超時空騎団サザンクロス(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『超時空騎団サザンクロス』とは、タツノコプロが製作し1984年4月15日から9月30日にかけて放映されたSFロボットアニメである。時は人類が宇宙に進出した遥か未来。テラフォーミングが進む惑星グロリエを舞台に、突如現れた謎の異星人「ゾル」と開拓惑星軍「サザンクロス軍」の戦い、そしてサザンクロス軍に所属する3人の女性軍人達の物語が描かれる。「女性が主人公のロボットアニメ」の先駆け的作品であり、独特な設定のゾル人や様々な謎、主人公側と異星人側の恋愛模様などが交錯していく。

ゾスマ/ゾスム/ゾスモ

CV:沢木郁也(ゾスマ/ゾスム)/飛田展男(ゾスモ)
ゾル人側の艦隊を率いる長老達で、実質リーダーのような存在。ゾスマは「判断」、ゾスムは「情報」、ゾスモは「行動」をそれぞれ担当している。
指揮権はデス達に託しており、主に作戦面でのサポートなどを担っている。

ヴィーダ/ヴィーラ/ヴィーア

左側がヴィーア、中央がヴィーダ、右側がヴィーラ。

CV:笹岡繁蔵(ヴィーダ)/郷里大輔(ヴィーラ)/安藤ありさ(ヴィーア)
ゾル人の科学者で、デス達の部下。ヴィーダは「判断」、ヴィーアは「情報」、ヴィーラは「行動」をそれぞれ担当している。
白い肌が特徴。ちなみにヴィーダ、ヴィーラは男性だがヴィーアは女性である。

ミゲレ/ミゲル/ミゲア

CV:大塚芳忠(ミゲレ/ミゲル)/安藤ありさ(ミゲア)
ゾル人の監察官で、デス達の部下。ミゲルは「判断」、ミゲアは「情報」、ミゲレは「行動」をそれぞれ担当している。
科学者のヴィーラ達同様、ミゲレ、ミゲルは男性だがミゲアは女性。

ファイド/ファイダ/ファイズ

CV:沢木郁也(ファイド)/飛田展男(ファイダ)/大塚芳忠(ファイズ)
ゾル人の兵士である青年達。ファイドは「判断」、ファイダは「情報」、ファイズは「行動」をそれぞれ担当している。
ゾル人の兵士達のリーダー的存在。上層部によりムジカ達の許嫁として決定されていたが、感情が芽生えたムジカから拒絶を受けてしまう。サザンクロス軍との戦いが激化して以降ゾル人としてのプライドから、感情が芽生えたムジカと対立する。

ジェシェア/ジェシカ/ジェシノ

CV:小金澤篤子(ジェシェア/ジェシカ)/木藤聡子(ジェシノ)
ゾル人の医者達。3人とも髪の色がそれぞれ異なっているのが特徴。潜入調査中のジャンヌ達を診察し、サザンクロス軍の軍人であることを見破り上層部に密告した。一方、プレイボーイのシャルルに言い寄られて困惑する一面も見せる。

ラテル

CV:平松広和
ゾル人の青年。第18話「ワンダーランド」に登場。白い肌に赤い瞳が特徴。
ジャンヌがゾル艦に再侵入した際出会う。他の兄弟達が個人としての感情に目覚めたため1人残され、不完全固体としてゾル人の収容施設で単純作業を繰り返す日々を送っていた。ジャンヌがサザンクロス軍の軍人であることに気づいたが、彼女に好意を持ちゾル人の実態などを伝える。その後、ジャンヌをゾル人の兵士から庇い命を落とす。

その他の登場人物

ジョルジュ・サリバン

CV:銀河万丈/歌:影山ヒロノブ
第9話「スターダスト」のゲストキャラクター。ピアノラウンジ「ハーフ・ムーン」のステージ歌手。真の正体は特殊技術院中尉。
ボウイと知り合いで、彼のピアノの腕前を高く評価している。バイオロイドの一件で落ち込んだジャンヌを慰めたことをきっかけに親しくなり、ジャンヌは彼に淡い恋心を抱く。ジャンヌをデートに誘うが、その真意は妹ミレーネを死に至らしめたゾル人への復讐を果たすために少尉である彼女に近づいただけだった。しかしジャンヌは物陰で彼の目的を全て知ってしまっていたが、彼の想いを察し協力する。その後コンピュータでゾル艦を分析しながらジャンヌをサポートするが、バイオロイドに捕獲され彼女の目の前で爆発に巻き込まれ命を落とす。
得意の曲は「STAR DUST MEMORY」。ちなみに歌唱シーンを担当しているのは、アニソン歌手の影山ヒロノブである。

ミレーネ・サリバン

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