秋山黄色(Kiro Akiyama)の徹底解説まとめ
秋山黄色(あきやまきいろ)とは、「モノローグ」などの楽曲で知られる、ネット発の男性シンガーソングライターである。YouTubeやSoundCloudなどネットへの投稿を中心に音楽活動を始め、2018年リリースの配信シングル『やさぐれカイドー』は、Spotifyバイラルチャート(日本)で2位にランクイン。2020年に、アルバム『From DROPOUT』でメジャーデビューし、ドラマ『先生を消す方程式。』とのタイアップを行うなど、活動の幅を広げている。独特の感性が光る歌詞と、振れ幅の広い楽曲が魅力。
『モノローグ』
出典: www.youtube.com
2020年2月4日発売
1. モノローグ
アルバム『From DROPOUT』より先行配信された。フジテレビ系ドラマ『10の秘密』主題歌に起用され、自身初のタイアップ曲となる。イントロのギターから引き込まれ、メッセージ性のある歌詞に心を打たれる1曲。制作当時のことについて、秋山は以下のように語っている。
「モノローグ」は一発でできた曲じゃないので……何曲作っても、ポイントは押さえているのに決定打にならないみたいなことの繰り返しで。結局もともとの自分と、プロフェッショナルになろうとしている自分とのせめぎ合いなんですよね。作品にすり寄せなきゃいけないし、その結果として削れていく部分が自分の譲れないものだったりする可能性もなくはないわけで。そういうのをなんとかすることを大人の言葉で「折り合いをつける」っていうんですけど、それでも100点にならないことが制作の途中で何度もありました。
出典: natalie.mu
『サーチライト』
2020年11月13日発売
1. サーチライト
テレビ朝日系ナイトドラマ『先生を消す方程式。』主題歌。メジャーデビュー後初の配信シングルである。「弱さと生きることは楽じゃない 強さもきっとロクなもんじゃないよ だから悩み続けよう そんんなもんだろう」と明るく歌い上げる、爽やかなギターロックである。苦しい時期を乗り越えながら音楽を続けてきた秋山黄色が切り開いた、新境地ともいえる1曲となっている。
『夢の礫』
2020年12月25日発売
1. 夢の礫
映画『えんとつ町のプぺル』挿入歌。曲名の読み方は「ゆめのつぶて」。「つぶて」とは一粒の小石のことであり、物語のキーとなる「光りかがやく石っころ」とリンクした曲名になっている。ゆったりとしたピアノのメロディーにのせて、歌詞の一言一言を丁寧に歌いあげるAメロに始まり、サビで一気に盛り上がりを見せる、ドラマチックな曲展開が魅力。映画の世界観と合わせて、じっくりと聞き入りたい1曲。
『モノローグ - From THE FIRST TAKE』
2020年12月25日発売
1. モノローグ - From THE FIRST TAKE
YouTubeの一発録り企画「THE FIRST TAKE」にて、2020年2月28日に公開されたものが音源化。人気曲「モノローグ」を、原曲よりもかなりテンポを落とし、アコースティックアレンジでしっとりと歌い上げている。音数が少なく、まっすぐな歌声や表現力の高さが際立ったアレンジになっている。
『猿上がりシティーポップ - From THE FIRST TAKE』
2020年12月25日発売
1. 猿上がりシティーポップ - From THE FIRST TAKE
YouTubeの一発録り企画「THE FIRST TAKE」にて、2020年3月11日に公開されたものが音源化。ギター1本と歌声だけの緊張感ある空間でかき鳴らされる「猿上がりシティーポップ」は、CD音源とは一味違う秋山黄色の魅力を伝えてくれる。
『ナイトダンサー』
2021年9月1日発売
1. ナイトダンサー
BOAT RACE 2021 TVCMイメージソングに起用。孤独や絶望に立ち向かいながら、それでも夢をつかむために進む人々へ向けた応援歌。「光のような孤独を行け 足跡が道になるまで」といった歌詞は、決して孤独を否定せず、前に進む力をくれる。思わず駆け出したくなるようなエネルギーに溢れた楽曲となっている。
『見て呉れ』
2022年2月6日発売
1. 見て呉れ
朝日放送テレビ『ドラマL』枠『封刃師』主題歌。「躓いて間違えたその心ごと『自分のせい』って事を愛してほしいんだ」、「そっと認めていく滑稽な見て呉れ」といった歌詞が印象的。分かり合うことの難しさと、だからこそ生まれる歪みの尊さを、独特の感性で表現している。聞けば聞くほど歌詞の深みにハマる1曲。
『シャッターチャンス』
出典: www.youtube.com
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目次 - Contents
- 秋山黄色の概要
- 秋山黄色の活動経歴
- ニコニコ動画とアニメ『けいおん!』に憧れて楽器をスタート
- 「やさぐれカイドー」と「猿上がりシティーポップ」が話題に
- アルバム『From DROPOUT』でメジャーデビュー
- レベルアップする「一鬼一遊TOUR」
- 秋山黄色のプロフィール・人物像
- 秋山黄色のディスコグラフィー
- シングル
- 『アイデンティティ』
- 配信シングル
- 『やさぐれカイドー』
- 『猿上がりシティーポップ』
- 『Drown in Twinkle』
- 『とうこうのはて』
- 『ドロシー』
- 『クソフラペチーノ』
- 『クラッカー・シャドー』
- 『夕暮れに映して』
- 『モノローグ』
- 『サーチライト』
- 『夢の礫』
- 『モノローグ - From THE FIRST TAKE』
- 『猿上がりシティーポップ - From THE FIRST TAKE』
- 『ナイトダンサー』
- 『見て呉れ』
- 『シャッターチャンス』
- 『ソーイングボックス』
- ミニアルバム
- 『Hello my shoes』
- アルバム
- 『From DROPOUT』
- 『FIZZY POP SYNDROME』
- 『ONE MORE SHABON』
- 秋山黄色の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「やさぐれカイドー」
- 「モノローグ」
- 「猿上がりシティーポップ」
- 「ドロシー」
- 「クラッカー・シャドー」
- 「クソフラペチーノ」
- 「夕暮れに映して」
- 「Caffeine」
- 「サーチライト」
- 「夢の礫」
- 「アイデンティティ」
- 「月と太陽だけ」
- 「ナイトダンサー」
- 「見て呉れ」
- 「シャッターチャンス」
- 「ソーイングボックス」
- 秋山黄色の名言・発言
- 「今年来そうって予言してる奴全員ドヤ顔させてやるぞ」
- 「恩を返すべきひとりひとりと来てくれたあなたたちひとりひとりとの関係、大事なのはこれなんだよ!」
- 秋山黄色の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実在しない「秋山黄緑」
- 最初にベースを買ったのは「お年玉でドラムが買えなかったから」
- 『Mステ』出演で鼻をかむ様子が地上波へ