彼のイメージカラーは紫。それゆえにパープル・プリンスと称されることもあるアメリカのミュージシャン、プリンス。1978年のデビュー以来、溢れる才能で楽曲を世に生み出してきました。ローリングスートン紙の選ぶ最も過少評価されている歌手に選ばれるなど、そのセンスと能力の高さを業界内外で評価されています。彼の楽曲にインスパイアされたミュージシャンも多く、スぺース・カウボーイやトム・ジョーンズなどもプリンスの楽曲をカバーしています。
ジュニアハイスクール時代に従弟や友人と組んだバンドが業界から注目され、プリンスは若干19歳でメジャーデビューを果たすこととなりました。デビューシングルの売り上げこそ芳しくなかったものの、その能力の高さとセンスの良さが評価され、すぐにミュージックシーンを沸かせることとなりました。
彼の名前が世界中に広まるのは1982年に発売されたアルバム「1999」が発売された後でした。アルバムは世界中でヒットし、数曲がシングルカットされ、マイケル・ジャクソンやマドンナと名を並べるビックアーティストの仲間入りを果たしました。
1993年ワーナーブラザーズとの再契約後、アーティスト活動における方向性の不一致により、契約消化期間中にプリンスの死を宣言し、別の元プリンスとして音楽活動をしていた。ワーナーブラザーズとの契約終了後と出版権が切れるタイミングでプリンスというアーティスト名も復活することとなりました。
同じ黒人のミュージシャンとしてマイケル・ジャクソンと比較される多いが、ライブではレッド・ツェッペリンやレディオヘッドなどのカバーも行い、優れたギタリストとしても広く知られています。
プリンスの名曲「purple rain」。この曲は同名の映画の中でも使われ、収録された同名のアルバムは24週にわたってビルボードのトップセールスを記録し続けました。
アルバム「purple」に収録されている"I Would Die 4 U" 。プリンスの楽曲の中では、youはU、forは4などとたびたび表記されています。