「名探偵コナン」黒の組織の目的を徹底考察!実はシンプルかつ壮大なスケールなもの?

『名探偵コナン』に登場する黒の組織は、作中の時間軸で半世紀前から極秘のプロジェクトを進めている。大金を集めたり、有能なプログラマーに謎のソフトを作らせたり、謎の薬の開発を行ったりしているが、真の目的が何であるかははっきりとしていない。

■有能なプログラマーのリスト収集

戸籍は、生まれてから死亡するまでを記録した重要な公簿です。明治5年の戸籍法施行以来、和紙にタイプライターや手書きで記載し、管理してきました。平成6年に戸籍法の一部が改正され、戸籍事務を電算処理(コンピュータ化)できるようになりました。

組織は有能なプログラマーを集めている。組織の目的をAPTX4869による「別人として生まれ変わる」こと。それを利用して「金の流れを牛耳ろうとしている」に当てはめてみるとどうなるか。これも、現在幼児化して薬の効果をシミュレーションしているコナンと灰原を観察すれば、何が足りないのかは見えてくるかもしれない。要は、幼児化した人間が別人として生きるにあたり必要なもの。

それは戸籍。「有能なプログラマーのリスト」の用途を、「ハッキング(クラッキング)の技術者を探すため」とすれば、色々と説明がつく。ハッカーの力を借りて、戸籍情報を改竄させ、本来いないはずの人間を存在させるように仕立てる。有能なプログラミング技術者のリストから、実はハッカー(クラッカー)を探していたとしても不思議ではない。

■秘密を守る意義

組織が自分たちの目的の早期達成以上に力を入れているのが機密保持。これは秘密が漏れてしまうことになれば、それまでの自分たちの努力が水の泡になってしまうから。

不老不死の人間が何度も生まれ変わって、政治や経済の中心となる機関や企業の重役を独占し、陰で組織の都合のいい運営や政策を行う。

薬を飲んだ、人間の力を超越した化け物がいること。そんな人間が収賄や横領などを繰り返して組織の資金源になっていること。どこを取ってもその実態がバレればせっかく作り上げた永久機関が崩壊してしまう。

ピスコや呑口議員も、APTX4869や組織の最終目的を知った上で参加した、あるいは組織に取り込まれた可能性があり、目的のことを考えれば彼らが逮捕される前に口封じされたのも当然のことではある。

だからこそ、優秀な頭脳であるにもかかわらず、目的達成よりも裏切りもの粛清を優先して灰原までもが命を狙われていると考えられる。

■灰原が本当に作らされていたのは別の薬

雛祭り(ひなまつり)は、日本において、女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事。

これまで、灰原が両親から研究を引き継ぎAPTX4869を考案したとされていたが、APTX4869は17年前の羽田浩司の事件で殺人の道具として使用されていた。組織が新開発したとされるAPTX4869は、灰原の両親が死んだ時の火災で焼け残った資料を掻き集めて復元しただけだと言う。

実は灰原がこれまでに語っていた研究についての発言は、APTX4869ではなくて自身が新しく作らされていたという薬についてだった。

これにより、宮野夫婦が開発し、ラボの仲間が「夢のような薬」と浮かれ、自身が「怖ろしい薬」と認識している薬がAPTX4869を指し、その反対の「夢のような薬じゃない」「この地球のほとんどの人間にはその価値を見いだせない愚かしい」「雛人形のような物」を灰原の作らされていた薬とすることで、双方の意見が違ったことの説明がつく。

灰原が組織の命令に従ったのは、死者を蘇らせるような夢のような薬ではなく、悪用してもほとんどの人間にはその価値を見いだせない、組織のメンバーがそれを飲んでも社会に脅威になるような薬ではないと判断したから。

では一体、灰原はどんな薬を開発していたかというと、APTX4869による幼児化とは別の意味で時の流れに逆らう薬、APTX4869とは逆の「成長・老化」に関する薬を開発していたのではと考えられる。

老化の薬ならば、「この地球のほとんどの人間にはその価値を見いだせない」薬であることにも当てはまる。「早く大人になりたい」という少女の願いはまさに「雛人形」のような物だし、せっかく与えられた寿命を自ら短くしてしまうのは「愚かしい」ものでもある。

■『APTX4869』で若返った人間は成長しない

灰原が作らされていた薬が「成長・老化」に関する薬であるとすれば、APTX4869を服用した人間は「成長」しないということになる。

APTX4869だけでは成長できないが、灰原の作らされていた薬を飲むことで初めて成長・老化が始まる。これにより、かなり昔からベルモットが歳を取っていない状態であることも説明がつく。

ベルモットがコナンと灰原が幼児化していると分かったきっかけは内科検診。ベルモットは内科検診でコナンと灰原の身長に変化がないと気づいた事で、二人の幼児化を確信したと考えられる。ベルモット自身もまたAPTX4869を服用したことで成長(老化)していないからこそ、非現実的な「幼児化」を成し遂げた、コナンと灰原の正体を見抜いた。

劇場版「天国へのカウントダウン」で登場した、将来の顔を映す機械でコナンと灰原がエラーになった理由は偶然に不具合が起こった訳でも、ご都合主義という訳でもなく、この描写にはちゃんと意味があり、両者共にAPTX4869を服用し、成長(老化)が止まっているが故に、将来を映すことが出来ずエラーになったと考えられる。もしくは二人は成長出来ない(不老の)体ですよ。と、暗に示している描写だと思われる。

灰原の作らされていた薬≒成長系の薬であれば、APTX4869による幼児化と合わせ大人⇒子供を繰り返すことができる。不老不死に近い永久的な生まれ変わり。組織はこの薬を使い、金の流れを牛耳ろうとしている。

※その他の問題

脳は、動物の頭部にある、神経系の中枢。狭義には脊椎動物のものを指すが、より広義には無脊椎動物の頭部神経節をも含む。脊髄とともに中枢神経系をなし、感情・思考・生命維持その他神経活動の中心的、指導的な役割を担う。

残りの問題は指紋と声。指紋と声にコナンは困っていないが、理論的に考えれば障壁になる。ただ、APTX4869を飲む人間と指紋を取られるような犯罪の実行犯は別なので、指紋の変更が必須かどうかはわからない。声は顔の整形をするのだから、声帯手術と言う方法がある。

またもう一つ、大きな問題点がある。それはAPTX4869と成長・老化する薬を使って、半永久的に肉体を若く保てても、「脳」だけが老化してしまう。APTX4869は神経組織のみ若返り作用が起こらない為、脳はひたすら老化してしまい、結局の所、組織の目的(不老不死に近い永久的な生まれ変わり)は達成できないのでは?という問題。脳の老化が最終的に行き着く先は「脳死」である。

再生医療等の医療技術で脳の若返りも研究中、もしくは既に技術を保持しているかも知れないが…。そうなると、今度は脳を若返させたら、「記憶」が消えてしまうのでは?という、現実でもまだよく分かっていない新たな問題点も浮上する。(組織であれば、記憶も保持させたまま、脳を若返させる事も出来てしまいそうだが。)

これに関して、作者がどのように考えているかはわからないが、コナンはこの欠点(盲点)を推理ショーの際に突く可能性がある。

■まとめると、組織の目的は

組織の目的は「別人として生まれ変わる」こと。
それを利用して「金の流れを牛耳ろうとしている」。

【目的達成までの全体の流れ】

・アポトーシス(プログラム細胞死)とテロメラーゼ活性に目をつけた組織が
「APTX4869」の着想を得て、極秘に開発に乗り出す。

・大金を集める。これは目的達成の為に必要な軍資金。
「APTX4869」開発への設備投資、組織員の運用、取引等への利用。

・組織にとって、都合が悪い人物はその都度抹消し、組織の情報は絶対に秘守する。

・不老不死に興味を持つ、
高い地位を持った政財界の人間を組織のノウハウで取り込み、コネクションを結ぶ。

・服用すれば、かならず幼児化する「APTX4869」を完成させる。

・組織の息がかかった、社会的地位が高い人間達が「APTX4869」を服用し、幼児化。

・「APTX4869」を服用しただけでは成長しない為、灰原が作った新薬を服用し、
成長を促進。

・板倉卓のシステムソフトを使って顔を変える。

・戸籍情報を有能なプログラマー(ハッカー)によって改竄。

・別人として生まれ変わり、子供から大人へと成長したら、組織の力(コネ)を使って、
企業や政財界の要職に就く、それを半永久的に繰り返し、組織の人間だけで世界を回す。

・結果、知らず知らずの内に組織のいいように世界を支配されているという構図が完成する。

□浮かび上がりそうな疑問点

Q1.金の流れを牛耳るのであれば、わざわざ回りくどいやり方や、反社会勢力になる必要はあるのか?APTX4869を作れるだけの科学技術を組織が持っているのであれば、色々な薬を製薬することで、かなりのお金を得られるのではないか。

A.組織は自動的に自分たちの所に、お金が絶えず入ってくる仕組み(金の流れを牛耳る)を作ろうとしている。組織の目的を「金儲け」と解釈してしまうと、何のために幼児化するのか等が説明できない。組織が苦労して構築してきた集金システム。いくら金や権力を手に入れたとしても、死んでしまえば意味をなさない。組織は手に入れた金や権力を無駄なくする仕組みを構築するにあたって、その過程で様々な犯罪行為に及んでいる。

■『あの方』の正体についてはコチラ

renote.net

引用元

takuma
takuma
@takuma

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諸伏高明(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

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諸伏高明(もろふしたかあき)とは『名探偵コナン』の登場人物。長野県警刑事部捜査一課の警部。知的な見た目通り推理力に優れており、知識も豊富。『三国志』に登場する賢人が残した教訓や中国の故事などを好んで用いる。そのため、同僚の大和勘助(やまとかんすけ)警部からは「コウメイ」というあだ名で呼ばれている。一見冷静沈着に見られる高明だが、推理に入ると周りが見えなくなるほど没頭し、一度決めたら危険をも顧みずに突き進むという一面も持っている。名前の由来とモデルは『三国志』に登場する軍師・諸葛亮孔明。

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工藤優作(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

工藤優作(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

工藤優作(くどう ゆうさく)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、「黒ずくめの組織」の毒薬によって幼児化し江戸川コナンになった工藤新一(くどう しんいち)の父親である。世界的に有名な推理小説家で、代表作『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズなどで世界的ヒット作を数多く生み出している。江戸川コナン以上の優れた推理力と知識の持ち主であり、今まで江戸川コナンは推理で一度も工藤優作に勝った事は無い。

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キュラソー(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キュラソー(名探偵コナン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キュラソーとは、青山剛昌による推理漫画『名探偵コナン』の劇場版第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』に登場するゲストキャラクター。映画公開まで”謎の女”として名前が伏せられていた。黒の組織のNo.2”ラム”の右腕であり、高い身体能力と並外れた記憶能力を持つ情報収集のスペシャリスト。本名や国籍は不明で、銀髪のロングヘアーとオッドアイが特徴。任務中に記憶喪失になり少年探偵団と出会ったキュラソーは子供たちと接しているうちに心変わりする。最後には組織を裏切り少年探偵団のみんなを守るために命を落とす。

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