
『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)とは、複数のメディアに渡って展開される日本のメディアミックスプロジェクト『VALKYRIE DRIVE』のテレビアニメ版作品で、2015年に放送された。「女の子が興奮すると武器になってしまう」「5つの人工島が舞台」などの基本的設定は他媒体作品と共通しており、監督である金子ひらくが女性の「おっぱい」にこだわって制作したことで、ファンからは「乳アニメ」の愛称で呼ばれている。
CV:芳野由奈
身長:170cm
スリーサイズ:89 / 70 / 86
マーメイド内で全ての能力者を統べる「ヴェルター(番人)」のトップである「グヴェルネア(知事)」を務める。マーメイドにいる唯一の男性で、類稀な美貌と王子様然とした言動で、まもりを始めとした島内の少女たちの憧れの的になっている人物。「晶様」という通称で呼ばれている。
実は女性で、正体は「柊財閥」のお嬢様。とりのとも繋がっており、お互いの正体については把握している。かつて母からA-ウイルスの感染者が隔離された島で男性として生きるように言われ、柊財閥が開発した人工エクスター「シュリ」を託され、マーメイドで暮らしていた。男装している際は声も低くして男っぽい口調を操る。女性に戻っている時は、とりのがとっさに思いついた「ヒールホールド」という偽名を使って発声や口調も女性らしくなっている。ソルジャー達には及ばないながら高い水準のリブレイターとしての能力を持っており、素手での格闘術も心得ている。
女性であることを知るのは、とりのと魅零の2人のみだったが、シャルロットと百華に敗北したことでフェステ内の全員に正体が知られ、監禁され城門に吊るし上げられてしまう。
魅零達によって救出されたことで最終決戦では戦線に復帰し、破損したシュリを使って魅零を援護する活躍を見せた。
シャルロット・シャルゼン

CV:瀬戸麻沙美(代表作『ちはやふる』(綾瀬千早役))
身長:145cm
体重:40kg
:スリーサイズ93(G68)/ 56 / 80
ヴェルター(番人)のナンバー2で、少数精鋭の高能力者によって組織された集団「アーデル(貴族階級)」のリーダーも務める少女。一見するとお淑やかだが、実際には性格は苛烈なサディストそのもので、権力を行使して住人達を締め上げていた。しかし、直属の部下達であるアーデルの面々のことは可愛がっている。
霞とは意見を巡って対立することが多く、霞と考えの近い晶のことも快く思っていない様子を見せていた。5人のエクスターを使役するリブレイターで、高速飛行する羽と鋭い爪型のアームを使う。羽が蝶に似ているためか、ドライヴする時は蛹が羽化するような形で変化する。
新しくアーデルの一員に加えた百華から晶が女であることを聞き、最初こそ信じていなかったものの、乗せられるような形で晶に決闘を挑んで勝利する。晶を追いやった後は新しいグヴェルネアとして君臨し、就任してからはそれまで以上に権力を笠に着た言動をとるようになっていった。その後、ソルジャー側から「協力すれば部下たちと共に島から脱出させる」と言われ、フェステに乗り込んで来た魅零達と戦闘になる。決戦が終わった後、魅零とまもりがウイルスを消滅させたことを見届け、元の生活へ帰れる喜びを涙ながらに噛み締めていた。
時雨 霞(しぐれ かすみ)

CV:田澤茉純(代表作『山田くんと7人の魔女』(西園寺リカ役))
身長:154cm
体重:50kg
スリーサイズ:89(E70)/ 58 / 90
ヴェルターの実行部隊を統率する「コマンデュール(隊長)」を務めるリブレイターの少女。アームの介助なしでも高い戦闘能力を有することから「ゼロ・アーム」の異名を持ち、強力な蹴りを武器に能力者と互角に戦う。柔軟な考え方で行動を起こすため、権力を行使して圧力をかけるやり方を取るシャルロットとは意見が食い違うことが多かった。
過去にひびきを守れなかったことに対する強い自責と、自身を助けた晶の恩に報いるために特訓を重ねて強くなり、その血のにじむような努力から晶の信用を得て現在の地位を任されるようになっていった。最終決戦では心を取り戻したひびきの力を借りて魅零を援護し、マーメイド壊滅に貢献した。
未弐見 にみ(みにみ にみ)
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CV:高橋未奈美
身長:150cm
血液型:O型
エクスターの少女。ソフトボール部のキャッチャーを務め、バッテリーを組んでいた乃絵とともにウイルスに感染して島に移送される。しかし、乃絵が相手では能力が発動しなかったことで新たなパートナーとして別のリブレイターを選出されてしまい、それを拒否してフェステを逃げ出す。逃亡から一夜明けると、自身に秘められていたエクスターの能力「巨人化」を起こし、行く先々で人々を驚かせていた。体の巨大化と乃絵に会えなくなる不安に絶望し、途方に暮れていたところをまもりに励まされる。この騒動の末、乃絵と再会して本心を聞いたことで身体は元の大きさに戻ることができた。最終決戦では再び巨大化し、魅零を援護した。
宮里 葵(みやさと あおい)

CV:石上静香
沿岸部の警備を担当していたリッターでリブレイター。魅零が島で初めて戦った相手だが、剣に変化したまもりを駆使する魅零に一撃で敗れ去っていった。後に魅零がフェステに拘束された際には監視を任される。その際に倒された時の仕返しを目論むものの脱走されてしまい、同じく監視を担当していた桃子と一緒にアンジェから鞭打ちの制裁を受けた。
最後の戦いでは桃子と協力し、崩壊するフェステから避難する住人を誘導して活躍した。
上月桃子(こうづき ももこ)

CV:木村珠莉
葵とコンビを組むリッターで、マシンガンに変化するエクスター。お気楽な性格をしている少女。
冴島牙美(さえじま がみ)

CV:櫻井浩美
フェステにやって来た魅零の能力を計る目的で戦ったリブレイターの少女。能力は高いが暴力的で、素行に問題がある。エクスターの白州いちはが変化した大きな鉄球のようなアームを用いて相手をいたぶるような戦い方をするが、魅零に敗れた。
白州 いちは(しらす いちは)

CV:田中真奈美
冴島牙美のパートナーを務めるエクスター。大型の鉄球状アームに変化する能力を持つ。鉄球は振り回すだけでなく、棘を弾丸のように撃つこともできる。マゾヒストの性癖を持つため、牙美にいたぶられることでアームに変化する。
弓堂 彪子(ゆみどう ひょうこ)

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目次 - Contents
- 『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)の概要
- 『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)のあらすじ・ストーリー
- まもりと魅零の出会い
- 「マーメイド」の秘密
- ヴァルキリー・ドライヴの発現と新たな旅立ち
- 『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 処女まもり(とこのめ まもり)
- 敷島 魅零(しきしま みれい)
- 「マーメイド」の少女たち
- 櫻美鳳(さくら めいふぉん)
- 柊 晶(ひいらぎ あきら)
- シャルロット・シャルゼン
- 時雨 霞(しぐれ かすみ)
- 未弐見 にみ(みにみ にみ)
- 宮里 葵(みやさと あおい)
- 上月桃子(こうづき ももこ)
- 冴島牙美(さえじま がみ)
- 白州 いちは(しらす いちは)
- 弓堂 彪子(ゆみどう ひょうこ)
- 桐井 双葉(きりい ふたば)
- 久住(くすみ)
- 三井寺(みいでら)
- 見城 ひびき(けんじょう ひびき)
- アンジェ
- ミランダ
- マリアンヌ
- モンロー
- レディ・レディ
- 蓮実 レイン(はすみ レイン)
- レディー・J(レディー・ジェイ)
- 政府機関の関係者
- 風巳 とりの(かざみ とりの)
- 相良百華(さがら ももか)/A3(エースリー)
- A(エー)
- D5(ディーファイブ)
- E9(イーナイン)
- 『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)の用語
- A-ウイルス(アームド・ウイルス)
- エクスター
- リベレイター
- ドライヴ
- マーメイド
- フェステ
- ブライダル
- エンハンス
- AAA機関
- 『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- まもりと魅零が「ヴァルキリー・ドライヴ」を発動する場面
- 『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 監督の金子ひらくが招聘した「おっぱい専門」の作画監督
- 『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』(ヴァルキリードライヴ マーメイド)の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング)/第1話挿入歌:原田ひとみ「Overdrive」
- ED(エンディング):敷島魅零(井口裕香)&処女まもり(井澤美香子)「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック」