローザへやってきた。目的はコリーダコロシアムで開催される武闘大会の優勝商品・悪魔の実「メラメラの実」である。「メラメラの実」を食べて、さらに強くなりたいとイデオは考えていたのだ。武闘大会では、参加者を4組みに分けた予選が行われ、イデオはCブロックとなった。Cブロックには白いヒゲをつけて老人に変装し、ルーシーという偽名を使って武闘大会に出場しているルフィも一緒だった。イデオは「破壊砲」と呼ばれる渾身のストレートパンチで巨人族をもなぎ倒す活躍を見せる。そして花ノ国のギャング・八宝水軍のサイと一騎打ちをしていた。しかしルフィと八宝水軍の棟梁である首領（ドン）・チンジャオの戦いに巻き込まれて、場外へと吹き飛ばされる。イデオは、敢なく予選敗退となった。

武闘大会の敗者は、治療と称して医務室に運ばれる。しかしそれは運営側が仕掛けた罠であり、イデオ達武闘大会の敗者は、医務室から地下室へと落とされて閉じ込められてしまった。そしてドレスローザを支配している王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドフラミンゴファミリーの幹部シュガーの、悪魔の実「ホビホビの実」の能力でオモチャに変えられてしまうのだった。オモチャになって自由を奪われてしまったイデオ達は、麦わらの一味の狙撃手ウソップがシュガーの意識を喪失させたことで元の姿に戻ることができた。イデオを始めとするオモチャにされていた戦士や海賊達は、麦わらの一味への恩返しのため、一味に協力してドフラミンゴファミリー討伐の加勢をすることになる。

イデオは、ドフラミンゴファミリーの戦闘員を次々に撃破していく。その後ドフラミンゴファミリーの幹部戦闘員・闘魚の半魚人であるデリンジャーと戦った。デリンジャーは、足長族の格闘家ブルーギリーらと戦った後だったが、それでもイデオを圧倒していた。イデオはボロボロになりながらもデリンジャーに食らいつく。しかし最終的に闘魚の本性を現し凶暴化したデリンジャーに敗北した。その後、トンタッタ族の姫マンシェリーの悪魔の実「チユチユの実」の力で一時的に回復したイデオは、ドレスローザの街全体を覆ったドフラミンゴの大技「鳥カゴ」から街を守るために、他の戦士や海賊達と力を尽くすのだった。

ドレスローザでの戦いは、ルフィがドフラミンゴを倒したことで幕を下ろす。イデオは、共闘した戦士や海賊達と意気投合し、共にルフィの傘下に入ることを望んだ。イデオはもともと海賊ではなく、格闘家だったが、ブルーギリーや元賞金稼ぎのアブドーラ＆ジェットと、XXXジム格闘連合を結成し、海賊に転身。盃を交わすことを拒むルフィの主張を無視して、イデオ達は勝手に”子分盃”を飲み、無理やり麦わらの一味の傘下に入った。くじ引きの結果、イデオは麦わら大船団の4番船船長を務めることになった。

扉絵連載「押し掛け麦わら大船団物語 イデオ編」

同じく麦わらの一味の傘下となった冒険家オオロンブスからもらった船で、イデオ達は海に出た。航海の途中、イデオ達は2組みの海賊が争っているところに出くわす。喧嘩両成敗ということで、イデオ達はその2組みの海賊をボコボコにした。イデオ達は、ボコボコにした海賊達と共に近くの島に停泊し、破壊した2組みの海賊船から使える部品を集めて自分達の海賊船を作らせる。そして自分達の海賊旗を掲げて、イデオ海賊団として船出するのだった。

イデオ（ONE PIECE）の関連人物・キャラクター

モンキー・D・ルフィ

CV：田中真弓

『ONE PIECE』の主人公の少年。幼い頃に故郷である東の海（イーストブルー）ゴア王国フーシャ村に滞在していた赤髪のシャンクスと出会い、自由に生きる海賊に憧れるようになった。17歳の時に船出し、個性豊かな仲間を集めながら、大海原を冒険している。旅をする中で次々と強敵を倒し、ワノ国編では、四皇と呼ばれる皇帝のような強さを持つ4人の大海賊の一角・百獣のカイドウを倒した。懸賞金は30億ベリーに跳ね上がり、新たな四皇としてその名を世界に轟かせる。悪魔の実「ゴムゴムの実／ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」の能力者で、全身をゴムのように伸縮させることが可能。

ハートの海賊団の船長トラファルガー・ローと同盟を結び、ローの作戦遂行のためにドレスローザへ赴く。そこで開催されるコリーダコロシアムの武闘大会の優勝商品が、亡き義兄ポートガス・D・エースがその身に宿していた悪魔の実「メラメラの実」であることを知り、正体を隠して武闘大会に出場する。そこでイデオ達と出会い、ドレスローザでの戦いの後には大船団の大頭として担ぎ上げられてしまう。

モンキー・D・ルフィ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

モンキー・D・ルフィとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物であり、主人公。左目の下にある傷と麦わら帽子がトレードマーク。「麦わらのルフィ」という異名を持つ。悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、全身が伸び縮みするゴム人間である。
海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの財宝（ワンピース）」を手に入れて海賊王になるという夢を叶えるために17歳で海に出た。そして愉快な仲間達と共に大海原を冒険するのだった。

ブルーギリー

CV：成瀬誠

足長族の青い髪の青年。黒いアロハシャツを羽織っている。足長族特有の長い足をしており、鍛え抜かれたその筋肉質な足から繰り出される足長族の格闘技「脚功道（ジャオクンドー）」で相手を打ち負かす。格闘家であり、勝利に対して強い執着を持っている。勝つために他者と手を組むなど狡猾な面もあるが、情に厚い一面もある。

ドレスローザのコリーダコロシアムで開かれた武闘大会に出場。予選Bブロックで敗退し、ドフラミンゴファミリーの幹部シュガーの能力でオモチャにされてしまった。その後麦わらの一味の狙撃手ウソップの活躍でオモチャから元の姿に戻ることができた。麦わらの一味に恩を返すためにドフラミンゴファミリーとの戦闘に参加し、ドフラミンゴファミリーの幹部戦闘員デリンジャーと戦い敗北した。元々海賊ではなく、足技を得意とする格闘家だったが、ドレスローザでのドフラミンゴファミリーとの戦いの後、イデオを船長としてアブドーラやジェットと共に海賊団を結成。麦わら大船団の傘下に入った。

ブルーギリー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ブルーギリーとは、『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。青い髪をした足長族の青年で、足技を得意とする格闘家だ。ドレスローザで行われた剣闘大会では、勝つために敵と組むなど狡猾な一面を見せた。しかし情に厚い面もある。剣闘大会で予選敗退し、ドフラミンゴファミリーの幹部シュガーの能力によってオモチャに変えられてしまったところを、麦わらの一味に助けられた時は、その恩に報いるために戦った。その後、格闘家から海賊に転身し、イデオと組んで海賊団を結成。麦わらの一味の傘下に入った。

アブドーラ