ココロ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

ココロの概要

ココロとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、海列車「パッフィング・トム」が通過するシフトステーションの駅長を務めている人物である。ログを頼りに航行していた麦わらの一味と出会い、この先にある街「ウォーターセブン」や海列車に関する情報を教える。
更に船大工を探しているという事情を聞くと、かつての仕事仲間だったアイスバーグに向けて紹介状をしたため、彼らを送り出した。

その後高波「アクア・ラグナ」が近づいていることを感じ取り、ウォーターセブンに避難した所一味と再会する。ルフィたちは仲間であるニコ・ロビンが連行されたエニエス・ロビーに殴り込みをかけようとしており、政府の恐ろしさを知っているココロはやめるよう説得した。しかしルフィの本機を感じ取り、失敗作であるもう一台の海列車「ロケットマン」を提供して、自ら運転台につく。

エニエス・ロビー到着後はこっそりついて来ていた孫のチムニーと行動を共にしていたが、洪水に巻き込まれた一同を救うために人魚に変身し、難を逃れた。
事件解決後は麦わらの一味として旅立つフランキーを見送って、シフトステーション駅長の立場へと戻った。

ココロのプロフィール・人物像

CV：真山亜子

かつては美人秘書として「トムズワーカーズ」で働いており、スレンダーな体型の美女だった。しかしフランキーやトムが相次いでいなくなってしまったショックで酒におぼれるようになり、丸みを帯びた体型に変化してしまう。
彼女の正体は人魚であり、洪水に巻き込まれた一味を本来の姿に戻って救い出した。体型は変わっていても遊泳能力は全く衰えていない。

また非常におおらかな性格であり、ルフィたちから「怪獣」など失礼なことを言われても笑い飛ばしている。しかしウォーターセブンのログの先が魚人島であると知ったサンジが人魚に浮かれているところ、ココロの姿を思い出して激しい落ち込みを見せた際には、「ちゃんと若いのもいるよ！」とかなり怒り気味に返していた。

ココロの能力

人魚としての能力

ココロの正体は人間ではなく、しらうおの人魚である。女性の人魚は年を重ねてくると尾びれが二股に分かれ、地上で生活できるようになるのだ。

アルコール依存の影響によって太り気味の体型になってしまったが遊泳能力は衰えておらず、高波にのまれた麦わらの一味を救うため、本来の姿に戻って命を救った。
また人魚である為カエルのヨコヅナの言葉を理解することができる。

ココロの来歴・活躍

トムズワーカーズの秘書として

魚人島で生まれたココロは優秀な船大工出会ったトムにあこがれを抱いて地上に上がり、トムのほか彼の一番弟子のアイスバーグや、海賊の親に捨てられたフランキー（カティ・フラム）、ヨコヅナと共に「トムズワーカーズ」で秘書として仕事をしていた。

ある日トムは海賊王に船を提供した罪で死罪となり、エニエス・ロビーに連行される。死刑を受け入れるつもりだったが、繰り返す高波と地盤沈下の影響で崩壊の危機にあったウォーターセブンを救う手立て、海列車の建造を申し入れた。裁判長によって許可を受け、その日から「トムズワーカーズ」のメンバーは海列車建造を開始する。

やがて猶予期間であった10年内に海列車「パッフィング・トム」は完成し、更に周囲の島まで線路を伸ばしたことでウォーターセブンは大いなる発展を遂げる。トムは功績を認められて無罪となるとみられていたが、トムがひそかに隠し持っていた古代兵器「プルトン」の設計図が原因で陰謀に巻き込まれ、最終的にトムはエニエス・ロビーへと連行されてしまうのだった。

更にトムの連衡を阻止しようとしたフランキーが海列車に跳ね飛ばされてしまい、生死不明の状態となる。「トムズワーカーズ」は解散となり、ココロは二人を失ったショックでアルコール依存症になってしまったのだった。

シフトステーション駅長時代

その後「パッフィング・トム」の駅であるシフトステーションの駅長となったココロは、孫のチムニーと共に仕事をしていたある日、航行していた麦わらの一味と出会う。
彼らにこの先にあるウォーターセブンの事や「パッフィング・トム」の事を教え、かつての仕事仲間だったアイスバーグに向けた紹介状をしたため、彼らを送り出した。

それからしばらくして、ココロたちはまもなく高波「アクア・ラグナ」が迫っていることを察知してウォーターセブンに避難する。そこで仲間の一人であるニコ・ロビンがエニエス・ロビーへと連行されたため、殴り込みをかけようとしている麦わらの一味と再会した。

ココロは危険すぎると彼らを止めたが本気の覚悟を感じ取り、もう一台の海列車「ロケットマン」を提供して運転台へ座る。
エニエス・ロビーに到着した後はチムニーと共に行動をしていたが、洪水に巻き込まれた一味を救うために人魚の姿に変身して命を救った。

その後はまたシフトステーションの駅長の立場に戻ったが、週に一度チムニーに駅長の仕事を任せてのんびりしている姿が扉絵にて描かれている。

ココロの関連人物・キャラクター

トム

トムとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ウォーターセブンと周辺の島を繋ぐ海列車「パッフィング・トム」を建造した船大工である。
かつてトムは海賊王であるゴール・D・ロジャーの船「オーロ・ジャクソン号」を建造し、提供した罪で死刑判決を受けていた。トムは死刑を受け入れるつもりでいたが、高波と地盤沈下の影響で崩壊の危機にあるウォーターセブンを救う海列車の構想を裁判の場で発表した。

興味を抱いた裁判長の判断で10年の猶予期間を勝ち取り、その日から秘書のココロや弟子のアイスバーグ、フランキー（カティ・フラム）と共に海列車建造を開始する。猶予期間の間に無事に海列車「パッフィング・トム」が完成し、トムは町の発展に大きく貢献した。

更に周囲の島々へも線路を伸ばした功績が認められ、改めて裁判を受けなおすこととなる。無罪濃厚と目されていたが、当時トムがひそかに隠し持っていた古代兵器「プルトン」の設計図が原因となり、CP5所属のスパンダムの策略で事件に巻き込まれた。

フランキーの造っていた船を悪用されてしまい、トムは重傷を負いながらも弟子二人を庇って「パッフィング・トム」建造の功績を騒動鎮静化の為に帳消しにしてほしいと訴える。最終的にロジャーの船建造容疑での死刑が確定したが、トムは「ロジャーに船を提供したことを誇りに思っている」と述べ、気を失ったまま海列車によってエニエス・ロビーへと連行されていったのだった。

トム（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

トムとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ゴール・D・ロジャーの海賊船「オーロ・ジャクソン号」をつくった船大工である。ロジャーへの協力の罪を問われて死刑判決を受けたが、弟子のフランキーやアイスバーグと共に海列車「パッフィング・トム」を創り上げて、町の発展に貢献した。その功績が認められて無罪が濃厚だと思われたが、古代兵器を狙うCP5のメンバー・スパンダムの謀略によって重傷を負い、エニエス・ロビーへと連行されていった。

チムニー

チムニーとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ココロの孫娘である。海列車「パッフィング・トム」の駅であるシフトステーションにて、麦わらの一味と遭遇した。
実は人魚であるココロの血を引いている為泳ぎがとてもうまく、渦潮に巻き込まれたルフィの命を救っている。また巨大ガエルであるヨコヅナの意思もある程度理解していた。

ウォーターセブンでの騒動が収まった後は、毎週日曜日にシフトステーションの駅長を務めている様子が扉絵シリーズにて描かれている。

チムニー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

チムニーとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、普段は祖母のココロ、ペットの兎ゴンべと共に海列車「パッフィング・トム」の駅であるシフトステーションで過ごしている。明るく天真爛漫だが、エニエス・ロビーに乗り込むという一行にこっそり同行するという大胆な一面を見せる。泳ぎがとてもうまく、渦に巻き込まれておぼれていたルフィを救い出した。ウォーターセブンでの事件が解決した後は、毎週日曜日にシフトステーションの駅長をココロの代わりに務めている。

ヨコヅナ