秋山黄色(Kiro Akiyama)とは【徹底解説まとめ】

秋山黄色(あきやまきいろ)とは、「モノローグ」などの楽曲で知られる、ネット発の男性シンガーソングライターである。YouTubeやSoundCloudなどネットへの投稿を中心に音楽活動を始め、2018年リリースの配信シングル『やさぐれカイドー』は、Spotifyバイラルチャート(日本)で2位にランクイン。2020年に、アルバム『From DROPOUT』でメジャーデビューし、ドラマ『先生を消す方程式。』とのタイアップを行うなど、活動の幅を広げている。独特の感性が光る歌詞と、振れ幅の広い楽曲が魅力。

『やさぐれカイドー』

出典: www.youtube.com

「やさぐれカイドー」MVより

2018年6月18日発売

1. やさぐれカイドー

初の配信シングルであり、秋山黄色の名が世間に知れ渡るきっかけとなった1曲。Spotifyバイラルチャート(日本)で2位(2018年7月2日付)にランクインしている。イントロのギターリフはシンプルでありながら、一度聞いたら耳から離れなくなる中毒的なカッコよさがある。このイントロについては、「2本だけのラインでどれだけ圧を出せるかなっていう実験」だったと語られている。タイトルの「やさぐれカイドー」は、秋山が当時やっていたバイトの帰り道にやさぐれていたことからつけられたという。

『猿上がりシティーポップ』

出典: www.youtube.com

「猿上がりシティーポップ」MVより

2018年8月15日発売

1. 猿上がりシティーポップ

「やさぐれカイドー」と並び、話題を呼ぶきっかけになった曲であり、秋山にとっても「大事な1曲」として位置づけられている。こちらもSpotifyバイラルチャートで上位にランクインしている。疾走感のあるバンドサウンドが爽快で、クセのない真っすぐさが魅力。

『Drown in Twinkle』

出典: www.youtube.com

「Drown in Twinkle」MVより

2018年11月28日発売

1. Drown in Twinkle

イントロのベースや、淡々とした歌いだしから世界観に引き込まれる1曲。「醜い子にも旅をさせて」と叫ぶように歌うサビが印象的。地元のリハーサルスタジオで、即興で作った曲だという。公式サイトのセルフライナーノーツで、「歌では本当に嘘をつけなくて。なかなか言えないこととか、言いづらいこととかでも言葉にしています。」と述べている通り、普段上手く外に出せない内面をさらけ出した歌詞が、聞く人を虜にしている。

『とうこうのはて』

出典: www.youtube.com

「とうこうのはて」MVより

2018年12月12日発売

1. とうこうのはて

「借金まみれの顔鏡でまた洗っている」、「わたくしの幸せはそんなに高いのでしょうか」という、どこか諦めたような、吹っ切れたような歌詞が特徴的な1曲。「とうこうのはて」は、「登校の果て」のことであるという。「登校」を絶望的に感じる学生も多いが、登校の果て、学生生活の果てに借金まみれになることもあるし、それでも前向きに生きていくこともできる。未来への絶望とも希望ともとれる、裏返しの応援歌。

『ドロシー』

出典: www.youtube.com

「ドロシー」MVより

2019年1月16日発売

1. ドロシー

しっとりとしたテンポの、バラード調の1曲。「悲しみを分かち合いたい 分かち合いたいのは僕一人の我儘だろうか」、「ねえ、まともなふりして笑ってしまうよ 気づかないでくれよ」といった歌詞が、大切な人と感情を共有したい気持ちと、苦しみは一人で抱えてしまいたい気持ちの間で揺れる心情を繊細に描いている。

『クソフラペチーノ』

2019年4月24日発売

1. クソフラペチーノ

曲名から歌詞、歌い方まで明るく振り切っており、聞いていると無条件に元気になることができる。「スタバに行ったって コーヒー飲んだって お洒落な事とかできないんだ!」、「クソクソフラペチーノ!」という歌詞を叫んでいるのには思わず笑ってしまう。1曲がわずか1分半と短く、めちゃくちゃだけれど何故か何度も聞きたくなってしまう、中毒性の高い1曲。

『クラッカー・シャドー』

2019年6月19日発売

1. クラッカー・シャドー

「また揺らいでいる 俺のものじゃない命」という歌詞が印象的な、人間の生と死、光と影に触れた1曲。何もせず生きていても誕生日を迎えると自分は年齢を重ね、どこかの誰かは命日を迎える。そんな日々の中で抱える葛藤や揺らぎを歌い上げている。

『夕暮れに映して』

2019年8月9日発売

1. 夕暮れに映して

KBS京都テレビ『京スポ』2020年4月度エンディングテーマに起用。明るいメロディーと切なくも前向きな歌詞が魅力。寂しい時、悲しい時、大切な人のことを想う時、そっとそばで照らしてくれるようなあたたかさを持った1曲。

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