秋山黄色(Kiro Akiyama)の徹底解説まとめ

秋山黄色(あきやまきいろ)とは、「モノローグ」などの楽曲で知られる、ネット発の男性シンガーソングライターである。YouTubeやSoundCloudなどネットへの投稿を中心に音楽活動を始め、2018年リリースの配信シングル『やさぐれカイドー』は、Spotifyバイラルチャート(日本)で2位にランクイン。2020年に、アルバム『From DROPOUT』でメジャーデビューし、ドラマ『先生を消す方程式。』とのタイアップを行うなど、活動の幅を広げている。独特の感性が光る歌詞と、振れ幅の広い楽曲が魅力。

2020年11月13日公開。映像監督は、YouTuber・水溜まりボンドのカンタ(佐藤寛太)が務めている。光と影が投影された、鮮やかな色調の映像が魅力。以下、佐藤寛太監督のコメントである。

納得のいくものが出来ました。
光があれば影があるように、YouTuberとして活動する日々においても表には出ない、葛藤や感情があります。そんな部分で秋山黄色さんという才能溢れる方と共鳴し、ご一緒できたことを幸せに思います。この素晴らしい楽曲が多くの人を照らしていく中で、その刃が少しでも鋭利になって皆さんの元に届いていれば幸いです。

出典: www.sonymusic.co.jp

「夢の礫」

2020年12月25日公開。映画『えんとつ町のプぺル』のアニメーションMVとなっている。映画のストーリーと曲の世界観がリンクし、観る人の心を温かくするMVである。

「アイデンティティ」

2021年1月27日公開。MV監督は、VFXアーティストMIZUNO CABBAGEが務める。VFX(視覚効果)を効果的に使用した、実写でありながらアニメの世界のような映像に引き込まれるMV。

「月と太陽だけ」

2021年3月10日公開。2ndアルバム『FIZZY POP SYNDROME』の収録曲である。MV監督は、「Caffeine」と同じく田辺秀伸が担当している。昼と夜、白と赤のコントラストが印象的な映像に仕上がっている。ギターとシンセサイザーの音が映える、シンプルながら独特の雰囲気の漂う1曲。「世界で一番尊い君と 廻る天体 それだけでいい」と歌う最後のサビでは転調もあり、思わず鳥肌が立つような曲展開が魅力。

「ナイトダンサー」

2021年9月1日公開。陸上競技場のようなところでギターを持って歌う秋山黄色と、セーラー服姿の少女が登場し、青春を感じさせる爽やかな映像になっている。ここで歌われる「ナイト」は、クラブで踊るような夜ではなく、まるでダンスを踊るかのようにもがき苦しむ夜のイメージであるという。以下、秋山による楽曲コメントである。

結果には過程がありますが 世界には結果しかありません 努力するという事 好きな物の為なのに 好きじゃない物と同じように疲れたり 楽しいのに辛い気がする… ダンスを踊るように藻掻く夜が 僕は何より眩しく見えます

出典: realsound.jp

「見て呉れ」

2022年2月6日公開。楽曲のテーマである「分かり合うことの難しさ」に合わせて、MVには多様な「見てくれ」をした人々が出演する。自分を上手く伝えられないもどかしさを抱えながら、それでも互いを尊重しながら生きていく人間の美しさが伝わってくる、メッセージ性の強い映像になっている。以下、秋山による楽曲コメントである。

もしも精神が目に見えたら、決してはまらないパズルのピースのような酷い形をしていそうです。
分かり合う事、生まれると手に入れてしまう「見た目」の歪さを書きました。ドラマの世界をより妖しく彩れていれば幸いです。

出典: rockinon.com

「シャッターチャンス」

2022年3月3日公開。楽曲のノリの良さはもちろんのこと、ハンドマイクで歌う姿、夜道を踊りながら歩く姿、定番のギターを持って歌う姿など、秋山黄色を様々な角度から見られる映像も魅力的。元々前髪が長く、MV出演時もほぼ顔が見えないことが多かったが、本作ではかなり顔が見えていることもファンの間で話題になった。聞いているだけで元気になれる1曲。

「ソーイングボックス」

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@hntcttmeq6

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